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ブックマーク / xtech.nikkei.com (175)

  • アラン・ケイが描くパソコンの未来像(中編)

    「パーソナル・コンピュータ」の概念を提唱したとして知られるアラン・ケイ氏に会う機会を得た。同氏は、「Web技術の進化は驚くほど遅い」と喝破する。この言葉には、より高いレベルでの技術進歩を望む同氏の前向きな姿勢がにじみ出ている。Web技術がインフラとして社会に浸透したことによって、新たなイノベーションを短時間で起こしにくくなっているのではないかと危惧する。同氏へのインタビューの連載の2回目をお届けする。 デジタル技術の進歩にはめざましいものがあります。次から次へと新しいイノベーションが起こっているように見えますが。 大局的にみれば、その質問には「ノー」と答えざるを得ない。今、世の中に普及しているテクノロジーで、1980年後に発明されたものは皆無に近い。アイデアの源泉ははるか昔にある。例えば、パーソナル・コンピュータの原点も40年以上も前にさかのぼる。 「パーソナル・コンピュータ」の誕生に先駆

    アラン・ケイが描くパソコンの未来像(中編)
    yosh0419
    yosh0419 2006/08/17
  • 回収対象410万個,ソニーのLiイオン2次電池に何が起きたのか

    Dell Corp.が発表したノート・パソコン向けLiイオン2次電池の自主回収の対象は,全世界で410万個に及ぶ。そのすべてが,ソニーエナジー・デバイスが供給したLiイオン2次電池だった。

    回収対象410万個,ソニーのLiイオン2次電池に何が起きたのか
  • こちらに非がなくても、相手に“逃げ場”を用意せよ

    ■「交渉に勝つ」とはよく言いますが、お客様との交渉においては、それが商談であれ、トラブル交渉であれ、お客様を敗北に追い込むことは目的ではありません。特にトラブル交渉では、自らが負けずに、そして「相手にも負けさせない」ことが大事です。 トラブル交渉では、お互いに深い傷を負いたくない。なんとか責任を回避して自分の傷は最小限にしたい。そのせめぎ合いだ。 こちらが「売り手」の立場であっても、それは同じだ。言いがかり的なクレームは当然のこと、こちらに責任のないことまで責めを負わされるいわれはない。冷静に責任の所在を明らかにし、主張すべきは主張して責任に応じた対応をする。それが原則だ。 ITにおけるトラブルというのは、障害にしろ、仕様変更にしろ、実は顧客側に非がある場合が意外と多い。「すわ障害だ」と、いきり立ってベンダーを呼びつけたら、顧客側がとんでもない運用をしていた、なんてことはしょっちゅうだ。

    こちらに非がなくても、相手に“逃げ場”を用意せよ
  • 「ビル・ゲイツはネット時代のアーキテクトにはなれなかった」:ITpro

    米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長が、2年後に経営の第一線を退くと発表した。マイクロソフト日法人の社長、会長を務め、ゲイツ氏とは20年以上の親交がある古川享氏は、その理由は「個人の時間を何のために使うかの優先順位の問題」だと語る。ただその背景には、スティーブ・バルマーCEOへ権限委譲が急速に進んだことで、ここ数年はゲイツ会長自身、マイクロソフトの将来の方向性を打ち出す立場にありながら、「開発リソースの配分や製品出荷の順番を決めるといった経営に直接関わるところまでは口出しできなくなってきた」こと、レイ・オジーをはじめとする後継者が育ってきたことなど、複雑な事情が絡んでいると打ち明ける。 ——ゲイツ氏引退の当の理由は何だと思うか。 「個人の時間を何のために使うか」という優先順位の問題だ。福祉財団の活動に重点を置くというのは、その通りかもしれない。ただ、引退発表の裏側には二つの別の要素がある

    「ビル・ゲイツはネット時代のアーキテクトにはなれなかった」:ITpro
    yosh0419
    yosh0419 2006/07/14
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  • メイド立国ニッポン---秋葉原の産業構造の変化を実感

    「メイドさんが『Firefox』を配るから取材しろ」。 先輩記者の指令を受けて,記者は7月8日,蒸し暑い土曜日にもかかわらず秋葉原へと足を運びました。記者にとって秋葉原は1990年代中盤から足しげく通ったなじみの街です。ただ,この2~3年は個人的にコンピュータをあまり買わなくなったこともあり,秋葉原に行く機会がほとんどありませんでした。8日は当に久しぶりの秋葉原散策になりました。 そして,噂に聞いていたとは言え,その変容ぶりに驚きました。まず最近建った秋葉原UDXヨドバシカメラ秋葉原店のビルにも少し驚きましたが,それ以上に驚愕(きょうがく)したのはJR秋葉原駅前の光景です。 メイド姿の女性が5~6人もいます。さらにチャイナ・ドレスやナース服に身を包む女性もいます。JR秋葉原駅前は昔からいろいろなキャンペーンが行われる場所として有名でしたが,こうもメイド服などのコスプレ女性一色だと,かつ

    メイド立国ニッポン---秋葉原の産業構造の変化を実感
  • グーグル村上社長“Google八分”を語る:ITpro

    Googleのミッションは情報を整理して届けること」---グーグルの代表取締役社長 村上憲郎氏は6月29日,情報通信政策フォーラムのセミナーで講演,Googleの思想やビジネスについて説明するとともに,会場からの質問に答えて検索結果の削除基準などについて説明した。 村上氏は「Googleの考え方」と題して講演。Googleのミッションは「世界のあらゆる情報を整理して世界中の人がアクセスできるようにすること」であり,それをファイナンス面で支えるために広告があると語った。メールやニュース,地図など様々なサービスを提供しているが,いずれも検索の延長にあるという。 Yahoo!は「目次」,Googleは「索引」であり,Googleはポータルを目指しているのではなく,Googleとしか呼べないビジネスモデルであると村上氏は言う。 Googleのサーバーは秋葉原より安い サービスを支えるインフラを村

    グーグル村上社長“Google八分”を語る:ITpro
    yosh0419
    yosh0419 2006/07/03
  • デルのノートPC炎上の原因はバッテリー、炎上した機種は明らかにせず

    デルは6月29日、デルのノートパソコンが国内で炎上した事故について、「バッテリーセルに関連する事象だろう」と同社のノートパソコンが原因であったことを認めた。炎上した機体は「米国で購入したものを日に持ってきた」(同社広報)ものと語ったが、具体的な機種については明らかにしなかった。 デルは、「原因の詳細などについて調査を進めている段階で、原因や対策が判明し次第、しかるべき処置を発表するが、発表時期は未定」と話している。同社のノートパソコンが炎上した事故については、6月21日に英国のITニュースサイト「the INQUIRER」が報じた(http://www.theinquirer.net/default.aspx?article=32550)。同サイトによると、大阪で行われたカンファレンスでexplode(爆発)したという。炎上している様子が写真でよく分かる。 デルは今年3月と昨年12月に、

    デルのノートPC炎上の原因はバッテリー、炎上した機種は明らかにせず
  • インターネットにおける“通信の秘密”とは?---ぷららの「Winny遮断」に対する総務省見解を受けて

    サッカーW杯日本代表の選出にはちょっとした“サプライズ”があったが,5月17日に総務省がぷららネットワークスの「Winny(ウィニー)遮断」に対して示した見解には一切サプライズはなかった。「ぷららのWinny遮断は適切ではない」---。この総務省見解に対して各方面に取材した結果と,今後のWinny問題の展開について考えたことを今回はまとめてみたい。 なお,総務省による見解が示されるまでの経緯および筆者の考えは,記者の眼『ぷららのWinny遮断は是か非か』(前編),同(後編),および記者のつぶやき『Winnyによる情報漏えい事件を終息させるには?』を参照してほしい。 ■正当な業務であれば“通信の秘密”に抵触してもいい? まず,総務省の見解を確認しておこう(以下の内容は,総合通信基盤局電気通信事業局消費者行政課の石井芳明課長補佐に取材した内容を基にしている)。 総務省は,ぷららのWinny遮断

    インターネットにおける“通信の秘密”とは?---ぷららの「Winny遮断」に対する総務省見解を受けて
  • それでもWinny(ウィニー)を使い続けますか?

    これだけ問題になっているにもかかわらず,ファイル共有ソフト「Winny(ウィニー)」を使っているユーザーはまだまだ多いようです。 「自分はファイルをダウンロードしているだけなので違法性はない」「“Winnyウイルス”に感染するようなヘマはしないので大丈夫」「Winnyウイルスが“放流”したファイルをダウンロードすることはないので,情報漏えいの拡散には関与していない」---。勝手な(誤った)理由をつけて,使い続けているユーザーは少なくありません。 しかし,そんな言い分は通用しない状況になってきました。ITproで報じているように,Winnyにはセキュリティ・ホール(脆弱性)が見つかったからです。発見者である米eEye Digital Securityの鵜飼裕司氏によれば,このセキュリティ・ホールはとても危険であり,悪用すれば,Winnyが稼働するパソコン上で任意のプログラムを実行できるといい

    それでもWinny(ウィニー)を使い続けますか?
  • 【インタビュー】 任天堂岩田社長が「Wii」に込めた想い - デジタル家電 - Tech-On!

    任天堂が2006年内に発売予定の新型ゲーム機「Wii」を披露した。従来のコントローラを刷新し,加速度センサを使い上下左右に動かすことでキャラクターを操作できるユーザー・インタフェースを採り入れた。携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」の大ヒットを追い風に,据置型ゲーム機の世界でもユーザー・インタフェースの革新をもたらす。同社 代表取締役社長の岩田聡氏がWiiに込めた想いを余すところなく語ってくれた。(聞き手は浅見直樹=ITpro発行人,蓬田宏樹=シリコンバレー支局) ―― なぜ,ユーザー・インタフェースが重要だと考えるようになったのですか。 岩田氏 任天堂は,どうやったらゲームを楽しんでくれるユーザーを増やせるか,この命題に数年間,挑み続けています。私も技術屋なので,技術を否定する気は全くない。新しい技術が出て,それを応用するのはすごいことだと思う。ただ,もっと絵がきれいになっても,これ以上ゲ

    【インタビュー】 任天堂岩田社長が「Wii」に込めた想い - デジタル家電 - Tech-On!
  • 発見者が語る「Winnyのセキュリティ・ホール」

    米eEye Digital Security(以下,eEye)は米国時間4月21日に、Winny(ウィニー)のヒープ・オーバーフロー脆弱性(セキュリティ・ホール)に関するアドバイザリを発表しました(関連記事)。今回は、その脆弱性の処理の経緯や脆弱性の概要についてお話したいと思います。 3月22日(PST) - IPAに脆弱性の処理を依頼 先月からWinnyに関する格的なリサーチを開始したことは、以前の「ITpro Watcher」でお伝えしました(関連記事)。リサーチで最も時間を費やしていることは、技術的な事柄ではなく、Winnyを取り巻く社会的な事柄を理解することです。 コード解析、Winnyネットワーク解析、脆弱性監査など、技術的なリサーチの基部分は数日でほぼ完了しました。技術的な部分は私と金居の2人で事足りましたし、さほど大きなハードルもありませんでした。しかし、Winnyを取り

    発見者が語る「Winnyのセキュリティ・ホール」
  • 「Web2.0」vs「SOA」,勝つのはどっちだ?:ITpro

    常にさまざまなバズワード(流行語)で彩られるIT業界。現在,最も旬な言葉を二つ挙げるとしたら,それは「Web2.0」と「SOA」(サービス指向アーキテクチャ)だろう。日経コミュニケーション編集部に属する筆者は,幸運なことに,この両者をテーマに取材できる立場にある。 そして,最近の取材中に感じるのは「“SOAの人たち”がWeb2.0に言及し始めた」という点だ。ここで言う“SOAの人たち”とは,伝統的なコンピュータ・ベンダーや通信事業者に属する方々のことである。これらの企業への取材中に,半ば雑談として「Web2.0をどう思いますか?」と話を向けると,筆者の予想以上に積極的な意見を披露してくださる方が多い。 ある通信事業者の幹部は「我々がGoogle Mapsのようなサービスをやれば,帯域やネットワークのコントロールを含めて,面白いことができると思う。ただ,ちょっとそこまでは手が回っていない」と

    「Web2.0」vs「SOA」,勝つのはどっちだ?:ITpro
    yosh0419
    yosh0419 2006/04/17
    ITPro「記者の眼」が相変わらず面白すぎる件について.
  • Winny(ウィニー)のしくみ:ITpro

    Winny(ウィニー)は2002年に登場したP2Pファイル共有ソフトである。このWinnyは,匿名性を実現しやすいというP2Pの特徴に目を付け,その匿名性を強化するようなしくみを持っている。 検索のしくみはファイル体と別 WinnyがP2Pネットワークに参加するには,サーバーは使わない。最初につなぐパソコンを手入力で設定し,Winnyのネットワークにつなぐ。 ネットワークに接続したら,次はファイル検索である。 Winnyでは,検索キーワードがファイル名に含まれていると,そのファイルが検索に引っかかるようになっている。これだけ見ると単純そうだが,Winnyの検索のしくみはかなり複雑だ。 Winnyのネットワーク内では,ファイル体とそのファイルに関する情報が切り離され,後者だけがばらまかれる(図1)。この情報は,ファイル名やファイルがあるパソコンのIPアドレスなどの情報をまとめて暗号化した

    Winny(ウィニー)のしくみ:ITpro
  • 【PMA】富士写が「ISO3200相当」のカメラ発売,感度競争で他社突き放す

    富士写真フイルムは,解像度を低下させずに自社基準でISO3200に相当する高感度撮影が可能なデジタル・カメラ「FinePix F30」を発売する(ニュース・リリース,製品説明ページ)。 2006年に発表された同社以外の高感度機は,それぞれのメーカーの基準でISO800~1250程度。測定方法の差を無視すると,今回のF30は他社製品の2.6倍~4倍ほど感度が高いことになる。 F30は,「FinePix F11」の後継機種である。F11では感度が最大でISO1600に相当するとしていた。今回のF30の米国における発売時期は2006年5月。想定価格は400米ドルである。 画像処理LSIと撮像素子を改変 富士写真フイルムを含むデジタル・カメラ各社がいう感度は信号のみを対象にし,雑音は考慮していない。このため,高感度化は画質低下を伴うことがある。これに対し同社は画像処理LSIと,撮像素子を見直して問

    【PMA】富士写が「ISO3200相当」のカメラ発売,感度競争で他社突き放す
  • 「仕事始めの前に回避策の実施を」,Windowsの脆弱性を突く画像ファイルに注意

    IT Proでも注意を呼びかけているように,すべてのWindowsが影響を受ける危険なセキュリティ・ホール(脆弱性)が12月末に見つかり,その脆弱性を突く画像ファイルが広く出回っている。修正パッチは未公開だが,影響を軽減する方法はいくつかある。休み中にたまったメールをチェックする前に,まずは回避策を施したい。 現在考えられる回避策としては,以下のようなものが考えられる。 (1)今回の脆弱性に関連するDLL(shimgvw.dll)を無効にする (2)Microsoft以外から公開された“非公式パッチ”を適用する (3)ウイルス対策ソフトを最新の状態に保つ(最新のウイルス定義ファイルを使用する) (4)信頼できない相手からのメールに添付されたファイルは開かない/プレビュしない/保存しない (5)信頼できないWebサイトへはアクセスしない (1)については,マイクロソフトがセキュリティアドバイ

    「仕事始めの前に回避策の実施を」,Windowsの脆弱性を突く画像ファイルに注意