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2008年7月17日のブックマーク (2件)

  • 時代の風:ネット時代の危機管理=東京大教授・坂村健 - ユニバーサロン クリッピング

    時代の風:ネット時代の危機管理=東京大教授・坂村健 ◇自己に厳しい姿勢、必要 「信用が命」という業界の不祥事が最近、当に多いような気がする。昔はモラルが高かったから不祥事自体が少なかった――と考えるよりはむしろ情報通信技術が社会の風通しを良くしたため、問題が表に出やすく、かつ広がりやすく、記憶に残りやすくなったと考えた方が自然だろう。人間の質というのはそうは変わらないが、科学技術は確実に時代を変えるのだ。 船場吉兆の女将(おかみ)が記者会見でのヒソヒソ話がテレビで流れた後、「マイクがあんなに性能がいい物だとは思いませんでした……」と釈明(?)していた。それがある意味象徴的な出来事だ。 昔なら耳にとまらず消えてしまっただろう情報を科学技術がピックアップし、それがテレビで全国に流れる。テレビが超えたのは空間の壁だけだが、今のインターネットは時間の壁を超え、不特定多数への情報流布を可能にした

  • 燃料高騰で赤字続きというのに なぜ魚は値上げできないのか

    全国の主要漁業団体が、全国一斉休漁に踏み切った。燃料価格の高騰で採算割れが続く窮状を全国にアピールし、政府に支援策を求めるのが目的だ。だが、原油高が影響する分野は漁業に限らない。例えば料品では原油やトウモロコシ、大豆価格が上昇している分が転嫁され、製品価格の値上げが相次いでいる。ところが、漁業では、燃料の値上がり分を魚の値段に転嫁することが困難なのだという。何故なのだろうか。 「小売側の発言力が強すぎます」 全国漁業協同組合連合会(全漁連、東京都千代田区)など主要17漁業団体は2008年7月15日、全国で一斉休漁を行い、国内の漁船約20万隻のほとんどが参加した。大半は7月15日のみの休漁だが、大阪府では7月16日まで、和歌山県の一部漁協では1週間継続する。漁業者による事実上の「ストライキ」が行われた形だが、全国規模で展開されるのは初めてだ。7月15日には東京・日比谷公園で約3600人が集

    燃料高騰で赤字続きというのに なぜ魚は値上げできないのか