関ジャバ'19 7月度 - connpass https://kanjava.connpass.com/event/134133/ 登壇資料
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最近 JVM のヒープ領域とパラメータ、そしてコンテナの関係について調べてました。 案外まとまった情報が少なかったので簡単にまとめました。 Java のヒープサイズを設定 まずは Java のヒープサイズについて簡単なおさらいです。 本番環境で Java アプリケーションを運用する上で、JVM のヒープサイズを決定するのは非常に大事なポイントです。 ヒープ領域の最大サイズを大きくすればガベージコレクション (GC) の回数は減らすことができますが、 必要以上に大きくしすぎると無駄にリソースを消費したり、OOM killer で OS にプロセスを終了させられます。 JVM が使用できるヒープサイズは、Java API の Runtime.getRuntime().maxMemory() で確認できます。 また java の起動オプションに -XX:+PrintFlagsFinal オプショ
JavaVMを論理分割したマイクロコンテナ上でJavaアプリを実行可能に。オラクルがコンテナ機能を実装したWebLogic Server 12c R2をリリース 1つのJavaVMを、パーティションによって複数の「マイクロコンテナ」に区切り、マイクロコンテナごとに別々のJavaアプリケーションを実行できる機能を備えた、WebLogic Severの新バージョン「WebLogic Server 12c R2」の国内提供を日本オラクルが開始しました。 WebLogic Serverは企業向けのWebアプリケーションサーバで、Java EE 7に完全準拠しています。 コンテナで安全分離、集約率は従来の3倍。Dockerにも対応 マイクロコンテナ内のJavaアプリケーションは管理ツールによってZipでパッケージにし、別のマイクロコンテナへ簡単に移行できるため、開発環境からテスト環境、本番環境へと迅
こんにちは、ミドルウェア開発チームの青木(@a_o_k_i_n_g)です。将来の夢は川口浩探検隊に入ることです。 先日、弊社のアプリケーションサーバーで大量にメモリを消費するという現象に遭遇しました。アクセス頻度の低いサーバーがメモリを大量消費するという謎深いものでした。 発生当初の状況はこんな感じです。 アプリケーションサーバーでは Jetty が稼働 現象が発生した JVM は 5GB 程度のメモリを消費しており、明らかに通常ではない量のメモリを消費している 複数台のサーバーで発生していたが、全てで発生したわけではない。 また、発生したサーバーはいずれもアクセス頻度が少ないサーバーだった。 ヒープ、パーマネント、スタック ひとまず、JVM でトラブルが発生した時は何はともあれヒープダンプとスレッドダンプを見るに限ります。各種情報の取得をインフラ部隊へ依頼し、得られたヒープを解析すると、
こんにちは。ミドルウェア開発チームの青木(@a_o_k_i_n_g)です。将来の夢は藤岡弘の弟子になることです。 Cybozu では多くの Java アプリケーションが稼働しており、トラブルも発生します。僕はトラブル対応をすることが多く、今まで大小様々なトラブルを見てきました。その中で得られた知見を社内ドキュメントとして記していましたが、そちらを手直ししたものを本記事で公開します。Cybozu ではインフラ基盤に Ubuntu を用いているので各種ツールの紹介もすべて Ubuntu を前提にしていることをご承知ください。 すぐやること 各種データはトラブルが発生している状態で運用チームに取得してもらいましょう。鮮度が重要なデータも多いので、常日頃運用チームと手を取り合ってトラブル対応できる組織づくりをしておくべし。 モニタリングツールで該当環境のデータを確認 トラブルの原因は多種多様です。
ども、かっぱです。 はじめに Java アプリケーションを運用する上では避けて通れないであろうヒープ領域の監視についてフワッと考えてみた JVM には幾つか領域があるがヒープ領域に焦点を当てる 参考 http://www.whitemark.co.jp/tec/java/javaHeap.html http://www.whitemark.co.jp/tec/java/javagc.html http://d.hatena.ne.jp/ogin_s57/20120623/1340463194 http://d.hatena.ne.jp/ogin_s57/20120709/1341836704 https://docs.oracle.com/javase/jp/1.5.0/guide/management/agent.html http://chonaso.hatenablog.com/en
WEB+DB PRESS の Vol.82 に、かなり気合いの入った JVM オプションの記事を書いたので、是非読んで頂きたい。 2014/8/23 発売ですので、既に購入頂いてる方も多いと思います。 電子書籍版もありますので物理的な媒体に興味がない方は PDF を買って下さい。 WEB+DB PRESS Vol.82@Gihyo Digital Publishing今回の記事における対象読者について#今回の記事は、ターゲットとして Java に余り時間をコミットしていないけども便利なので JVM 上で動くアプリケーションをウッカリ運用している人をイメージしながら書きました。 例えば、OSS ものだと Hadoop や ZooKeeper、Lucene や Solr、商用製品だと Stash とか JIRA とか confluence とかそういうものですね。 僕の観測範囲だと、PHP や
イベント情報:https://javajo.doorkeeper.jp/events/21337 ハッシュタグ:#javajo 講師:久保田祐史氏、@sugarlife。Java歴6年。2年前からOpenJDK読んでいる。都内のほどほどのスイーツ情報を呟いている。Javaはあまり書かないらしい。(JVMはCだから) 後日公開された資料: JVM のいろはにほ #javajo from Yuji Kubota JVM のいろはにほ #javajo ここ(今回のセミナー)ではJVM=HotSpot VM。OpenJDK/OracleJDK。Oracleから落とせるJavaのこと。java Dukeのように実行するところがJavaVMの出番。Java仮想マシン。Javaバイトコードの実行環境。書いたコードがどこでも動くようにするもの。主な機能として、コードを実行するための機能、メモリの管理(プロ
こんにちは、ミドルウェア開発チームの青木(@a_o_k_i_n_g)です。将来の夢は川口浩探検隊に入ることです。 先日、弊社のアプリケーションサーバーで大量にメモリを消費するという現象に遭遇しました。アクセス頻度の低いサーバーがメモリを大量消費するという謎深いものでした。 発生当初の状況はこんな感じです。 アプリケーションサーバーでは Jetty が稼働 現象が発生した JVM は 5GB 程度のメモリを消費しており、明らかに通常ではない量のメモリを消費している 複数台のサーバーで発生していたが、全てで発生したわけではない。 また、発生したサーバーはいずれもアクセス頻度が少ないサーバーだった。 ヒープ、パーマネント、スタック ひとまず、JVM でトラブルが発生した時は何はともあれヒープダンプとスレッドダンプを見るに限ります。各種情報の取得をインフラ部隊へ依頼し、得られたヒープを解析すると、
あなたとスレッドダンプ - スレッドダンプ入門 - この国では犬が が非常にわかりやすく、自分でブログエントリを書く必要はないが、Oracle Database や Linux の性能分析に携わる者の観点から Java のスレッドダンプについて整理してみた。具体的なスレッドダンプの分析方法はサポートエンジニアが語るWebLogic Serverトラブルシュートのノウハウがとてもわかりやすい。 WebLogic のスレッドダンプの見方については id:yamadamn さんの スレッドダンプから見るWebLogic Serverの世界 #javaee - yamadamnのはてな日記 がわかりやすい。 スレッドダンプとは Javaのスレッドのスナップショット。 取得した瞬間のJava仮想マシン(JVM)内に存在するスレッド(ID、名前、状態、タイプなど)とコールスタックを見ることができる。
避けるべき状況ですが、残念なことにこのようなことは珍しくありません。解析に必要な情報を漏らさず取得するためには、サービス開始前に入念な準備が必要ですが、現実にはそこまで時間をかけられない場合もあり、往々にして準備不足となる場合があるからです。 こういった不幸な状況を防ぐ手段の1つとして、本稿では「HeapStats」というツールを利用した障害解析方法を紹介します。 HeapStatsとは 「HeapStats」は、NTT OSSセンタが開発を行い2013年にOSS(オープンソースソフトウェア)として公開したJavaVM障害解析支援ツールです。 Javaアプリケーションにおけるメモリ不足(OutOfMemoryError)やデッドロックといった障害を素早く解決することを目的として開発されました。特に、Javaヒープメモリ内の状態など、従来は高い負荷をかけて取得する必要があった情報を、低オーバ
PPLサマースクール2016「商用Java処理系の研究開発」のパート2です. http://ppl.jssst.or.jp/index.php?ss2016 Java言語処理系の実装について詳説する.まずJava仮想マシンの概要について述べ,その主要な構成要素として,クラス管理とインタープリタ,ヒープ管理とガベージコレクション,スレッド管理と同期機構,JITコンパイラとの連携,などについて説明する.性能改善のために行った各種手法についても触れる. 他のパート 1 Javaの登場と発展 http://www.slideshare.net/Tamiya_Onodera/java-66081108 2 Java仮想マシンの実装技術 http://www.slideshare.net/KiyokuniKawachiya/java-66003903 3 Java Just-In-Timeコンパイラの
JVM Operation Casual Talks #1でLTとパネルディスカッションしてきました(togetterまとめ)。 運用に効く!JVMオプション三選 from Kazuhiro Oinuma この日登壇した人でJVM好きな人っていたんだろうか?っていうぐらいLL寄りな人が多かった印象だった。パネルディスカッションというものは初めてだったんだけど(*1)、人の目の前でJVMをDISれてよかったなぁと思う。はてなさんの新しいサービスはScalaでできているらしくてそれがすごいビックリした。(LLで頑張る会社だと思ってたので) パネルディスカッション中に「JVMのプロセスはカジュアルに再起動するものじゃない」という意見が出て、理想はそうなんだろうけど現実はFullGCしたりするしじゃじゃ馬なんだよなぁと思ったりした。結局JVMの上に乗るものは人間が作るものでバグがあったり不完全だっ
Javaトラブルでは『情報がなくて、再現もなかなかしません』といった状況に陥ることがある。このような状況を回避するために、以下の3つの代表的なトラブルを例に、アプリケーションサーバを再起動する前に何を取得すれば良いのかをまとめてみる。 アプリケーションから応答がない アプリケーションが遅い ヒープメモリが足りない(OutOfMemoryErrorの発生) アプリケーションから応答がない 取得する情報 スレッドダンプ データ取得方法 スレッドダンプとは、コマンド実行時点でのJavaスレッド実行状態を出力したものである。応答がない場合、何らかの要因によりどこかで処理が止まっていることが想定される。スレッドダンプは『どこで止まっているのか?』を切り分けるのに大切な情報である。 取得方法はJDKのバージョンによって色々ある。 kill -3 <pid> (少なくとも1.4.2にはある〜JDK7でも
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