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ブックマーク / yamdas.hatenablog.com (160)

  • いかにしてイーロン・マスクはTwitterを破壊してしまったかを描くノンフィクション『Character Limit』 - YAMDAS現更新履歴

    www.nytimes.com New York Times のミシェル・ゴールドバーグが、先月出た話題の新刊 Character Limit を引き合いに出して、「ドナルド・トランプが共和党にしたことは、イーロン・マスクTwitter にしたことと同じ」と寄稿している。 彼女がまず取り上げるのは、昨年2月に世界でもっとも金持ちなはずの男が見せた驚くべき小心さの話である。 ルパート・マードックのゲストとしてスーパーボウルに招かれたマスクは、もっとも豪華な席に座っていたが、試合を観戦するのでなく、落胆して携帯電話に釘付けになっていた。彼もバイデン大統領もフィラデルフィア・イーグルスを応援するツイートを投稿していたが、バイデンTwitter のフォロワーはマスクよりもずっと少ないにもかかわらず、マスクのツイートは840万ビューなのに対して、バイデンのツイートは2900万ビューを獲得して

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    yojik
    yojik 2024/10/01
    イーロン、そろそろ飽きてくれ
  • ワタシが何度も推してきたシャノン・マターンの邦訳『スマートシティはなぜ失敗するのか』が10月出るぞ - YAMDAS現更新履歴

    はい、ハヤカワ新書の10月刊は廣田龍平『ネット怪談の民俗学』とシャノン・マターン『スマートシティはなぜ失敗するのかーー都市の人類学』(A City Is Not a Computerの邦訳)ということで、特定の界隈にアツいラインナップとなっています— 限界編集者 (@shotichin) August 23, 2024 ということで、シャノン・マターン『A City Is Not a Computer』の邦訳が出るとのこと。 ワタシは2021年末に「シャノン・マターン『都市はコンピュータではない』で考えるスマートシティ的発想の限界と都市の多様性」を書き、翌年には「シャノン・マターン『都市はコンピュータではない』はやはり邦訳が出るべきではないか」と改めて邦訳を待望する文章を書き、さらには WirelessWire News 連載の「クリストファー・アレグザンダーと知の水脈の継承」でもこの

    yojik
    yojik 2024/09/08
    原題の「都市はコンピュータではない」は副題でいいから欲しかった、、のはともかくやっと読める。翻訳者の方はかつて「実践UML」「Color in UML」「リーンソフトウェア開発」とか翻訳してた人でなじみ深い!
  • 2024年上半期にNetflixで観た映画の感想まとめ - YAMDAS現更新履歴

    yamdas.hatenablog.com 2021年以来半年ごとにやっている、Netflix で観た映画(近作のみ)の感想まとめを今年上半期についてもやっておく。 実はこの半年、Netflix はドラマばかりで映画はあまり観ておらず、6月にまとめて数観て、結果的に数を稼いだ感じである。 スパークス・ブラザーズ(公式ページ、Netflix) スパークスは、実は長らくあまり好きではなかったのだけど、エドガー・ライトのスパークスに対する深い愛情が伝わる作を観て、大分彼らの音楽を近しく思えるようになった。半世紀の活動を経て、未だに充実した新譜を作っているのは素晴らしいよね。 ドキュメンタリー映画ということですっかり油断していたようで、最後に悲鳴をあげてしまった。映画館で観てないでよかった。 スパークス・ブラザーズ (ブルーレイ2枚組) 特典ブルーレイ:スパークス・ライブ・イン・ロンドン付

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    yojik 2024/07/01
  • Google検索結果からAIによるまとめを排除するフィルタ「&udm=14」 - YAMDAS現更新履歴

    udm14.com このサイトのドメイン名にもなっている「&udm=14」とは何かということだが、その前に the disenshittification Konami code というサイト名にも注意する必要がある。 disenshittification とは、ワタシも何度も(その1、その2)取り上げているコリイ・ドクトロウによるオンラインプラットフォームの質低下を指す造語 enshittification(メタクソ化)の対義語である。 そして、Konami code だが、もちろんコナミに由来する言葉で、いわゆる「隠しコマンド」全般を指すフレーズになってるそうな。 つまりは、「メタクソ化に抗う隠しコマンド」、それが「&udm=14」というわけだ。サイトデザインを見れば分かることだが、ここで対象となっているのは Google である。 検索エンジンとしての Google の質低下につい

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    yojik 2024/05/27
  • テクノロジーはスタートレックの時代からダグラス・アダムスの時代に突入したのか - YAMDAS現更新履歴

    interconnected.org 我々は、スタートレックにインスパイアされたテクノロジーから、ダグラス・アダムスのから抜け出てきたようなテクノロジーの時代に移りつつあるようだという話である。 そう言われただけで、なんとなく「分かる」と感じてしまうのだが、ChatGPT などの AI との対話なんてまさにそうだし、しかも LLM にはハルシネーションが付き物ときた。運転手がいない Waymo のロボットタクシー、AI のガールフレンドも、まさにダグラス・アダムスのの世界ではないかというわけ。 だから、僕はこれに夢中なんだ。 テクノロジーが不条理なら、我々は不条理な発明で応えなければならない。 それだけでなく、我々は不条理を真正面から受け入れなければならない。さもないと、今日のテクノロジーの尊大さが我々をい殺してしまうだろう。 なんか分かるわー。「スタートレックの時代からダグラス・ア

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    yojik 2024/03/01
  • 企業のクラウド離れが起こっている理由 - YAMDAS現更新履歴

    www.infoworld.com 『Insider's Guide to Cloud Computing』(asin:B0BYHX7LF6)の著書もあるクラウド分野のベテランである David Linthicum が、「企業のクラウド離れ」についての記事を書いている。 最新の調査で、英国の企業の25%が、クラウドベースのワークロードの半分以上をオンプレミスのインフラに戻しているそうな。IT リーダーにした質問への回答を見ると、その大多数がクラウドからオンプレに回帰するプロジェクトに関わったことがあるという。なぜか? 理由には、セキュリティの問題やプロジェクトへの期待の高さが挙げられている。そして、クラウドが「期待に応えられなかった」という回答も多い。予想外のコスト、パフォーマンスの問題、互換性の問題、サービスのダウンタイムも挙げられている。 オンプレ回帰の一番の理由は、やはりコストの問題

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    yojik 2024/02/16
  • 映画『ダム・マネー ウォール街を狙え!』がすごく面白そうな件とベン・メズリックの異様な仕事の早さに驚いた話 - YAMDAS現更新履歴

    堺三保さんの投稿で、映画『ダム・マネー ウォール街を狙え!』が来年2月に日公開されるのを知る。 「個人投資家たちがヘッジファンド相手に一泡吹かせた事件として有名になった2021年のゲームストップ株騒動」の映画化なのだが、2021年の話がもうハリウッドで映画化!? と驚いてしまう。 しかし、堺三保さんも書くように負け犬たちの逆転劇というアメリカ人の大好きな話であり、後味の悪くない『マネー・ショート 華麗なる大逆転』庶民版という感じで、これ絶対面白そうじゃん。 公式サイトを見て知ったのだが、この映画、『facebook』、『月を盗んだ男 (NASA史上最大の盗難事件)』、『世紀の大博打 仮想通貨に賭けた怪人たち』の邦訳で知られるベン・メズリックの『The Antisocial Network』が原作なのな。 調べてみたところ、この映画化を受けて『Dumb Money』の題で売り直されている模

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    yojik 2023/11/28
    Elon Musk didn't break Twitter. Twitter broke Elon Musk.
  • 『教養としての〇〇』本の世界(2023年版) - YAMDAS現更新履歴

    先日、以下の投稿を目にして、こちらまでびっくりしてしまった。 これは読みたい! 先日、書店で『教養としての教養』というを目にしてびっくりしたところでした。 https://t.co/QJ2lS4HAib— 丸尾宗一郎 (@miduwo) November 11, 2023 ホントにそんなあるの? と調べたら、当にあるのである。というか、『教養としての〇〇』というがやたらと出ている。 せっかくの機会なので、今年2023年に刊行された『教養としての〇〇』を調べてみた。とにかく数が多いので、副題に「教養としての」というフレーズが入るもの、書名の最初に「世界のビジネスエリートが身につける」とか前置きが入るもの、また電子書籍版しかないものはすべて除外し、純粋な(?)『教養としての〇〇』を集めてみた。 以下、刊行日順。 教養としての世界宗教史 (宝島社新書) 教養としての精神医学 教養とし

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    yojik 2023/11/16
  • メタバースが死んだのは、シリコンバレーが「楽しみ」というものを分かっていないから? - YAMDAS現更新履歴

    Why did the metaverse die? Because Silicon Valley doesn't 'get' fun Components の作者であるライターでデータアナリストのアンドリュー・トンプソンの文章だが、メタバース、すっかり廃れたよねという話から始まる。 それは単なる誇大広告の失敗という話に留まるものではなく、シリコンバレーが「楽しみ」、つまりは有意義に時間を浪費するというものを理解できていないからだと彼は分析する。 理論上では、シリコンバレーとゲームは完璧にぴったりな組み合わせに見える。だって、ゲームはコードでできているし、特定のハードウェア上で動作する。しかし、共通点はそこまで。ライフスタイルの「生産性」や「最適化」を重視するシリコンバレーのエコシステムは、ゲームに合ってないというのだ。 もちろんシリコンバレーからも Zynga などモバイルゲーム会社は生

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    yojik 2023/11/16
  • 水道水が飲める国は日本だけ! ……ではなく、50か国ある? - YAMDAS現更新履歴

    bigthink.com 「日スゴイ」な人の三大失笑自慢と言えば、「日には四季がある」、「日では水道水が飲める」、あともう一つは……えーっと、なんだっけ? それはともかく、水道水が飲める国は日以外にいくつあるというのが時々話題になるが、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)によると、水道水が飲める国は全部で50か国あるとのこと。 なんだ、多いじゃん! ただ、細かく見ていくと、話は単純ではないようだ。詳しくはリンク先をお読みくだされ。 気になるのは、水道水の安全度を数値化したマップを見ると、日の数値は91.7で、それより高い国が欧州を中心に19か国あること。トップ10にも入らないのか……これは正直ちょっとショックやね。 しかしなぁ、英国の水道民営化について、後悔しているとかお粗末とか否定的な記事をいくつも見ているので、英国が100点満点なのはホントかよと思ってしまうのは確か(いつか

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    yojik 2023/11/09
  • かの『Whole Earth Catalog』がほぼ完全にオンライン公開されている - YAMDAS現更新履歴

    wholeearth.info いやぁ、驚いたねぇ。スチュアート・ブランドが手がけ、後にスティーブ・ジョブズがスタンフォード大学での卒業式スピーチの最後に言及して以降、多くの人に知られるようになった『Whole Earth Catalog』だが、派生シリーズを含めて各号がスキャンされてほぼすべてオンライン公開されている。 先週、「テクノ楽観主義者からラッダイトまで」でダグラス・ラシュコフによるスチュアート・ブランド批判を取り上げたが、ワタシ自身は「風上の人、スチュアート・ブランドの数奇な人生」も書いており、スチュアート・ブランドを偉人だと思っている。 ジョン・マルコフによる彼の伝記『Whole Earth』の邦訳がもう少ししたら出ると思うので、意図せずその前祝いとなるニュースだと思う。 ネタ元は Boing Boing。

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    yojik 2023/10/16
  • 今「封建主義」がアツい!? ヤニス・バルファキスの新刊『Technofeudalism(テクノ封建主義)』が出た - YAMDAS現更新履歴

    www.themonthly.com.au 日でも『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』、『黒い匣 (はこ) 密室の権力者たちが狂わせる世界の運命――元財相バルファキスが語る「ギリシャの春」鎮圧の深層』、『クソったれ資主義が倒れたあとの、もう一つの世界』などの邦訳が出ているギリシャの元財務相ヤニス・バルファキスの新刊 Technofeudalism: What Killed Capitalism が出たのを知る。 Technofeudalism: What Killed Capitalism 作者:Varoufakis, YanisThe Bodley Head LtdAmazon Technofeudalism: What Killed Capitalism (English Edition) 作者:Varoufakis, YanisVintage

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    yojik 2023/10/12
  • ソフトウェア開発の真の問題点は、コードを書くことではなく、問題の複雑さの管理にある - YAMDAS現更新履歴

    www.oreilly.com オライリー・メディアのコンテンツ戦略部門のバイスプレジデントであるマイク・ルキダスの文章だが、彼が数週間前、「コードを書くことが問題なのではない。複雑さをコントロールすることが問題なのだ」というツイートを見かけた話から始まる。彼はこれに感心したようで、これから何度も引用すると思うので、誰のツイートか思い出せればいいのにと書いている(ご存じの方は彼にご一報を)。 件のツイートは、プログラミング言語の構文の詳細や API が持つ多くの関数を覚えることは重要じゃなくて、解決しようとしている問題の複雑さを理解し、管理することこそが重要だと言ってるわけですね。 これは皆、覚えがある話だろう。アプリケーションやツールの多くは、最初はシンプルである。しかも、それでやりたいことの80%、いやもしかしたら90%をやれている。でも、それじゃ十分ではないと、バージョン1.1でいく

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    yojik 2023/09/25
  • ワタシがNetflixで観たドラマをまとめておく(2022年秋~2023年夏編) - YAMDAS現更新履歴

    yamdas.hatenablog.com 以前からやっている Netflix で観たドラマ(Netflix 独占配信でないものも含む)の振り返り企画を今年もやらせてもらう。そろそろ8月も終わりだからね! 基的に新しく見始めたものだけ取り上げ、シーズン継続のたびには書かないが、例によって今回も例外がある。 模範家族(Netflix韓国版『ブレイキング・バッド』かなと観始めたのだが、4回くらいで止めてしまった。悪くはないし、物語としての密度もあったと思うが、なんというか話の展開が遅く感じられたのか。 ザ・クラウン(NetflixWikipediaNetflix を代表するドラマなのは知っていたが、今から何シーズンも追いつくのはキツいよなー、という感じだった。が、昨年エリザベス女王の逝去があり、重い腰を上げた。そういうのはワタシだけではなかった模様。現在第3シーズンの佳境を迎えてい

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    yojik 2023/08/28
  • ダナ・ボイドはメタバースへの誘いを丁重に断り続ける - YAMDAS現更新履歴

    www.zephoria.org ワグナー・ジェームズ・アウの新刊 Making a Metaverse That Matters を献されたダナ・ボイドが書いているこの文章を読んで、苦笑いを禁じえなかった。 この著者名にかすかに覚えがあったので調べたら、『セカンドライフ 仮想コミュニティがビジネスを創りかえる』(asin:4822246973)の邦訳があった。そして、ワタシはこのをご恵贈いただき、「仮想現実と拡張現実〜Second Life、Sekai Camera、はてなワールド」という文章で名前を出している。 しかし、15年前(ワオ!)の自分の文章を読み直して、「「すっかり盛り下がってしまった」という印象がある中で書が刊行されるのは、(中略)いささか気の毒に思えます」とか、率直に書いているねと懐かしい気持ちになる。 ダナ・ボイドの文章に戻ると、実は彼女もなかなか率直である。 ワ

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    yojik 2023/08/22
  • オープンソースの定義にこだわるのはもう無意味なのか? - YAMDAS現更新履歴

    [2023年8月22日追記]:松尾研究室の投稿にあるように、問題のプレスリリースは修正がなされ、「オープンソース」の記述は削除されている。 weblab.t.u-tokyo.ac.jp 東京大学松尾研究室が大規模言語モデル(LLM)を公開というニュースが先週話題となったが、「商用利用不可のオープンソース」という記述に「商業利用できない」のであれば、オープンソースではないという突っ込みがすかさずあがり、佐渡秀治さんも「座視することが難しい」と意見表明している。 ワタシもこれらの意見に賛成である(事実そうした声を受けて、ITmedia などは記事の記述を改めている)。ただ、この話題にすっぽり重なる文章を少し前に見て、居心地が悪い思いをしていたので、それを紹介しておきたい。 www.infoworld.com 「オープンソースのライセンス戦争は終わった」というタイトルだが、どういう文章なのか?

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    yojik
    yojik 2023/08/21
    「オープンソースには仁義があった。お互い助け合って生きてきた。だがここでは違う。」
  • 化石の森国立公園と樹木の化石の呪いと謝罪の手紙 - YAMDAS現更新履歴

    boingboing.net アリゾナ州北東部にある化石の森国立公園は、世界最大規模の珪化木(樹木の化石)の集積所として知られる。その化石の美しさゆえに「これ欲しいな……盗ったところでバレんだろ」と思わず石をこっそり持ち帰る人が多いらしいのだが、珪化木を盗むと「呪い」にかかるという話があるという。 これだけ聞くと、おいおい、ホントかよと思うが、実際、石を盗んだ後に仕事の失敗やら結婚生活の破綻やら健康問題やらに見舞われ、「これはあの石を盗んだせいか?」と悩んだ挙句、謝罪の手紙とともに石を化石の森国立公園に送り付ける人が多いらしい。 happyecolife.net 化石の森国立公園、そして珪化木の呪いについては、こちらをご覧いただきたい。当にあるんだね、そんな話。 で、化石の森国立公園が受け取った手紙は、1934年以来1200通(!)を超えるらしく、それらの手紙をまとめた BAD LUCK

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    yojik
    yojik 2023/06/20
    呪いの元ネタ?になる土着信仰とか無さそうな土地でも呪いが発生するのが不思議。人間って面白い
  • 我々が知るコンピュータ・プログラミングの終焉、話がまたしても - YAMDAS現更新履歴

    www.nytimes.com 記事タイトルは例によって R.E.M. の It's the End of the World as We Know It (And I Feel Fine) のもじりである。 この記事の著者の Farhad Manjoo は David Pogue の後を継いだ New York Times のテクノロジー分野のコラムニストなのだけど、彼がコンピュータでプログラミングの喜びを最初に知ったのは5歳か6歳だったという話から始まる。 当時のコンピュータときたら今から考えられないくらい非力だったが、それでゲームを遊ぶうちに BASIC で自分もプログラムを書くようになり――というよくある話である。 高校まではプログラミングも熱心にやっていたが、大学で自分がコードを書くより言葉を書くほうが適していることを自覚する。そして、確かにコンピュータは面白いが、それを最大限に

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    yojik 2023/06/07
  • 1991年の山下達郎インタビューに見る根深い孤立感と不信感 - YAMDAS現更新履歴

    少し前に、以下のツイートを目にした。 For You がリリースされた頃、山下達郎は今のようにリスペクトされる存在ではなく、一般リスナーにとっては「流行り物」で、頭でっかちの音楽好きにとっては「チャラチャラした音楽」と捉えられていたことは、ポップミュージックの受容の歴史としてきちんと記録に残しておいた方がいいと思う。— Andy@音楽観察者 (@andymusicwatch) May 14, 2023 当時のミュージックマガジンのレビューでの評価が典型的ですよね。 https://t.co/Rvj2l5r2pE— Andy@音楽観察者 (@andymusicwatch) May 14, 2023 このあたりについて参考になる山下達郎のインタビューを参照してみたいと思う。 というわけで、1989年から2004年まで読者だった rockin' on のバックナンバーを引っ張り出す「ロック問はず

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    yojik 2023/06/02
  • 刊行されない『イーロン・マスクの熱狂』の悲劇 - YAMDAS現更新履歴

    yamdas.hatenablog.com 昨年、ワタシは戯れにこんなエントリを書いた。 昨年のうちはイーロン・マスクをダシにビジネスがいろいろ書かれたのだが、昨年秋の時点で、『イーロン・マスクの熱狂』というが今年の1月に刊行される情報をワタシはつかんでいた。 著者の池松由香氏は日経ビジネス編集部のニューヨーク支局長であり、「池松由香のニューヨーク発直行便」を連載されている。 「製造現場のカイゼン取材は媒体をまたいで20年近く続ける“ライフワーク”」という彼女にとってテスラは恰好の取材対象だったろうし、イーロン・マスクに対しても「マスク氏に会いたい!」 ツイッター社前に張り込むほどの入れ込みようである。時の人であるイーロン・マスクについてのには勝算があったろう。 しかし、『イーロン・マスクの熱狂』は2023年になっても一向に刊行されない。推測だが、彼による買収後の Twitter

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    yojik
    yojik 2023/06/02
    イーロンマスク本人よりも、そのエネルギーをうまく方向づけて利用している周りの人間が偉いと思う。SpeceXなんか相当賢い。だからSpaceXのCEOのショットウェルの自伝本とかの方がビジネス本として有用なのでは。。