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なぜなのだろうか。 働いても働いてもカネにならないのはよくないというのだろうか。まあ、よくないか。 子供の頃イソップ童話をよく読んだのだが、こういう話があった。 サルが街を遠くから見ていると、誰かが表彰されて立派な勲章かなにか貰っている。サルもあれが欲しい。どうしたらみんなから評価されるのだろう、と。そこにクマがやってきて、サルに教える。一生懸命仕事をしたからだよ、というのだ。そこでサルは森の枯れ木を集めたりとかいろいろ一生懸命仕事を始める。でもやっぱり誰も評価してくれない。どうしてなんだ、と。そこにクマがまたやってきて、サルに教える。みんなの役に立つ仕事をしないとだめなんだよ。 そんな物語を思い出す。 主体的な労働と市場ニーズの労働は一致せず、現状では、市場側の理屈で仕事ができるわけで、みんなの役に立つ仕事=市場ニーズの労働かというと、まあ、そのあたりはごにょごにょ。ただ、それでもカネは
テレビ局がわが家のハードディスクを制御する? 公開日時: 2006/06/30 18:59 著者: 佐々木俊尚 1か月ほど古い話になるが、『山崎潤一郎のネットで流行るものII』の『NHKの技研公開を見学してきた〜ユーザー軽視のサーバー型放送』というエントリーで、サーバ型放送に対する不信感が語られていた。 <それにしても、サーバー型放送のデモを見ていてつくづく思ったのだが、メーカーと放送事業者で集まって密室で規格を作っている、というのはまさにその通りだと感じた> 山崎さんはこのエントリーの中で、HDDで録画した番組を外部に転送する際のメディアがSDカードになっている点を取り上げ、<松下が深く絡んでいるので、政治的な思惑で、なにがなんでもSDカードを使わなければならないのはミエミエな感じだが、自分たちの思惑だけでそんな不便なものをユーザーに押しつけるなと言いたい>と怒りを表明されてい
日曜の「コピーワンス」についての記事には、意外に多くの反響があった。規格を総務省と業界が密室で決めたため、コピーワンス自体を知らなかった人も多いようだ。そこでもう一つ、コピーワンスが奇怪な「進化」をとげたケースを紹介しよう。 これは「サーバー型放送」と呼ばれる。ふつうサーバというと、サービスを供給する側にあるものだが、この場合は家庭に置かれるセットトップ・ボックス(STB)を「ホームサーバー」と呼ぶ。この名前は一昔前、テレビが「ホームオートメーション」の中心になると思われていたころの遺物だが、クライアントがどこにあるのか、よくわからない。Serverとは「給仕」のことで、clientは「客」である。客がいないのに、給仕だけがいるということはありえない。ネットワークの中心はユーザーであって、サービスを供給する側ではないのである。 このサーバーはどういうものかというと、以前の記事でも書いた
YouTubeで起きた悲しいできごと:News Weekly Access Top10(2006年7月23日-7月29日) 先週のアクセストップは、先々週の2位だった記事。お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次さんが、相方の山本圭一さんの不祥事に関してテレビ番組で謝罪したシーンの動画がYouTubeから削除された、という内容だ。 山本さんの不祥事が報道された7月18日以来、関連する動画がYouTube上に次々に公開され、それぞれ数万~数百万再生されていた。YouTubeのアクセスランキングでも常に上位。日本人だけでなく、米国人の興味もそそったようだ。 だが日本語が分からない米国人にとって、加藤さんが泣きながら謝罪する映像や、萩本欽一さんが記者に囲まれている映像は、なぜ人気なのか疑問だったに違いない。一部の米国人が、各映像のコメント欄に「彼は誰?」「なぜ泣いているのだ」などと英語で書き込み、日
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