検索エンジンの検閲に苛立つ中国のウェブサーファーたちが、これまであまり知られていなかったインターネットブラウザに注目し始めている。中国にはこのブラウザの熱心な愛好者が存在する。 北京の小さな企業Maxthonにより作成された同名のブラウザは、中国で多数の利用者を獲得した。このブラウザはウェブプロキシを介してトラフィックを処理し、政府の情報規制を迂回することができる機能を有するためである。Google、Yahoo、MSN、Baidu.com、その他の人気サイトまたは中国内のISPの検索エンジンには政府による規制の対象となっている。 同ブラウザは中国を発端に、欧州でも人気を呼び、 2006年にラスベガスで開催されたConsumer Electronics Showに登場したおかげで、今や米国でも少しずつ注目され始めている(もっとも米国ではまだほとんどの人に知られていないが)。同ブラウザは200
![中国で人気を呼ぶウェブブラウザ「Maxthon」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8d3597c9594408a8b2ab8ffdd9ee6f19635615a5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2010%2F12%2F13%2Ffd5c649d5b30138c58130fc1cebbb5ae%2Fstory_media%2F20152808%2F060621_maxthon_184x138.jpg)