【チェンライ(タイ北部)西脇真一】タイ北部チェンライ県の救助当局は8日夕、同県の洞窟に取り残された地元サッカーチームの少年12人とコーチの13人のうち、まず4人が無事救出されたと発表した。4人はチェンライの病院に収容された。病院関係者は「4人の状態は安定している。救急病棟で、引き続き健康状態のチェックを受けている」と語った。当局によると残り9人の救出は9日以降になるという。 現地は今後、激しい雨が予想され、再び洞窟内の水位が急上昇する可能性があるため、救助当局がダイバーらによる救出着手を決定。同日午前10時(日本時間同正午)から作業を続けていた。