【記者:Thor Fanndal】 小さい島国のアイスランドが、新型コロナウイルスで大打撃を受けていると考えても無理はない。データによると、アイスランドでは人口36万5000人のうち感染者数は約1300人と、人口当たりの感染者が世界で最も多い。 しかし、暖かい春の日差しに誘われて外に出ると、イタリアやスペインのように通りが静まり返っていたり、店が閉まっていたりする様子はない。カフェやパブ、店は穏やかに営業を続け、学校は休校せず、移動制限もない。観光客ですら、歓迎されている。 感染者数の多さには、世界で最も積極的に新型ウイルス検査を行っているという背景がある。人口比率で見ると、アイスランドは新型ウイルス対応の手本を示した韓国の5倍、そして英国の30倍の検査をこなしている。 最新のデータによると、2万2195人が検査を受けている。これは全人口の6%にあたる。このうち1364人が陽性、4人が死亡
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