5日の参院平和安全法制特別委員会では、中国が保有する戦闘機やミサイルの脅威が改めて浮き彫りになった。質問に立った自民党の北村経夫参院議員は「中国の軍事技術の向上は著しい」と述べ、中国の装備の近代化や軍拡に警鐘を鳴らした。 質疑で政府側は、中国が「Su30」など航空戦力の主力となる第4世代戦闘機を計731機保有する一方、「F15」など自衛隊が保有する第4世代戦闘機は計293機にとどまることを指摘した。 自衛隊機に在日米空軍と米海軍第7艦隊に所属する同種の戦闘機を加えても計約480機にすぎず、中国との差は歴然。北村氏は「実際の戦闘ではパイロットの練度やレーダーの性能などの要素があるが、数は質を補う」と危機感を示した。 中国はまた、核弾頭の搭載が可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)を50~60基、中距離弾道ミサイルを80~120基を保有。射程距離1500キロ以上の巡航ミサイルも200~500基保
好業績が相次ぐ自動車大手の中でも、「スバル」ブランドの富士重工業が絶好調だ。主力の北米では需要に生産が追いつかず、現地ディーラーからクレームが入るほど。かといって、生産能力の大幅増強に踏み込む気配はない。「1台足りないくらいがちょうどいい」(吉永泰之社長)という富士重の戦略をひもといてみると…。 「ヘルメットを持ってきた方がいい。きっとボカスカたたかれるから」 今年5月に北米のディーラー大会に参加する前、吉永氏は現地の担当者から冗談交じりに忠告を受けたという。北米では昨年発売したスポーツ用多目的車「アウトバック」や「レガシィ」が人気で、日本からの輸出を含めても受注に供給が追いつかない状態が続いているためだ。 足りなすぎて従業員の車を展示… 現地では販売店に展示した実車を購入するケースが中心だが、あまりの受注増で展示される前に顧客に納車しているため、販売店に並べる車両がない状態だ。苦肉の策と
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