AIカーほど、いま我々に必要なものはないのではないか? 今年も会津大学にパソコン甲子園の審査員として出かけてきた(高校生たちの熱い戦いの結果は公式ページを参照のこと)。その昼休みを利用して会津大学正門前にある株式会社GClueさんを訪ねたのだが、そこにあったのが「AIカー」だ。 社長の佐々木陽さんには、東京でもたまにお会いしていろいろ教えていただく関係で、前日夜もAndroid Thingsの熱いお話を聞いた(IoTはAndroidクラスのハードウェアが必要でそれでこれから業界が変わる可能性あり)。また、模型の自動車の写真をフェイスブックにポストされていたのはだいぶ前から見ていた。 ところが、実物を見てその内容を聞くと「AIカー」がめちゃめちゃ面白そうなのだ。まだきちんと決まった名称もなく、「ドローンカー」(DroneCar)と呼ぶ人もいたり、後述のキットの名前をとって「ドンキーカー」(D