昨日のエントリに続いて少し抽象的な話になりますが、従来オープンな空間として大きな存在意義を持ったインターネットの中にクローズドな空間が増えていくのではないか、という話です。 難解なキーワードも飛び交いますがぜひ最後までお付き合いください。 ○ アテンションエコノミーという概念 まずはこの後登場する「アテンションエコノミー」という用語について。 「アテンションエコノミー」(注目経済)は文字通り、「人々の注目を集められる人や企業が価値を生む」という考え方です。 実例を挙げるなら、私が書いているこのブログ、これも人々の「注目」を集めようとしています。私に限らずブログを書いている人のほとんどがそのような意図を持っていると思いますし、Yahoo!のようなポータルサイトも、また TV も人々の注目を集めることにおいて互いに競い合う存在です。 そこでなぜ競争が起きるか、理由は単純です。 まさにブログのよ