米国で日本アニメのテレビ放送を数多く手掛けてきたカートゥーンネットワーク(CN)の日本アニメ離れが鮮明になってきた。 9月11日に新たに更新された同局のテレビ番組表で、土曜日深夜の放映枠「アダルトスイム Adult Swim」から、日本アニメ番組が大きく削られていることが明らかになった。同局の日本アニメ放映後退の動きとして、現地のメディアやファンの間に波紋を呼んでいる。 今回の番組放映時間の改編では、日本アニメの中で『NARUTO』と並んで人気の高い『BLEACH』が、従来の放映時間12時半スタートに代わり11時スタートに繰り上げられる。また、11時半からは、日本で新シリーズの制作発表が行われた『鋼の錬金術師』の再放送が入る。 『BLEACH』の放映時間繰上げは、人気シリーズの放送をより早い時間に放送することで、視聴率の底上げを狙っていると言える。同様に米国でかつて絶大な人気を誇った