能登半島地震の発生から1か月がたち、被災者の県外への避難も進んでいます。 石川県内の高齢者施設から愛知県内の病院へ移った80代の父親の家族が、この先の不安を語りました。 「何をどうやって、どこから手をつけていいのか、本当にわからない」 避難したあとに突きつけられた課題が、重くのしかかります。 名古屋局・記者 佐々木萌 金沢市に住む成之坊大輔さん(55)。 成之坊大輔さん 父親の良輔さん(82)は介護が必要で、入所していた石川県珠洲市三崎町の高齢者施設で被災しました。 成之坊さんは、地震のあと、施設と連絡がとれませんでしたが、地震の発生から10日目、自衛隊のヘリコプターで愛知県へ移送するという連絡を受け、ようやく父親の無事を確認できました。 しばらくの間、どこに受け入れられたかわからない状況でしたが、名古屋市内の病院に移って治療を受けていると聞き、自分の目で父親の無事を確認するため、2月2日
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