米Cylanceは2017年7月10日、米Googleの子会社が提供する無料のオンラインウイルス対策サービス「VirusTotal」に、同社のウイルス対策エンジン「CylancePROTECT」を対応させたと発表した。VirusTotalは、セキュリティ関連の企業やコミュニティなどから提供されたスキャンツールやセキュリティソフトを使い、利用者が指定するファイルやURLが安全かどうかをチェックするサービス。 ウイルス対策ソフトは通常、検体のシグネチャーをブラックリストと照合してマルウエアを判定するが、CylancePROTECTは、機械学習により対象ファイルの特徴を評価してマルウエアかどうかを判定するという。 都内で開催された記者説明会では、未知のマルウエアやゼロデイ攻撃にも対応できることも説明した。一般的なウイルス対策ソフトは、マルウエアが発見されてから、そのプログラムのコードからシグネチ