「教えて!カンヌ国際広告祭」は、カンヌ国際広告際の日本代表審査員も務めたことのある佐藤達郎さんがカンヌ国際広告祭について考察されている書籍です。 献本を頂いたので、書評抜き読書メモを公開させて頂きます。 ちょうど先日カンヌ国際広告祭のタイトルからついに「広告」が外れるというニュースがありましたが、この本ではカンヌ国際広告祭の本質や裏側が赤裸々に描かれており、カンヌがどのようなものを目指しているイベントなのかが良く分かります。 広告の未来に興味が有る方には参考になる点がある本だと思います。 【読書メモ】 ■カンヌのグランプリ受賞作品は、その先見性ゆえに、批判にさらされることも多い。しかし、数年もすれば、グランプリ受賞作品の持つ方向へ、広告界は確実に動いていく。 ■1本見終わるたびに3秒で採点、遅れるとVote Please ■「グランプリは、世界のクリエイターへのメッセージになるものだと思う