寒暖差が大きい梅雨の時期には、温かいスープが恋しくなります。 元ホテルオークラ総料理長・根岸規雄さんが教える「一流プロの味を家庭で楽しむ」シリーズ第3回は、たくさんの素材から出るだしがおいしい「13品目のスープ」。根岸家で毎朝食べている定番のスープだそうです。 「一度にまとめて作って何回かに分けて食べています。いつも必ず入れるのは玉ねぎ、にんじん、豆。豆は水煮したものを冷凍しておきます。他には残り野菜ならなんでも。食物繊維を入れたいので、オートミールと小さいパスタも入れます。同じ大きさに切るのがコツですね。いろいろな食材から味が出る相乗効果でうまみはたっぷり。スープの素などのだしは入れずに、水だけで充分においしくできます。旬の野菜やお好みの食材をいろいろ入れてアレンジしてみてください。スープが余ったらミキサーにかけてポタージュや、グラタンのソースにしてもいいですよ」 【材料】(作りやすい分