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ブックマーク / yosyan.hatenablog.com (19)

  • 新聞が補助金だってさ - 新小児科医のつぶやき

    新聞業界の販売部数や収入や利益がかなり不透明なのは周知の通りです。とくに販売部数の裏舞台は魑魅魍魎が蠢く世界で、何人かのチャレンジャーが挑んでいますが、強烈な防衛線の前に返り討ち状態になっています。今日はそんな事にチャレンジしようとは思っていませんので、ゴチゴチの公式データをまず紹介します。どれだけゴチゴチかと言えばソースは日新聞協会だからです。 引用するのは新聞の総売上高の推移です。 年 新聞業計 販売収入 広告収入 その他収入 1997 25293 12903 9127 3264 1998 24848 12297 8584 3337 1999 24688 12876 8448 3365 2000 25223 12839 9012 3372 2001 24890 12858 8687 3345 2002 23721 12747 7709 3265 2003 23576 12640 75

    新聞が補助金だってさ - 新小児科医のつぶやき
  • 嫌だけど検証 - 新小児科医のつぶやき

    後から言うのは卑怯ですが、8/29に合わせたように小型の奈良事件のような報道が為された事に違和感を感じています。もちろん8/29早朝に偶発的に発生した事件ですから、「計画的」なものではないでしょうが、日付と事件の類似性に嫌な感じを抱いています。嫌な感じとは、単純にはマスコミ側の奈良事件支援キャンペインですし、深読みすれば、ネット医師が飛びつきそうなネタを曝しておいて、集まったところで根こそぎ叩き潰すような二段報道の懸念です。m3事件に象徴されるように、医師のネット世論には警戒心が抱かれ、なんとか封じ込めたいの意図はヒシヒシ感じるからです。 最初から計画的ではなかったのであろうは、毎日の初期報道にあります。これはssd様のところに残っています。 奈良から救急搬送の妊婦が流産 10病院受け入れ断る 29日午前5時10分ごろ、大阪府高槻市富田丘町の国道171号交差点で、奈良県橿原市の妊娠3カ月の

    嫌だけど検証 - 新小児科医のつぶやき
    yosh0419
    yosh0419 2007/08/30
    「抜本的対策」は,まずは医師と社会との間にある亀裂を修復することだと思う.小児科の先生たちを使役する思考ではますます溝は深まるばかりだ
  • 豚の餌に年金 - 新小児科医のつぶやき

    いつも楽しませてもらっているJA1NUT氏のステトスコープ・チェロ・電鍵様の6/27エントリーを読んで驚きました。まず話の前提を引用します。 これは、厚生年金保険法作成に携わった戦前厚生年金保険課長だった花澤武夫氏が、昭和61年に厚生省の外郭団体が主催した座談会で話した内容です。 その内容は、「厚生年金保険制度回顧録」にまとめられています。 「厚生年金保険制度回顧録」 発行:(株)社会保険法規研究会 編集:財団法人 厚生団 第159回国会 予算委員会 第18号 平成16年3月3日(水曜日)でも取り上げられた内容です。 とりあえず気になったのはどんな国会質疑であったかですが、会議録が残っています。この日の予算委員会は、前半が北朝鮮問題の集中審議で、後半が一般質疑となっており、質問者は民主党の海江田万里氏です。 海江田委員 民主党の海江田でございます。 参考人の皆様、御苦労さまでございます。

    豚の餌に年金 - 新小児科医のつぶやき
    yosh0419
    yosh0419 2007/06/29
    正直めまいがしてきた
  • コムスンショック - 新小児科医のつぶやき

    恥ずかしながら今回の報道があるまでコムスンという会社を知りませんでした。だから報道があったときも、名前の語感からセコムみたいな警備会社や、サムスンみたいなIT系企業を頭に描いたぐらいです。もちろんそうではなくて介護業界の最大手企業である事はまず理解しました。 後は記事からの泥縄なんですが、この会社はバブル期にジュリアナで一山あてた会社の末裔で、介護事業が始まると素早く参入し、短期間のうちに巨大化したようです。そうであればこの会社は昔から医療に関与した事業をベースに拡大したのではなく、異業種からの新規参入を果たしていた事になります。 ジュリアナで一山あてた事も、異業種からの新規参入も批判する気はサラサラありません。私が気になったのは、そういう機を見るに敏な経営者をもってしても、介護事業は儲からない事業になっている事です。医療の慣習とか常識に囚われない発想であったから急成長したのでしょうが、そ

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  • 神奈川の試み - 新小児科医のつぶやき

    少し長めの引用ですが、2007年3月31日付毎日新聞より、 救急搬送妊婦:神奈川県が受け入れ先照会 医師負担軽く 人手不足や過酷な労働条件が問題になっている産科医の負担を減らそうと、神奈川県は新年度から、比較的危険度が高く救急搬送が必要な妊婦の受け入れ先を電話で探す業務を、医師に代わって県職員が担当する。従来は、総合周産期母子医療センターなどの医師が電話で他病院と受け入れ交渉をしていた。同県は「産科医の過剰な負担が少しでも軽くなれば」と話す。日産科婦人科学会が求める救急情報ネットワークの運用改善のモデルケースになりそうだ。【永山悦子】 同県では、一般の産科診療所などで対応できない妊婦を受け入れるため、危険度が非常に高いお産を担う基幹病院のほか、中核病院、協力病院の計32病院が参加して県周産期救急医療情報システムを作っている。各病院はインターネットのホームページで、互いのベッドの空き状況な

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  • ゴミは不要 - 新小児科医のつぶやき

    言うまでもなく開業医であり日医会員である私のところには医師会経由で配布物がやってきます。そんなものの一つが昨日Faxで届きました。内容は日医HPにもありますが、IDとPWが必要なので、転写します。 日医師会会員に対する MMJ(The Mainichi Medical Journal,編集・発行:毎日新聞社)の無償配布 および個人情報の提供について この度,毎日新聞社より,同社発行の医学情報雑誌『MMJ(The Mainichi Medical Journal)』を会会員へ毎号無償提供したいという申し出があり,会で検討の結果,受諾することといたしました.近日中に毎日新聞社より見誌が送られる予定でございます.見誌の中には,継続送付のご希望についての確認用紙を同封してございます. つきましては,会は見誌送付の目的で,会員の氏名,送付先を印字した宛名ラベルを下記の要領で毎日新聞社に

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  • 僻地義務化報道のメディア・リテラリシー - 新小児科医のつぶやき

    2007年03月15日付Asahi.comより、 若い医師「へき地勤務義務化を」 日医諮問委が提案 日医師会(日医)の諮問委員会は15日、医師確保の対応策として、臨床研修を終えた若い医師にへき地などでの勤務の義務化を提案する中間報告書をまとめた。今後、役員会などで合意すれば具体案をまとめ、日医が厚生労働省に提言する。 報告書には、研修終了後の一定期間内に、へき地や医師不足地域での勤務の義務化を考慮すると盛り込まれている。産科・小児科など、医師が不足する診療科への勤務も想定されているという。 厚労省は昨年度、医師確保対策として、へき地などへの勤務を開業の条件にする案を審議会にはかったが、日医などから「やる気がない人が行っても根的な解決にはならない」「強権的」などの反対が出て実現しなかった。 だが今回、諮問委員会は、義務化まで踏み込まなければ医師偏在は解決しないとの危機感の高まりを受け、報

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  • 診療所は儲かっているか - 新小児科医のつぶやき

    平成17年1月26日に中央社会保険医療協議会において了承された、第14回医療経済実態調査の報告(平成15年6月調査)があります。そこで開業医は高収入であると例のごとく叩かれたのですが、収支差分布図をグラフにして見ました。 この時は診療所の平均収入が228万円もあるとして、マスコミ総出で叩かれたのですが、グラフをよくご覧ください。これで平均が228万円と直感的に感じられる人間はそうはいないんじゃないでしょうか。 全体の調査件数は1036件となっております。まず収支差が100万円以下の比率ですが、375件あり全体の36%を占めています。さらに150万円以下なら531件で51%、200万円以下となると639件で62%になります。200万から250万のグループは100件あり、平均が228万円なのでやや乱暴ですが、平均の228万円以下が50件だと仮定すると、平均以下の診療所は689件で67%を占める

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  • 柳沢答弁と15人のユダ - 新小児科医のつぶやき

    昨日は予算院会ネタを1回休みましたが柳沢大臣と安倍総理の答弁の拠り所とした聖書である医師の需給に関する検討会報告書をやっと読み終わりました。この検討会に名を連ねた委員は、 池田康夫慶應義塾大学医学部長 泉 陽子茨城県保健福祉部医監兼次長 内田健夫社団法人日医師会常任理事(第13回〜) 江上節子東日旅客鉄道株式会社顧問 川崎明徳学校法人川崎学園理事長、社団法人日私立医科大学協会長 小山田恵社団法人全国自治体病院協議会長 水田祥代国立大学法人九州大学病院長 土屋隆社団法人日医師会常任理事(第1〜12回) 長谷川敏彦日医科大学医療管理学教室主任教授 古橋美智子社団法人日看護協会副会長 田麻由美読売新聞東京社編集局社会保障部記者 矢崎義雄 (座長) 独立行政法人国立病院機構理事長 山修三社団法人日病院会会長 吉新通康東京北社会保険病院管理者、社団法人地域医療振興協会理事長 吉村

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  • 横浜の事件 - 新小児科医のつぶやき

    暇人28号様が巨大掲示板経由でコメントしてくれた神奈川新聞のニュースです。神奈川新聞のサイトを見に行っても無かったのでコメントからの引用とします。 医療過誤で執刀医ら書類送検へ/横浜市立脳血管医療センター 社会 2007/02/22  横浜市立脳血管医療センター(同市磯子区、植村研一センター長)で二〇〇三年七月、脳出血の女性患者(53)が内視鏡による頭部手術後に重度障害を負った医療過誤で、県警捜査一課と磯子署は今週中にも、業務上過失傷害の疑いで、当時の脳神経外科部長(55)、執刀医(38)ら四人を書類送検する。 手術の様子を記録したビデオ映像などの鑑定結果や、〇六年三月に実施した同センターなどに対する家宅捜索で押収した資料の分析などから、四人の刑事責任を問えると最終的に判断し、立件に踏み切る。 これまでの調べでは、外科部長らは同年七月二十八日午前十時五十分ごろから約三時間、同様の手術の経験

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  • エンターテイメントから変える医療不信 - 新小児科医のつぶやき

    アイデアが興味深かったので取り上げます。三上藤花さんが書かれている「日々のたわごと」というブログで、どうも普段はアニメの事を中心に書かれているようです。その方が医療の事を考えてくれて、エンターテイメントから変える医療不信というエントリーを立ててくれました。相当真面目に考えてくれているようで、医療情報の収集分析もしっかりしたレベルと思います。 エントリーの内容は読んでもらえれば良いのですが、医療に対する様々な偏見は情報不足に尽きると言う提言です。情報不足どころか型にはまりきったステレオタイプの医療ドラマばかりが作られ、それが医療の実態として刷り込まれているのが問題では無いかという考えです。仰っている事はもっともで、医療関係者以外が医療の現場の情報を収集するところとしてはテレビドラマが多いのは間違い無く、そこで見られるのはゴッドハンド医師、強欲医師、医局の封建制度と白い巨塔路線とブラックジャッ

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  • WEは残業代定額制度? - 新小児科医のつぶやき

    WEは冷静にその価値を分析すると評価すべき部分はあるはずです。だから少数派とは言え導入賛成論もあります。経営者ではなく現場の従業員の声としてあることも認めます。ただどんな制度でもそうですが、制度は運用するものの精神で性格がガラっと変わります。WEの場合、運用者は言うまでもなく経営者です。従業員にとって会社とは自由に退職できる権利だけはありますが、その他は組織の論理に服従しなければならないところです。組織の論理は組織の秩序統制に必要なものではありますが、一面理不尽な事も多々あります。 WEが従業員にとってメリット多く運用されるか、それとも従業員を絞り上げるために存在するのかは、運用者である経営者の腹一つで決まります。私がWE導入に反対の立場なのは、医師にとっては現在の職場環境の劣悪さを是認し、さらに助長するものにしか感じられなからです。他業種の現状は正直なところよくわかりませんが、WEの発動

    WEは残業代定額制度? - 新小児科医のつぶやき
  • 12回目の1.17 - 新小児科医のつぶやき

    あの日は成人の日の代休明けの火曜日の朝、あの時刻は朝の5時46分、続いた時間は20秒とされますが、体感的にはもっともっと長かったように記憶しています。12年前に神戸に住んでいたある年齢以上の人間に一生忘れる事が無い悪魔の時間であり、今に続く長い長い悪夢の始まりでもありました。 あれから防災、防災としばらく言われ続けましたが、実地を経験したものの感想です。 私が思うに日の防災システムは基的に年中行事の一つである台風に備えてのものであるような気がします。台風はある程度準備してこれを迎えることが出来ます。予想進路、到着時刻、台風の規模はかなり正確に予想されます。台風に伴う高潮もまたある程度の予見を持って対応できます。 台風は大きな被害をもたらしますが、それでも街中の家やビルを根こそぎなぎ倒すほどのものではありません。対策としては部があり、そこで情報を集め、各所に指令を出して災害に対処します

    12回目の1.17 - 新小児科医のつぶやき
    yosh0419
    yosh0419 2007/01/17
    阪神・淡路大震災の被災者である小児科の先生による,当時の被災状況についての回想
  • 夢の年収による美しい国 - 新小児科医のつぶやき

    経済財政諮問会議なるものが前政権時代から幅を利かしているの周知の通りです。何をするところかと言えば、民間メンバーと称する財界代表と、政府の政策に忠実な御用学者が集まって論議するところです。その論議の結果は行政府に大きな影響をもたらします。日は三権分立はいえ、立法府の多数派が行政府を握るため、行政府>立法府の関係があります。そのうえ現在の与党は衆議院で2/3を越える圧倒的多数派を占めています。そういう中での経済財政諮問会議の重みは相当なものです。 先日御用学者の御高見として政府の経済聖典である新自由主義経済を盲信する御用学者の意見をエントリーしました。その中での一節を再掲します。 −規制緩和は弱者に厳しいと批判されるが。 「真の弱者が誰であるかを見極めなければなりません。改革への批判は弱者の仮面を被った強者の論理である事が多い。例えば今、労働市場で規制を強めて、労働条件を正規雇用者にそろえ

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  • 東京事情 - 新小児科医のつぶやき

    東京も首都圏の事も良く知らない私が東京の事を書くのは大任過ぎたような気がします。それでも書き始めたからにはそれなりに進まないと行けませんので、スタンスはあくまでも外部(内部から見るのは不可能なもんで・・・)から見た印象とします。 東京を知らない辛さはchaimd様から頂いた情報分析が十分に出来ない事です。コメントを再掲します。 ×都立母子保健院 - 世田谷区 閉院 ×東京臨海病院 - 江戸川区 小児科救急診療体制 完全休止のお知らせ http://www.tokyorinkai.jp/gairai/f_1.html#12 ×国立東京災害医療センター 平成18年11月1日より小児科常勤医が不在になります。 http://www.hosp.go.jp/~tdmc/sin_syouni.htm ×佐々総合病院 小児科当直終了のお知らせ http://www.sassa-hospital.com/

    東京事情 - 新小児科医のつぶやき
  • 余波というより津波 - 新小児科医のつぶやき

    奈良事件は福島事件と並ぶ大事件であると感じています。他にも堀病院事件からの助産師問題や川崎こんにゃくゼリー訴訟もありますが、今年の医療界の大事件としては双璧だと思います。福島事件以来、医療問題を追っかけている者にとっては出来る限り書いておきたい重大事件です。同じテーマが長く続いていますが、あくまでもこれはブログですから、私の興味が一番向くものを追いかけさせて頂きます。 これだけの大事件ですから、当然影響は出て来ます。現時点で分かっている大きな影響を2点書きたいと思います。まず1点目は奈良県の動きです。事件後、あれだけ周産期の救急体制の不備を叩かれれば反応せざるを得ません。いつもながら問題を指摘された段階ではなく、問題が顕在化し事件となるまで動かないのがもどかしいですが、動かないよりずっとマシとは言えます。詳細はいつも引用させて頂いているある産婦人科医のひとりごとを参照してもらえればと思いま

    余波というより津波 - 新小児科医のつぶやき
  • まだチャンスはあるのだろうか - 新小児科医のつぶやき

    たくさんのコメント、TBありがとうございます。コメントに対していちいちご返答させて頂きたいのはヤマヤマですが、これだけ来ると対処が難しく、ある程度まとめてになる失礼をお許しください。 正直、一昨日のエントリーへの反応は驚きました。エントリーにも書きましたが、頻発する医療訴訟の判決、判決に至らなくとも訴訟を起こされた報道を読むたびに医者は縮み上がっています。誤解して欲しくないのですが、明らかな医者のミスに対する断罪は気にもしていません。「そんなものはオレはしない」と医者なら誰も考えています。人間という不確実性に溢れた対象に行なうという医療という仕事は、それぐらいの自信が無いと到底出来る仕事ではないからです。ところが状況を当てはめて、自分でもおそらく同じ診断の元に同じ治療をする可能性があるものにはひたすら恐怖します。 医療での診断や治療法の選択は、絶対の正解はほとんどの場合は無く、高い確率でこ

    まだチャンスはあるのだろうか - 新小児科医のつぶやき
  • その日が来たか・・・ - 新小児科医のつぶやき

    奈良の事件です。まず亡くなられた患者様に深い哀悼の意を表し、残された御遺族の方に慎んでお悔やみを申し上げます。 事件の詳細はある産婦人科のひとりごとで詳しいかと存じます。ここでの管理人氏の意見が一番正論かと思います。宜しければそちらをまず読まれることをお勧めします。 事件の構図を簡単にまとめます。 分娩中に頭痛を訴え意識消失発作を起こした。 産科医は子癇発作と考えその処置を行なった。 しかし経過が重篤で他院での処置が必要と判断した。 転送先を探すも18軒に断られ、19軒目の国立循環器病センターにようやく運ばれた。 患者は脳出血を併発しており死亡、子供だけは助かった。ここで出てくる子癇発作の教科書的解説を先に入れておきます。妊娠,分娩,産褥期に出現する強直性あるいは間代性痙攣と昏睡を主症状とする特殊型妊娠中毒症である.このうち分娩子癇が最も多い.妊娠中毒症の早期発見・治療により,子癇の発症は

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  • 他人事 - 新小児科医のつぶやき

    今朝のYOMIURI ONLINEから 小泉首相は1日夜、05年の合計特殊出生率が1・25と過去最低を更新したことに関連し、首相官邸で記者団に「今年になって出生率も回復の兆しがあるとの報告を受けている。今後、少子化対策は最重要課題になってくる」と述べた。 たしか今年の初めに出生率が低下して、人口が減少に転じる事が大きなニュースとして報じられたと記憶しています。また少子化対策が重要と判断したので担当大臣を置いたはずです。それほどの重要課題であるはずなので、国会の予算審議でも対策が論じられなければならないはずです。普通に考えればそうならないとおかしいはずです。 もうすぐ国会は会期が終わりそうです。首相は会期延長には気乗り薄です。この国会で少子化対策はどれほど論じられたのでしょうか。国会のすべての委員会をウォッチングするのは不可能ですから、あくまでもメディアが報じたもの、また具体的に形になったも

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