昨年末から急速に進んでいる円安。東京商工リサーチの調査によると、主な東証一部、東証二部のメーカーの想定為替レートは対ドルでは85円、対ユーロでは115円が多数派であることが分かった。 安倍政権が大胆な金融緩和を含むアベノミクスを表明したことなどから、大きく円安方向に動いている。為替レートに業績が大きく左右されるメーカーは、どの水準を想定して企業活動を行っているのだろうか。 東京商工リサーチの調査によると、主な東証一部、東証二部のメーカー※の対ドル想定為替レートを調べたところ、最も多かったのは「1ドル=85円」で40.9%。以下、「90円」が19.7%、「88円」が13.6%、「87円」が6.1%で続いた。 ※東証一部、二部に上場する主な電気機器、自動車関連、機械、精密機械メーカー(3月本決算企業)のうち、2013年3月期決算の業績見通しで2013年1月以降の第4四半期想定為替レートが判明し
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