アゼルバイジャンのナゴルノカラバフ自治州マルタケルトで、塹壕(ざんごう)の中を歩くアルメニア軍兵士(2012年7月11日撮影、資料写真)。(c)KAREN MINASYAN / AFP 【7月13日 AFP】(更新)旧ソビエト連邦のアルメニアとアゼルバイジャンの国境で12日から軍事衝突が続いており、アゼルバイジャン側の兵士4人が死亡した。長年の領土問題をめぐって2国間の緊張が高まっている。 アゼルバイジャン国防省は、アルメニア北部タブシュ(Tavush)地方周辺で12日、砲撃があり、兵士4人が死亡したと発表。3人が12日に、1人が13日に死亡したという。 その一方、アルメニア国防省によると、アゼルバイジャン側が12日夜の衝突後、13日朝にアルメニア軍の拠点に対する砲撃を再開したという。 両国は相手が先に攻撃してきたと主張し、非難の応酬を繰り広げている。 両国は、アルメニア系住民が多く暮らす