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ブックマーク / alohakun.blog7.fc2.com (9)

  • フレームワークと中身 - ホワット・ア・ワンダフル・ワールド

    現代数学はZFC公理的集合論の中で展開可能と言われている。 そのためZFCは数学の基礎と言われていた時代もあった。 (現代集合論は、もはやそれ自体が研究対象である。) ZFCの上での議論を厳密に展開するためには、1階述語論理 というフレームワークが使用されることが多い。自然言語による 推論よりも深い議論を行うためにはZFCの公理を形式的な言葉 に翻訳する必要があるためである。 ここで、ならば数学の真の基礎は1階述語論理なのではないか? ZFCも1 階述語論理の理論の一つにすぎないのだから、という 疑問が生まれるかもしれない。これはある意味では真だが ある意味ではナンセンスである。なぜならば我々が真に興味がある のは、ZFC そのものの抽象的な性質であり、1階の論理は あくまでも便利な議論の場を提供するだけなのである。 プログラミングの言葉で言えば、1階述語論理は確かに重要だが あくまでも実

    yojik
    yojik 2009/09/03
    > "もちろん基礎は重要なのだが、応用も またそれ自体が豊かな世界を基礎の上に構成しており、基礎とは 独立してそれらの理論を学ぶこともまた重要なのである。"
  • ホワット・ア・ワンダフル・ワールド アルゴリズミックデバッギング

    研究グループの内輪の研究会がありまして,ET プログラムの自動デバッギングの話が面白かったです. (人間が頭で考えて,直接ルール (プログラム) を手書きした場合用.また,原理的に,形式的仕様記述から自動生成されたプログラムは,仕様に対しては 100 % バグが無いわけですが,それとは別のレイヤーとして,生成されたプログラムが「人間の直感的意図 (ここはインフォーマル)」と異なる挙動を示した時には,仕様のデバッグが必要になってくるので,さらに高度な研究が必要になってくる) その研究自体の詳細は (私の研究ではないので) 書けないのですが.既存研究との比較として挙げられていた,サーベイペーパーが,これまた興味深かったです. Josep Silva, "A Comparative Study of Algorithmic Debugging Strategies", 2007 論理プログラムや

    yojik
    yojik 2008/03/23
  • ホワット・ア・ワンダフル・ワールド 2 つの原理と文化

    最近のいまさら過ぎる Y コンビネータネタとかが 100 近いブクマを集めている様子とかには,正直辟易していたのですが. (あんたらもしかして,ポール・グレアムの VC (http://ycombinator.com/) の名前の由来とかを,今まで知らなかったの ? とか.Web 2.0 プログラマ (?) 向けの VC のような気がするのに… これで,VC の面接の質問の一番最初が 「我々の名前の意味を知ってますか ?」 とかだったら皮肉過ぎる w まぁ,MIT とかスタンフォードとかの計算機科学部を出てれば 100 % 知ってるだろうし,そういう人たち対象なのでしょうが) 2005 年とかにも話題になって,sumii さんとかが同じようにネタにしてたんですよね.Y コンビネータとか,基礎的な計算機科学の概念を勉強する最大の価値は,何度も定期的に繰り返されるブームに踊らされないで済むとい

    yojik
    yojik 2008/01/31
    そういえばSmalltalkのWebフレームワークは文字列ベースのテンプレートエンジンは採用されず、意地でもSmalltalkコードでHTMLを構築させるものが多い。
  • ホワット・ア・ワンダフル・ワールド スタックマシンとレジスタマシン

    なんで現代の主流な VM (JVM/CLR) は,ともにスタックマシンモデルなんだろう… ? という疑問が生まれました. あと,ボスから出た,Java に特化している JVM 上で,果たして効率の良い実装はできるのだろうか ? という質問にも,明確に答えることができなくて,あたふたしてしまったので,ちょっと調べてみました. 高速かつ移植性の高い Java Virtual Machine の設計と実装 などによると,どうやらスタックマシンには, (1) 移植性の確保が容易 そもそも,多くの CPU アーキテクチャはレジスタマシンであるため,「なぜ JVM はスタックアーキテクチャなのか ?」という疑問が生まれることとなる. 一見スタックアーキテクチャは,レジスタアーキテクチャとは実行モデルが根的に異なるため,効率的な実装が難しく,JIT などの実装も面倒になりそうなイメージがある. # ス

  • ホワット・ア・ワンダフル・ワールド 言語モデル LMNtal

    (PDF) 読んでみたら,なかなか面白かったです.LMNtal は,プログラミング言語としての部分では,ET と共通する目標を追いかけている言語だと思います.逐次から並行までの,超スケーラビリティモデルとか,計算の階層化とか,なるべく多くのパラダイムを,簡潔なモデルでカバーする,とか. ただ,ET は,プログラム部分だけではなく,仕様からのプログラム合成までを念頭に置いたパラダイムなので,モデルのカバーする範囲が違うと思います. ET のマルチヘッドルールの効果的な使い方がいまいち思いつけないでいたのですが,LMNtal はとても参考になりそうです. LMNtal は,多重集合書き換えに基づく計算モデルを参考にした言語です.多重集合 (multiset) というのは,通常の集合と同様に,要素の順序には意味がないのですが,重複度には意味がある,という集合のことです.つまり, (A), (A)

    yojik
    yojik 2007/12/14
  • ホワット・ア・ワンダフル・ワールド 2ch コピペブログ始めました

    Author:あろは (alohakun) WAKATSUKI toshihiro 連絡先 : alohakun ___at___ gmail.com mixi : http://mixi.jp/show_friend.pl?id=182927 twitter : http://twitter.com/alohakun abstract プログラミングという人間の知的行為を体系化し,単なる職人芸ではなく,サイエンスにするための研究をしています. 具体的には,等価変換計算モデルに基づいた,仕様記述からのプログラム合成の研究をしています. もっと噛み砕くと,プログラムの正しさをどのように定式化し,どのような枠組みで,どのように変換を進めていけば,正しさを保証したまま,効率的なプログラムを手に入れることができるのか,ということについて研究しています. キーワード : equivalent tra

  • ホワット・ア・ワンダフル・ワールド Virtual Machine Builder

    Author:あろは (alohakun) WAKATSUKI toshihiro 連絡先 : alohakun ___at___ gmail.com mixi : http://mixi.jp/show_friend.pl?id=182927 twitter : http://twitter.com/alohakun abstract プログラミングという人間の知的行為を体系化し,単なる職人芸ではなく,サイエンスにするための研究をしています. 具体的には,等価変換計算モデルに基づいた,仕様記述からのプログラム合成の研究をしています. もっと噛み砕くと,プログラムの正しさをどのように定式化し,どのような枠組みで,どのように変換を進めていけば,正しさを保証したまま,効率的なプログラムを手に入れることができるのか,ということについて研究しています. キーワード : equivalent tra

    yojik
    yojik 2007/07/09
  • ホワット・ア・ワンダフル・ワールド 閉塞社会を超えていかなくちゃ

    今の優秀な若い人たち (といっても,ほとんどが身近な同期の連中で,サンプル数はとても少ないのだけど) の話を聞いていると,みんな驚くほど似通ったライププラン・キャリアパスを考えていることに驚く. # ちなみに,僕は今の所,両親祖母 (祖父は既に他界) も元気で,結婚を考えているような恋人もいない.ドクタ進学を考えており,まだまだ就職する気も無い.というわけで,23 歳にして未だぷらぷらモラトリアムの中で.少々普通の人 (?) とは異端のルートを生きている人間といえる. # 以下は,そんな人間から見たとりとめのない感想である. そんなこんなで就職活動の経験が無いので詳細はよくわからないのだけど,現在の学生は,非常に情報に恵まれているらしい.たくさんの企業の給料の上昇率や福利厚生待遇のまとめサイトや2 ch の専用スレッドは枚挙にいとまない.みな非常によく勉強していて,驚くほど知識が豊富だ.

    yojik
    yojik 2007/06/12
    中二病でもいいじゃないか!
  • ホワット・ア・ワンダフル・ワールド onLisp

    アンチ amazon の訳者に敬意を表して ;-) onLisp まぁ,翻訳の堅実さ,Common Lisp の雄大さを象徴するような表紙,内容の素晴らしさなどは,他の人や中村正三郎さんあたりに書かれ (る | ている) だろうから,僕はちょっと違った観点から話を進めていく. (なので,この文章を購入するかしないかの判断材料にするのはおすすめできない) 一つ注意すべきなのは,このは,14 年 も前に書かれたの翻訳である,という点である.なので,今日の視点から考えると,いささか言い過ぎの感も感じられる.この 14 年間,他の言語も寝ていたわけでは無く,確実に進歩と成熟を遂げてきているため,他の言語でも十分可能か,より上手くできるような問題領域は年々増え続けていると思われる. # 逆に考えると,14 年も経つのに,Common Lisp の世界に限れば,全く内容が古びていないというのは驚異

    yojik
    yojik 2007/04/10
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