Raspberry Piを使った子ども向けプログラミングワークショップでよく利用されている「Scratch」のiPad版ともいえるプログラミングツール「ピョンキー(Pyonkee)」がApp Storeで公開された。 ScratchはMIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボが、小学生程度の子どもからインタラクティブなアニメーションやゲームを作ることを通じてプログラミングに興味を持ってもらえるよう開発した、教育用のプログラミング環境だ。Scratchはテキストで命令を書く代わりに、パズルのピースのようなブロックを組み合わせてプログラムを記述するビジュアルプログラミングが特徴。ただ、オリジナルのScratchはWindows 、MacOS、Linux向けに作られていて、利用にはパソコン(Raspberry Pi含む)が必要だった。 ピョンキーは、公開されているScratchのソースコード