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ブックマーク / jp.ign.com (18)

  • 『マーベルズ』レビュー ヴィランの造形は弱いが、メインキャストの魅力と笑いがはじける快作

    コミックブックはあらゆる意味で芸術と呼べるものだが、なかでも――とりわけスーパーヒーローのコミックにおいて――芸術として最も過小評価されているのは、それが悲劇の最中でも読者を大笑いさせることができるという側面かもしれない。もちろん、世の中には悲しいコミックもあれば深刻で憂なコミックもあって、コミックを原作とした映画についても同じことが言える。しかし、もしもあなたが、私が最初に述べたようなコミックの一側面を愛する人であるならば、『マーベルズ』を見てきっと素晴らしい時間が過ごせるのではないかと思う。 監督を務めるニア・ダコスタは『マーベルズ』がMCUデビュー作となるが、作はエンドクレジットの後もニヤニヤが止まらないような映画に仕上がっている。メインキャラクターとなる3人の女性たちに期待するハートとスピリット、活力がすべて詰まった作品となっているのだ。キャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)

    『マーベルズ』レビュー ヴィランの造形は弱いが、メインキャストの魅力と笑いがはじける快作
    yojik
    yojik 2023/11/13
    それはそうなのよ。。「スクラル人が何らかの救いを得る方向へ行くのかもしれない。というのは、この種族がひどい目に遭うのを見るのもさすがにつらくなってきた」
  • 「ティアーズ オブ ザ キングダム」のキーアイテム「秘石」とは一体何だったのか?一貫性のない「力」に関する設定を改めて検証する

    『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』のストーリーは、「秘石」というキーアイテムによって動かされている。ガノンドロフがハイラルを脅かす魔王として君臨したのも、ゼルダがリンクにマスターソードを届けることができたのも、秘石があったからだ。 秘石は、作の美しいシーンを演出するのに一役買った一方で、作のストーリーにおける問題点にもなっているように思う。この秘石というアイテムが起こす現象は多岐にわたりすぎていて、一見してかなり「一貫していない設定」のように見えてしまう。物語は設定的な整合性だけが全てではないと思うが、それでもどこか作のストーリーに違和感を感じているユーザーは一定数いるのではないだろうか? 特に、「ゼルダがなぜ龍化から戻れたのか」ということに対してはコラム「私が『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』のエンディングを許せない理由」の記事を含め違和感としてよく

    「ティアーズ オブ ザ キングダム」のキーアイテム「秘石」とは一体何だったのか?一貫性のない「力」に関する設定を改めて検証する
    yojik
    yojik 2023/10/23
  • 映画『怪物』レビュー 是枝裕和×坂元裕二の才能は十全に発揮されたが、だからこそ大きな齟齬が生まれてもいる

    『怪物』は、『万引き家族』で知られる是枝裕和と、多数のドラマを手掛けた坂元裕二によるオリジナル映画である。音楽2023年3月に亡くなった坂龍一が担当しており、2曲を作のために書き下ろしている。 『万引き家族』でカンヌの最高賞であるパルム・ドールを受賞し、国際的にも認知度の高い是枝裕和は長年、坂元裕二との映画作りを熱望していた。坂元裕二は1990年代初頭からテレビドラマの第一線で活躍し続け、時代に即した詳細なディテールと、そのディテールによって作り出される異様なリアリティが多くのファンを生み、その時代時代のひとつの文化的な指標ともなった。ディテールとセリフの巧みさは、バブルの時代の気分を描いてムーブメントを巻き起こした『東京ラブストーリー』から、2021年に公開された『花束みたいな恋をした』まで明確に読み取ることができるだろう。 一方で是枝裕和もまた、『万引き家族』では貧困・格差の問題

    映画『怪物』レビュー 是枝裕和×坂元裕二の才能は十全に発揮されたが、だからこそ大きな齟齬が生まれてもいる
    yojik
    yojik 2023/06/09
  • スクエニが研究している次世代アドベンチャーゲーム「NLPアドベンチャー」とは何か 人工知能を使った原点かつ最先端の新感覚ADV

    ゲーム開発者向け技術イベント「CEDEC+KYUSHU 2022」では、スクウェア・エニックスの森友亮(もり ゆうすけ)氏より「自然言語処理技術による新世代コマンド入力式アドベンチャーゲームの制作手法」という講演が行われた。 森友亮氏はスクウェア・エニックスのAI部に所属する人工知能を研究する「AIリサーチャー」として活動している人物だ。「自然言語処理」の技術をエンターテイメントにおいて応用するための研究開発に従事している。 「自然言語」とは人間が日常的に使っている言葉のことで、さらに「自然言語処理」とはこうした人間の普段の言葉をコンピューターで解析して抽出する技術のことだ。人工知能の一分野でもあり、たとえばGoogle翻訳など現代ではなじみ深いサービスに応用されている。 さて、今回の講演ではこの自然言語処理(Natural Language Processing、略してNLP)を使った、

    スクエニが研究している次世代アドベンチャーゲーム「NLPアドベンチャー」とは何か 人工知能を使った原点かつ最先端の新感覚ADV
    yojik
    yojik 2022/11/28
  • 映画『バブル』レビュー:「こういうゲームをやったような気がする」という疑似記憶が作られるアニメ(悪い意味で)

    まるでビデオゲームをアニメ映画にしたみたいな作品だ……。『バブル』を観ながら僕はそう思っていた。オリジナル作品なのに、なぜかゲーム原作映画によく似た空虚さがそのまま出ている。 幸いIGN JAPANはビデオゲーム映画のジャンルを取り扱う媒体だ。弊誌を両ジャンルのファンが読んでいることも多いだろう。せっかくなので「ビデオゲームを原作とした映画みたいな作品」がもたらす問題ごと、作を評してしまおう。 なぜだかこんなアクションゲームを遊んだような気がする ……僕は『バブル』を観ているあいだ、頭の中で「このアニメにはこんな感じの原作ゲームがあったんじゃないか。なんならプレビューすら書いたような気がする」って疑似記憶ができあがっていくのを感じた。こんな具合だ。 原作の『バブル』(2018年)は “新機軸の対戦。駆け抜けろ。飛べ。奪え”というコンセプトを持つ、マルチプレイヤーによるパルクールバトルア

    映画『バブル』レビュー:「こういうゲームをやったような気がする」という疑似記憶が作られるアニメ(悪い意味で)
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    yojik 2022/05/12
  • ファンによる「星のカービィ」のアレンジ楽曲がグラミー賞を受賞した史上初の快挙、その背景とは

    第64回グラミー賞が日時間の4月4日に発表され、最優秀インストゥルメンタル/アカペラ編曲賞を「Meta Knight's Revenge」が受賞した。同曲は1996年発売のスーパーファミコン用ソフト『星のカービィ スーパーデラックス』のストーリー「メタナイトの逆襲」のBGMを、チャーリー・ローゼンとジェイク・シルバーマン(Button Masher)が編曲し、ゲーム音楽を中心にカヴァーするビッグバンド/ポップオーケストラThe 8-Bit Big Bandが演奏したものだ。 グラミー賞でゲーム音楽が取り沙汰されるのは、第53回(2011年)における『Civilization IV』メインテーマ「Baba Yetu」(作曲:クリストファー・ティン)の最優秀インストゥルメンタル/ヴォーカル編曲賞受賞と、同曲が収録されたティンのアルバム『Calling All Dawns』の最優秀クラシック・

    ファンによる「星のカービィ」のアレンジ楽曲がグラミー賞を受賞した史上初の快挙、その背景とは
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    yojik 2022/04/07
  • 「スター・ウォーズ」シリーズの“タトゥイーン出てきすぎ問題”を真剣に考える

    ドラマ『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』で最もハッとさせられるセリフは、奇しくもハット族の双子から発せられる。ジャバ・ザ・ハットのいとこであるこの双子は、ボバ・フェットと対面した際、かつてジャバの縄張りだった場所にわざわざ争うほどの価値がないことをハッキリと述べるのだ。 「タトゥイーンはただの岩だ」と、双子の片割れはいかにも興味がなさそうに言い放つ。この発言からは、脚を担当したライター陣のやや気まずそうな自意識を読み取ることができる。それは、タトゥイーンが「スター・ウォーズ」の世界において比較的どうでもいい場所であるにもかかわらず、身の丈をはるかに超える影響力を持ってしまった状態に対する自意識だ。 ルーク・スカイウォーカー自身が「光り輝く宇宙の中心」から最も縁遠い場所だ、と説明しているにもかかわらず、タトゥイーンはおそらく「スター・ウォーズ」でいちばん有名な惑

    「スター・ウォーズ」シリーズの“タトゥイーン出てきすぎ問題”を真剣に考える
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    yojik 2022/02/07
  • アンドリュー・ガーフィールド、「スパイダーマン」新作映画について想いを語る

    アンドリュー・ガーフィールドは、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』にカメオ出演していることを秘密にしておくのは「キツかった」けれど、「妙に楽しくもあった」と明かした。 The Wrapのインタビューで、ガーフィールドは大きな秘密をバラさないようにしておくことがいかに難しかったかを語った。彼は「キツかった、僕は嘘はつかないんです」、「かなりキツかったけど、妙に楽しくもありました」と話した。 ガーフィールドが最初にスパイダーマンを演じたのは、2012年の『アメイジング・スパイダーマン』。「スパイダーマン」映画の最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、カメオ出演で再びスパイダーマンを演じている。現在のスパイダーマンであるトム・ホランドともうひとりの元スパイダーマンのトビー・マグワイアと共演している。 しかし、映画の公開前はこの筋書きが絶対にバレないようにする必要があった。彼はな

    アンドリュー・ガーフィールド、「スパイダーマン」新作映画について想いを語る
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    yojik 2022/01/11
  • 日本の文化的植民地となった昭和66年のアメリカを描く中国産ゲーム『昭和米国物語』が発表!

    『Dying: 1983』や『DYING: Reborn』を手掛けた中国の開発スタジオNEKCOM Gamesによる新作RPG『昭和米国物語(Showa American Story)』が発表された。プラットフォームはPS4/PS5/PC。 舞台は昭和66年のアメリカで、強大な経済力を手にした日文化的植民地となっている。言うまでもなく架空の設定だが、日経済がピークを迎えていた昭和末期、多くのアメリカ人が恐れていたような実態がもしも当に起きていれば、というような設定と言えるだろう。鯉のぼりや招きに地蔵、それからラムネのような飲み物といった日的な要素で彩られたアメリカ。自由の女神が着物を身に纏ってしまう「if」の世界線は日人にとっても感慨深いものがありそうだ。 だが、作はそんな世界設定を真面目に描くというよりも、B級映画のような雰囲気だ。この世界には10年ほど前からゾンビや化け

    日本の文化的植民地となった昭和66年のアメリカを描く中国産ゲーム『昭和米国物語』が発表!
    yojik
    yojik 2022/01/08
    すごい世界観だ。。(唐突に例のプールが出てきて笑った) / 1991年当時は映画監督の市川崑が住んでたころかもしれない
  • 最先端のジャンルがゲームにも「ローファイ・ヒップホップ」特集(前編):ゲーム音楽ディスクステーション第5回

    ローファイ・ヒップホップとは? ご存じない方に説明するなら、ゆったりしたビートとほんのりジャジーなフレーズが織りなす「癒やしのインスト・ヒップホップ」といったところでしょうか。ヒップホップと言いつつも、実はその文化の中から生まれたものではなく、主な支持層はこれ系のサントラに郷愁を感じる00年代アニメ世代、あるいは「作業用BGM」として魅せられた若いYouTubeリスナーなどだったりします。ヒップホップ流との結び付きは、あくまでも気だるいビートだけで、音楽的にはむしろVaporwaveの後裔的な位置にあるといえるでしょう。霞がかったノスタルジックな音像や、ビジュアルイメージと一体化したサウンドの扱いなどには、確かにVaporwaveの影響を感じることができます。 さて、そんなローファイ・ヒップホップですが、最近これにゲーム音楽が接近しつつあります。ムーブメントとしてのローファイ・ヒップホッ

    最先端のジャンルがゲームにも「ローファイ・ヒップホップ」特集(前編):ゲーム音楽ディスクステーション第5回
    yojik
    yojik 2021/09/28
    定着ジャンルであって最先端ではないでしょ
  • 映画版『モンスターハンター』レビュー

    ※日での作の公開は3月26日だが、海外では先駆けて2020年の12月に公開が始まっており、これはIGN USのレビューの翻訳となる。ネタバレ等が気になる方は公開まで読まないことをおすすめする。 単刀直入に言おう。映画版『モンスターハンター』はゲーム史に新たな汚点を残す作品だ。2020年に公開されたパラマウント・ピクチャーズの『ソニック・ザ・ムービー』が、大方の予想に反して家族で楽しめるおおむね素晴らしい映画化となっていた事を考えると、作ももっと優れた作品になり得たのではないかと思えてならない。銀幕でのソニックの活躍を見れば、ゲーム映画化という悪評高いジャンルにも明るい未来が待っていると期待する人がいても無理からぬ事だろう。しかし、ポール・W・S・アンダーソン監督による映画版『モンスターハンター』は、名作ゲームの看板に泥を塗るひどい映画化であり、優れたゲーム原作映画という存在がどれほ

    映画版『モンスターハンター』レビュー
    yojik
    yojik 2020/12/26
  • SF人狼アドベンチャー『グノーシア』は、「開発者が147柱の神々に業務委託をする」ことで傑作になった――プチデポット・しごと氏インタビュー

    傑作といえる作品がどのように作られたか、ゲーマーならば気になるものだろう。しかし、それを知ったからといって必ずしも理解できるとは限らない。私の場合、SF人狼シミュレーション・ロールプレイング・アドベンチャーゲーム『グノーシア』の構造を開発担当者から軽く聞かせてもらったのだが、むしろ混乱するばかりだった。 『グノーシア』を開発したプチデポットのプログラマーである「しごと」氏によれば、“このゲームのなかにはシナリオの神や人狼ゲームの神がいて、スピリチュアルな感じになっている”そうである。意味がわからない。「この人はプログラマーというより祈祷師か何かでは?」とすら思える。 プチデポットの開発担当。『グノーシア』ではシナリオとプログラムを担当しており、作中では「ジナ」がかなりのお気に入り。変なゲームも好き。 めづかれ(名:川勝徹) プチデポットのリーダー。いわゆるプロデューサー的な立場で、『グノ

    SF人狼アドベンチャー『グノーシア』は、「開発者が147柱の神々に業務委託をする」ことで傑作になった――プチデポット・しごと氏インタビュー
    yojik
    yojik 2020/05/11
    技術的に解釈するとエージェントベースってこと?
  • 実写版『キャッツ』を一足先に観た北米メディアが恐怖におののき発狂する――「不浄なポルノ」、「ホラーであり、忍耐力テストでもある」

    12月になった。今年一番のビッグタイトルが劇場にやってくる時が来たのだ。いや、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』ではない、実写版『キャッツ』だ。もっとも映画化に向いていないブロードウェイ・ミュージカルが、北米では12月、日では1月に劇場で公開される。先日『キャッツ』のワールドプレミアが北米で行われ、メディアの反応がSNSに投稿された。 MashableのAngie J. Hanは、『キャッツ』を観たあと社会への希望を失ったとコメントしている。 「『ジョーカー』でアーサーが『社会で生きる”まともな人間”になろうとするのを諦めた』と言って、自分のなかの悪を解き放つシーンがあるけど、『キャッツ』を観た私の感想はそんな感じ」 Lindsay Ellisは、『キャッツ』の制作陣が実際にを見たことがあるのか疑っている。 「『キャッツ』のたちは、ホルモンを爆発させている。それも(ジョー

    実写版『キャッツ』を一足先に観た北米メディアが恐怖におののき発狂する――「不浄なポルノ」、「ホラーであり、忍耐力テストでもある」
    yojik
    yojik 2019/12/19
    “「『ジョーカー』でアーサーが『社会で生きる”まともな人間”になろうとするのを諦めた』と言って、自分のなかの悪を解き放つシーンがあるけど、『キャッツ』を観た私の感想はそんな感じ」”
  • マーベルとソニーがスパイダーマン映画に関して交渉決裂――合意に至らなければスパイダーマンはMCUから離脱へ

    Deadlineによると、ソニー・ピクチャーズとディズニーはスパイダーマン映画に関して共同出資に関する合意に至らなかったため、マーベルは今後MCUでスパイダーマン映画を製作することはないという。ただしVarietyは、ソニーとマーベルが交渉で行き詰まってしまったものの、関係者の話では「ディズニーとソニーの間で合意に至る可能性はまだ残されている」と報じている。 両社が合意に至らなければ、マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギは今後のスパイダーマン映画から離脱することとなる。ディズニーは今後のスパイダーマン映画への共同出資に関して、50:50の条件を求めたが、Deadlineによるとソニー・ピクチャーズはこれを拒絶。ソニーはこれまで通り、ディズニーが初日の興行収益の5%を受け取るというような条件をキープしたいと望んでいた。ディズニーはこれを拒絶し、交渉は決裂した。もし2社が再び交渉の場に戻

    マーベルとソニーがスパイダーマン映画に関して交渉決裂――合意に至らなければスパイダーマンはMCUから離脱へ
    yojik
    yojik 2019/08/21
    劇中でも現実世界でも大人の事情に振り回されるトム・ホランド版スパイダーマン。不憫
  • なぜ『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』は賛否両論の問題作なのか?それはゲーマーに対するふかい愛があるからだ

    結果は不評が多いわけだが、その理由はいくつかある。まず、作は原作をかなり端折った展開であるということ。そしてシリーズ作品の音楽の使い方が下品に感じること。あるいは、わかりやすいコメディシーンが多くなっているのも気になるだろう。だが、これらは細かい要素に過ぎない。 重要なのはやはり、ラストの展開だ。終盤、ついに主人公はミルドラースという大魔王に立ち向かうことになるが、そこでいきなり急展開。実は、自分たちのいる場所がVRで作られた偽りの世界であることがわかる。しかもラスボスはミルドラースではなく、VR世界に現れたウイルスだったのだ。 やつはこう語る。ウイルスの制作者はゲームなど「虚無だ」と考えており、だからこそこういうVR世界を破壊するのだと。ビアンカやゲレゲレや息子たちはただのデータとなり、消え去ってゆく。しかし主人公は“ゲームは素晴らしいもうひとつの現実だ”と語り、最後の戦いに勝利するの

    なぜ『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』は賛否両論の問題作なのか?それはゲーマーに対するふかい愛があるからだ
    yojik
    yojik 2019/08/07
  • 「ゼルダの伝説 BotW」にバグが少ない理由

    素晴らしいオープンワールドゲームならいくらでもある。「The Elder Scrolls V: Skyrim」、「ウィッチャー3 ワイルドハント」、「グランド・セフト・オートV」、「Fallout 4」など、巧妙に作り込まれた膨大なスケールのゲームは特に海外のタイトルが多いように思う。それらと比べても遜色のない国産タイトル「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」(以下、BotW)だが、他のオープンワールドゲームより優れている点があるとすれば、バグの少なさなのではないだろうか。僕はハイラルの世界を150時間以上冒険しているが、バグらしいバグに遭遇したのは片手で数えられる程度の回数しかないのだ。 では、なぜBotWはこんなにもバグが少ないのか。「何年も入念に開発してきたからだ」とか「細かいところを丁寧に作り込む日人の職人魂が備わっているから」とか、そんな理由でも片付けられそうな気がするが

    「ゼルダの伝説 BotW」にバグが少ない理由
    yojik
    yojik 2017/09/02
    アジャイルそのものだ
  • 「ゼルダの伝説 BotW」、こうしてオープンワールドの見本となるような作品ができあがった

    「引力」でプレイヤーを誘導 藤林氏は数百名のテストプレイヤーのマップ上に表示された足跡の図を2枚、披露した。その場所を訪れたプレイヤーが多ければ多いほど、足跡はより明るい色で表示される。1枚目の図では街道に沿って進んだプレイヤーが約8割で、残りの2割は積極的に道なき道を進んでいったという結果になり、プレイスタイルが二極化していた。2枚目の図では街道がある場所もそうでない場所も全体的により明るい色になり、プレイヤーの探索の幅が確実に広がった。これらの図はある施策の前と後に行われたプレイヤーテストの結果だが、施策前の多くのプレイヤーの感想は「オープンワールドといえど一道は否めない」、「やらされている感じがする」といったものだったという。 自由にどこへでも進んでいけるオープンワールド型のゲームにおいて、プレイヤーを如何に誘導するのか。これは任天堂にとって初めての試みだったということもあり、様々

    「ゼルダの伝説 BotW」、こうしてオープンワールドの見本となるような作品ができあがった
    yojik
    yojik 2017/09/01
    これはすごい
  • 「この世界の片隅に」片渕須直監督インタビュー

    11月12日にテアトル新宿、ユーロスペースほかで全国公開となる片渕須直監督の長編アニメーション映画「この世界の片隅に」。こうの史代の原作漫画映画化となる作は、すずさんという女性を主人公にして描いた昭和初期の広島や呉の街と、そこに暮らす人々の日常が、端正なアニメーションによって再現されている。クラウドファンディングを利用するなど完成までに様々な苦労があった作。IGN JAPANでは徹底的な調査の元に作を完成させた片渕須直監督に想いを聞いた。 片渕須直監督は1960年生まれのアニメーション監督・脚家。日大芸術学部映画学科在学中から宮崎駿監督作品に参加して、「魔女の宅急便」(1989年公開)では演出補をつとめた。その後、長編映画「アリーテ姫」(2001年)、TVアニメ「BLACK LAGOON」(2006年)の監督をつとめ、2009年に公開した「マイマイ新子と千年の魔法」は口コミでロン

    「この世界の片隅に」片渕須直監督インタビュー
    yojik
    yojik 2016/11/08
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