腸内で振動して便秘を解消するカプセル。ワイヤレスで消化管の状態を監視する。米カリフォルニア工科大学提供(2023年2月14日提供)。(c)AFP PHOTO / Saransh Sharma /Caltech 【2月16日 AFP】口からのんで腸内を追跡できるセンサーや、振動によって便秘を解消するカプセルなど、消化器疾患の治療や診断の現場に超小型ロボットが投入されつつある。 米保健当局によると、米国の成人100人のうち約16人が便秘に苦しんでいる。60歳以上では倍増するという。 口からのむ診断センサーの開発に携わった米カリフォルニア工科大学(Caltech)博士課程のサランシュ・シャルマ(Saransh Sharma)氏は、超小型医療ロボットは「成長著しい分野」で、「口腔(こうくう)から体内に送り込むだけでさまざまなことができる」とAFPに語った。 同大とマサチューセッツ工科大学(MIT)