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PHPと徳丸浩に関するyogasaのブックマーク (7)

  • ブラインドSQLインジェクションのスクリプトをPHPで書いたよ #phpadvent2012

    この記事はPHP Advent Calendar 2012の20日目です。昨日はTakayuki Miwaさんの「ComposerとHerokuではじめる!PHPクラウド生活」でした。 以前、「『よくわかるPHPの教科書』のSQLインジェクション脆弱性」というタイトルで、同書のSQLインジェクション脆弱性について説明しましたが、SQLインジェクション脆弱性のあるSQL文がDELETE FROMだったので、先のエントリでは、脆弱性の悪用方法としてはデータ(ミニブログの記事)の削除を説明しました。簡単に「全ての記事を削除できる」ので重大な脆弱性ではありますが、個人情報などが漏洩する例ではありませんでした。 このエントリでは、ブラインドSQLインジェクションという技法により、DELETE FROM文の脆弱性から、個人情報を得る手法を説明します。 脆弱性のおさらい ここで、脆弱性のおさらいをしまし

    ブラインドSQLインジェクションのスクリプトをPHPで書いたよ #phpadvent2012
  • 書式文字列によるSQLインジェクション攻撃例

    以下のようなコードがあり、nameは画面入力なのでSQLインジェクションが起こるのでは? と作成者に確認したところ、"%s"してあるから大丈夫との返事をもらいました。 ネット調べるとmysql_real_escape_stringでエスケープしてから"%s"で変換すれば大丈夫といった内容は見つけたのですが、mysql_real_escape_stringなど不要との返事をもらいました。 なぜ?と聞くとそういうものだとしか回答がありません。 ひどいですね。これは質問者が正しく、sprintfの%sで受けただけでは、SQLインジェクション脆弱性となります。 しかし、どうしてこのような間違った知識が出てきたのかと考えるに、数値を%dで受ける場合と混乱したのではないかと憶測しました。数値の場合、書式%dで受けていれば、仮に攻撃コードが入力されたとしても、%dで整数に強制変換されるので、SQLインジ

    書式文字列によるSQLインジェクション攻撃例
  • セキュリティ情報:PHP5.4.8、PHP5.3.18以前にhashdos脆弱性

    チェック用スクリプト hashdosの状態を確認するためのスクリプトを作成してみましたので、Webサイトのチェックにご活用下さい。 このスクリプトを任意のファイル名(PHPスクリプトとして実行できる拡張子)でチェック対象Webサーバーに保存して下さい。Webブラウザを用いて、このスクリプトを実行すると、結果が表示されます。JavaScriptを有効にして下さい。チェック終了後はスクリプトを削除して下さい。 <?php if (@$_GET['mode'] === 'check') { header('Content-Type: text/plain'); echo (int)count($_POST); exit; } $max_input_vars = ini_get('max_input_vars'); $postnumber = (int)$max_input_vars + 10;

    セキュリティ情報:PHP5.4.8、PHP5.3.18以前にhashdos脆弱性
  • PHP5.4のhtmlspecialcharsに非互換問題

    第3引数を指定していない場合の影響前述のように、htmlspecialchars関数の第3引数を指定していない場合、PHP5.3までは、文字エンコーディングがISO-8859-1が指定されたとみなされます。この場合、入力内容にかかわらず不正な文字エンコーディングと判定されることはありません。したがって、文字エンコーディングのチェックが働かない代わりに、エラーになることもありませんでした。 これに対して、PHP5.4の仕様により文字エンコーディングがUTF-8とみなされた場合に、Shift_JISやEUC-JPの2バイト文字が入力されると、高い確率で「UTF-8として不正」というエラーになり、htmlspecialchars関数の出力は空になります。つまり、プログラムが正常に動作しません。 htmlspecialchars関数の第3引数を指定しておらず、内部文字エンコーディングがShift_

  • PHP5.3.7のcrypt関数のバグはこうして生まれた

    昨日のブログエントリ「PHP5.3.7のcrypt関数に致命的な脆弱性(Bug #55439)」にて、crypt関数の重大な脆弱性について報告しました。脆弱性の出方が近年まれに見るほどのものだったので、twitterやブクマなどを見ても、「どうしてこうなった」という疑問を多数目にしました。 そこで、このエントリでは、この脆弱性がどのように混入したのかを追ってみたいと思います。 PHPのレポジトリのログや公開されているソースの状況から、PHP5.3.7RC4までこのバグはなく、PHP5.3.7RC5でこのバグが混入した模様です。RC5はPHP5.3.7最後のRelease Candidateですから、まさに正式リリースの直前でバグが入ったことになります。 バグの入る直前のソースは、ここの関数php_md5_crypt_rから参照することができます。以下に、おおまかな流れを図示します。まずはバ

    PHP5.3.7のcrypt関数のバグはこうして生まれた
  • PHP5.3.7のcrypt関数に致命的な脆弱性(Bug #55439)

    PHP5.3.7のcrypt関数には致命的な脆弱性があります。最悪のケースでは、任意のパスワードでログインできてしまうという事態が発生します。該当する利用者は、至急、後述する回避策を実施することを推奨します。 概要 PHPのcrypt関数は、ソルト付きハッシュ値を簡単に求めることができます(公式リファレンス)。crypt関数のハッシュアルゴリズムとしてMD5を指定した場合、ソルトのみが出力され、ハッシュ値が空になります。これは、crypt関数の結果がソルトのみに依存し、パスワードには影響されないことを意味し、crypt関数を認証に用いている場合、任意のパスワードでログインに成功する可能性があります。 影響を受けるアプリケーション crypt関数を用い、ハッシュアルゴリズムとしてMD5を指定しているアプリケーション。 環境にも依存しますが、デフォルトがMD5の場合もあります。筆者のテスト環境

  • 書籍「はじめてのPHPプログラミング基本編5.3対応」にSQLインジェクション脆弱性 - 徳丸浩の日記(2008-10-29)

    id:hasegawayosuke氏にそそのかされるような格好で、「はじめてのPHPプログラミング基編5.3対応」という書籍を購入した。 書は、ウノウ株式会社の下岡秀幸氏、中村悟氏の共著なので、現役バリバリのPHP開発者が執筆しているということ、下記のようにセキュリティのことも少しは記述されているらしいという期待から購入したものだ。 目次から抜粋引用 07-07 Webアプリケーションのセキュリティ [セキュリティ] 08-04 データベースのセキュリティ [SQLインジェクション] 09-13 セキュリティ対策 [セキュリティ] 書をざっと眺めた印象は、「ゆるいなぁ」というものであるが、その「ゆるさ」のゆえんはおいおい報告するとして、その経過で致命的な脆弱性を発見したので報告する。 問題の報告 それは、書P280に登場する「SQLインジェクション対策用の関数(dbescape)」

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