宇宙航空開発機構(JAXA)は、2010年に種子島宇宙センターから、小型ソーラ電力セイル実証機「IKAROS(イカロス)」を金星探査機「あかつき(PLANET-C)」と相乗りでH-IIAロケットにより打ち上げる予定です。 「イカロス」は、「一辺約14.1mの大きな帆にヨットのように太陽の光を受けて,太陽系を航行する」宇宙船です。「イカロスキャンペーン」では、全世界の人々から応募いただいたお名前とメッセージをアルミプレートやDVDに収録し、「イカロス」に載せ、金星軌道に向かって宇宙の大海に旅立つというものです。 また、「イカロス」と同じく2010年末に打ち上げ予定である米国惑星協会の「Light Sail-1」について、相互にミッション応援キャンペーンを実施します。 「Light Sail-1」は、米国惑星協会が、2010年末に打ち上げて、高度800km上空の地球周回軌道で約5.7mの帆