コレステロールを添加した高脂肪食を投与し,タラの芽摂取がラットの血清および肝臓の脂質に与える影響を調べる目的で実験を行った。タラの芽は凍結乾燥し,粉末は600μmのふるいを通し,一部はエチルアルコールによる抽出に用いた。タラの芽粉末,抽出物,抽出残渣は別々に高脂肪食に添加し,20%カゼイン食(普通食)と比較した。Sprague-Dawley系雄ラット(4週齢)は食餌によって5群に分け,4週間飼育した。5%タラの芽粉末およびエチルアルコール抽出物や抽出残渣を添加しても摂食量や体重増加,血清中の肝臓や腎臓機能を表す指標についても差は認められず,添加による影響はほとんどないと考えられた。高脂肪食での飼育により,肝臓の脂質含量は顕著に増加し,血清のHDL-コレステロールは低下したが,タラの芽粉末あるいはアルコール抽出残渣を添加した群では,肝臓のトリアシルグリセロールの増加が抑制された。これらの結果
千葉県南房総市に分布する堆積岩の地層からは、2011年に新鉱物「千葉石」が報告されている。千葉石を詳しく調べる過程で、もう一種類、未知の鉱物が含まれていることが明らかに。 そこで国立科学博物館は、国立研究開発法人産業技術総合研究所、国立大学法人東北大学、千葉県立中央博物館、国立研究開発法人物質・材料研究機構、アマチュア研究家の西久保勝己氏、本間千舟氏、結晶形態研究者の高田雅介氏と共同で、千葉県内で採取された鉱物が新鉱物であることを突き止め、「房総石」と命名した。 千葉県より新種鉱物「房総石(ぼうそうせき)」を発見 千葉石と房総石は二酸化ケイ素(シリカ)を主成分とし、結晶構造中に主成分として天然ガス分子を含む特殊な鉱物だ。二酸化ケイ素は石英(水晶)の成分であり、地中では最もありふれた成分の一つだが、これらの鉱物では二酸化ケイ素が「かご」状のすき間をもった結晶構造をとり、「かご」の中にメタン、
必要な中間管理職とは これまで9割のいらない中間管理職について述べてきましたが、今度は逆に残りの1割の必要な中間管理職についてお話ししたいと思います。 私の経験上、やはり必要で使える中間管理職とは、部下のエンゲージメントを高めることができる人物だといえます。 個人と組織が一体となり、双方の成長に貢献し合えるような関係をエンゲージメントと呼びますが、それを高めることは、個人にも組織にも貢献できることなのです。 そして、これは、実際に現場の部下たちと直接触れ合うと同時に、組織を運営するさらに上の管理職とも接している中間管理職だからこそできる仕事だと、私は考えています。 管理職に必要な3つのスキル エンゲージメント力を高めるために中間管理職に求められるのは、私はリーダーシップ力だと思います。ここでいうリーダーシップとは、人の行く道、行く末、目標を決めて、そこへ人々を導けるような人、つまり組織を先
コロナ禍によって自宅で筋トレをする人が増え、また、自宅でお酒を飲む人も増えている。世の酒好きは、筋トレ後の飲酒を楽しみにしながらトレーニングに励んでいるかもしれない。だが、それは「百害あって一利なし」だとしたら? 筋トレと飲酒の関係について、立命館大学スポーツ健康科学部教授の藤田聡さんに聞いた。酒飲みは筋トレをしても効果が薄い…?「筋トレ始めました」何だか夏の定番「冷やし中華始めました」みた
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