THYME運営者が、自身の事件に関して実際に法廷で読み上げた「意見陳述」全文です。 被害者参加制度を利用すると、被害者が心情について意見を述べることができます。 約15分の陳述となりました。 ※個人情報に関わる部分などは一部調整をして、白塗りにしています。表示崩れではございません。 被害の具体的な内容も含まれるため、フラッシュバックのおそれがある方は閲覧をお控えください。 ①裁判の争点に関して思うことと私のバックグラウンドについて まず、この裁判で議論されたことの1つである私のPTSDの重さについてです。私自身としては、私がここまで回復したこと、また、私がPTSDを発症したうえでも中程度の症状で済んだことは、ひとえに私の周囲の環境や、私が被害前から持っていた専門知識・人脈などの文化資本、それによって私が獲得していたレジリエンス能力の結果であると考えています。つまり、被告人の行ったことが「半