英国の元大学校医が8年間注射器を使いまわし、600人以上がHIV感染のリスクにさらされる―英メディア XINHUA.JP 5月4日(日)21時5分配信 英メディア・デイリーメイルは4月29日、英ダービー大学の元校医がこのほど、注射器を長年使いまわしていたことで606人の学生がHIVや肝炎の感染リスクにさらされたと暴露されたことを報じた。中国メディア・広州日報が1日伝えた。 同大学の衛生所で働いていたこの元校医は、2005年9月から13年10月までの8年間、同じ注射器を使い続けてワクチン接種や採血などを実施。学生らをHIVやB型肝炎、C型肝炎のリスクにさらした疑いが持たれている。同大学は先日、この件について謝罪声明を発表した。 現地の医療当局責任者は「情報を得てから直ちに調査を開始した」とコメント。注射器の使い回しについては「可能性は極めて低いものの、感染症にかかるリスクがある」とした。