ウェブ標準化という大きな流れの中で、「HTML5」というキーワードはバズワード化するほどに浸透してきた。しかし、その仕様自体はまだ策定中であるため、ブラウザベンダーの思惑でHTML5の実装が進んでいるのが現状だ。各ブラウザベンダーが今後どう足並みをそろえていくつもりなのかが気になるところだ。 11月2日にヤフーと技術評論社が開催した「ブラウザカンファレンス2010」では、Mozilla Japan、Opera Software、マイクロソフト、グーグルの各担当者たちが語る「ブラウザベンダーーに聞くHTML5対応の本音と未来」と題したパネルディスカッションが開かれた。参加者はピクセルグリッドの外村和仁氏、Mozilla Japanの加藤誠氏、Opera SoftwareのDaniel Davis氏、マイクロソフトの春日井良隆氏、グーグルの北村英志氏、ヤフーの継岩直充氏。モデレーターは「WEB
デザイナは要注目! 明日から語れるHTML5&CSS3:一撃デザインの種明かし(13)(1/4 ページ) ※本稿では特に断りがない場合、Firefox、Google Chrome、Opera、Safariは2010年7月時点の最新バージョン、IEはInternet Explorer 6/7/8の総称です。 いま世界で一番熱い「HTML5」「CSS3」とは? 最近、「HTML5」「CSS3」といった言葉をよく耳にしませんか? これらはWebの表現をもっと豊かにするために策定中の言語です。いままでのHTML 4.01やXHTMLでは実現できなかったことができるようになったり、CSS3はCSS 2.1よりさらにグラフィカルな部分まで表現できるようになりました。 FirefoxやOpera、Safari、ChromeといったHTML5+CSS3に対応するWebブラウザが増えてきたことで、HTML5
最近よく目にする「HTML5」という言葉。JavaScriptのAPIやCSS3、SVGなどを含め、急速な広がりを見せつつある「HTML5」の基礎を学べる入門連載です。「HTML5を使うと、何ができるのか」「それを実現するには、どのようなプログラムを書いたらいいのか」をお届けします 5からHTMLの“文法”が変わるって知ってた? 連載第1回の「Webの3つの問題を解決する「HTML5」とは何なのか」では、HTML5という技術革新の意義、そして本連載の大まかな流れについてお話ししました。連載第2回である今回は、HTML5のマークアップを行うための基礎知識についてお話しします。 HTML5では、その文法が大きく変化しました。「HTMLが、どれほど普及しているか」「根底となる“文法”が変わってしまったら、どれほどの影響があるか」に想像が及ぶ方であれば、非常な驚きと不安を抱かれるかもしれません。
Webを記述する言語の標準の現状 昨年度であれば、HTMLを記述する授業では自信をもって以下の基準を推薦していました。 HTML (文書の構造を記述する言語) – XHTML 1.0 もしくは XHTML 1.1 CSS (文書の体裁・デザインを指定する言語) – CSS 2 しかしながら、ここ数年で、とくに去年あたりから状況は大きく変動しつつあります。現状の変化を理解するには、ここに至るまでの歴史的な経緯について簡単に理解する必要があります。ここまでの経緯を整理した上で、将来の展望を探りたいと思います。その上で、この授業ではどのような基準にのっとって「正しい」ということを定義するのか決めていきたいと考えます。 HTML (Webサイトの記述言語) の標準化巡る闘争の歴史 AppleInsider: なぜ Apple は HTML 5 に賭けているのか: ウェブの歴史 [Page 2] よ
Tech Drive-in - Technology, Linux, Ubuntu FTW 主要ブラウザの対応が進んでいることもあり、HTML5の技術を活用したデモンストレーションサイトが増えている。現在主流の技術と互換性が高いことから、すでにHTML5を採用すべきという意見もある。ブラウザの更新頻度は早まる傾向にあり、HTML5/CSS3の対応は日進月歩で進んでいくことになるとみられる。 HTML5やCSS3のデモンストレーションサイトやテクニック紹介ブログはこれまで何度も取り上げてきた。15 HTML5 Demos Showcasing Prowess of HTML5 Over Adobe Flash - Tech Drive-inにおいて、HTML5デモンストレーションサイトがまとめられており参考になる。中にはこれまでマイコミジャーナルで取り上げたサイトも含められている。紹介されて
ゲームを作成して共有するサイト - RmakeのゲームエンジンはFlashで作られているのですが、将来的なことを考えてHTML5 + JavaScriptで動作するエンジンを作ってみることにしました。スマートフォンやスレートPC(タブレット)などで動作することを踏まえて、まずはパフォーマンスをそれほど要求しないノベルゲームを移植してみました。 現在は一つしかありませんが、HTML5で動作するテストゲームは以下に配置してあります。 RmakeのHTML5テストサイト サンプルゲームは以下です。 ゲーム「Rmake基本スクリプト講座(1)」 - HTML5 テスト - Rmake 現在の状況 一部の機能しか実装していない WindowsのChrome/Safari/Firefoxで動作確認済み*1 十分にチューニングしていないので動作が重い iPadでの動作状況 動作はするが、とにかく重い マ
Updated 2010.07.29 / Published 2010.07.29 これからHTML5を使いはじめようという方に向けたHTML5のおさらいです。HTML5の記述方法にはじまり、導入にあたって間違いやすいところや勘違いしがちなところをまとめてあります。 hgroup, header, footer要素の説明を含めた続きもあります(続HTML5についてのおさらい)。 HTML5の記述方法 まず最初に、必ずDOCTYPE宣言を行います。HTML5には公式のDTDがないので、すごくシンプルになっています。 <!DOCTYPE html> 続いて、html要素にドキュメントの言語を宣言します。 <html lang="ja"> そして順番にhead要素ときて、文字エンコーディングの指定ですが、charset属性が新たに利用できるようになりました。 <meta charset="UTF
米Appleが、HTML5、CSS3、JavaScriptなどWeb標準技術で構築されたWebサイトのリッチな表現力や機能を紹介するショーケースページ「HTML5 Showcase」を公開した。Safariブラウザを使って、以下の7つのデモを体験できる。 ビデオ:videoタグを使ってWebページに組み込まれた動画プレイヤー。再生/一時停止、画面サイズの変更が可能。再生画面全体を傾けて奥行きを出す機能も備える。 タイポグラフィ:CSSとSVGを用いたベクターベースのフォントの装飾。書体・サイズ・色の変更のほか、行間・字間・透明度の調節、回転や影のオン/オフなどが可能。 ギャラリー:CSSトランジションと3Dトランスフォームを用いた写真ギャラリー機能。写真が流れるストリップを2D/3D、縦方向/横方向に切り替えられ、またグリッド表示も可能。 トランジション:CSS 2Dおよび3Dトランスフォ
HTML5動画のフォーマット問題、解決まだ遠く? Googleが新しい動画コーデック「WebM」を発表し、主要ブラウザメーカーの大半が支持を表明した。だがAppleが足並みをそろえない可能性があり、HTML5の動画フォーマット問題は解決されないかもしれない。 HTML5の動画再生機能をめぐっては、ブラウザによって対応する動画フォーマットが異なるという問題が起きている。例えばSafariはH.264にしか対応しておらず、FirefoxはオープンソースのOgg/Theoraのみサポートしている。このためブラウザによっては再生できない動画があり、ユーザーの不利益になると指摘されていた。 GoogleがVP8コーデックをBSDライセンスの下でオープンソース化し、同技術を基盤とするWebMを発表したことで、この問題は解決に向かうかに見えた。Googleのほか、Firefoxを提供するMozilla、
2010/05/12 「グーグルのエンジニアがSafariのためにコードを書くこともあるんですよ。WebKitコミュニティの中では、そのほうが物事の進みが速いという不文律のようなものがあるんです」 こう語るのは、グーグルでChrome開発に携わるソフトウェア・エンジニアの鵜飼文敏氏だ。鵜飼氏はChromeに機能を追加するために、WebKitコミュニティでWebSocketの設計、実装なども行なっている。 WebKitは不思議なプロジェクトだ。よく知られているように、Google ChromeとApple Safari(およびiPhoneやiPadに搭載されるそのモバイル版のMobile Safari)は、オープンソースベースで開発が進む「WebKit」というコードベースを共有している。ここにさらに、WebKitを統合したGUI開発フレームワーク「Qt」を抱えるノキアや、搭載ブラウザをWeb
HTML5/JavaScriptの遊べるゲームライブラリ「Akihabara」、iPhone/Androidにも対応 「Akihabara」と名付けられたWebサイトで、HTML5のCanvasタグとJavaScriptを用いて開発されたゲーム用ライブラリと、それによって開発されたゲームが公開されています。特にゲームは昔のアーケードゲームを再現したようなものばかりで楽しめます。 開発したのはKesieVと名乗る人物。主に以下のようなライブラリから構成されています。 Gamebox 同時に動く複数のオブジェクトグループを扱うライブライリ。キーボード、ダブルバッファリングなども扱う。現時点で音声には未対応。 Gamecycle オープニング、メニュー、ステージ間のクロスフェードなどのサイクル機能を提供。 Toys シューティングゲームやロールプレイングゲームでよく使う、画面のエフェクトやヘッド
The HTML5 test ? how well does your browser support HTML5? ブラウザがどの程度HTML5をサポートしているかどうか表示するサイトThe HTML5 testがローンチしている。ブラウザでアクセスするとDOCTYPE、Canvas、ビデオ、オーディオ、位置情報、ストレージ、オフライン機能、Web Worker、セクション、コンテンツグルーピング、セマンティック要素、フォーム、ユーザインタラクションについて対応状況をチェック。対応数が表示される仕組みになっている。次に、開発版も含め主要ブラウザの閲覧結果を掲載しておく。 The HTML5 test ブラウザスコアグラフ ブラウザ The HTML5 testスコア Chrome5 137 Opera 10.52-6306 107 Opera 10.51 102 Firefox 3.7
HTML5が拓く新しいWeb(6. アドビ編) Adobe AIR/FlashはHTML5と連携し モバイルにも進出 新野淳一 Publickey 2010/4/12 最近HTML5やiPhoneと対立する論調が多いFlash。WebKit搭載のAIR 2やモバイル対応、Dreamweaverの今後も含めアドビに聞いた 「Flashはいらなくなるのか」アドビに聞いてみた HTML5は、Videoタグによるビデオ/動画再生、Audioタグによる音声再生、Canvasタグによる自由な描画などさまざまな機能を備えようとしています。こうした機能を実現するHTML5が普及することで、いままでビデオ再生やアニメーション表示などの機能を実現してきたFlashは「いらなくなるのではないか?」といった声が聞かれるようになりました。 多くの人がこう考えようとしている中で、アドビ システムズ(以下、アドビ)がH
HTML5が拓く新しいWeb(5. W3C編) HTML5に関わらないと 日本企業は世界から遅れる 新野淳一 Publickey 2010/4/6 HTML5について日本語で議論する「HTML5 JAIG」メンバーに、そもそもHTML5の仕様はどのように決められているのかを聞いた 日本語でHTML5についての議論を行うW3Cのグループ HTML5の仕様は現在、W3C(World Wide Web Consortium)のHTML Working Group(以下、HTML WG)を中心に策定が進められています。HTML WGのHTML5に関する議論は、メーリングリストに入ることで誰でも参加可能ですが、英語でのコミュニケーションであり、また仕様策定に関する内容が中心であることなどから、日本人で参加している人はそれほど多くありません。 そこで、日本語でHTML5についての議論を行うことを目的に
スライダーで視点を変えられる360度動画。画像クリックでサンプルページを表示します(Safari 4、Opera 10.50でのみ表示可能) Flash Playerなどのプラグインがなくても、ブラウザー上で動画を再生できるHTML5 video。前回の記事では、HTML5 videoで動画を表示・再生する方法を解説しました。今回は、360度動画が撮影できるカメラ「bloggie(ブロギー)」で撮ったパノラマ動画を素材に、スライダー操作で視点を切り替えられるパノラマ動画サイトを完成させましょう。 HTML5 videoをJavaScriptで制御する ブロギーで撮った360度動画は、以下のような横長の1枚の動画になっています。 パノラマ動画サイトのサンプルは、360度ぐるりと見渡せる動画にするため、この横長の動画を2つ、水平に並べます(同じ内容のvideo要素を2つ用意する)。2つのvid
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く