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ブックマーク / science.srad.jp (55)

  • 19年ぶりにHIVの新種亜型が特定される | スラド サイエンス

    Anonymous Coward曰く、 米製薬会社Abbottなどが、新しいエイズウイルス(HIV)の亜型(サブタイプ)を特定したと発表した(AFP、Abbottの発表、Journal of Acquired Immune Deficieny Syndrome誌掲載論文、Slashdot)。 今回特定されたサブタイプは、1980年代と1990年代にかけてコンゴ共和国で発見されたサンプルと、2001年に採取されたサンプルの3つから発見された。これらのサンプル中には多数のウイルスが含まれており、当時の技術ではそこから分析を行うのは困難だったが、昨今の分析技術の進化によってより高速かつ低コストでゲノム分析が可能となり、それが今回の特定につながったという。 新種のサブタイプが特定されたのは、2000年に分類指針が出されて以降初めて。

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    you21979 2019/11/12
  • かつては南極大陸は森だった? 南極で太古の木の化石が見つかる | スラド サイエンス

    米ウィスコンシン大学などの研究チームが、南極で太古の木の化石を発見したそうだ。この化石は約2億6000万年前より古いもので、かつて南極大陸には森があったことを示す証拠となるという(ナショナルジオグラフィック)。 また、南極圏では太陽が沈まない「白夜」や、日中でも太陽が沈んだ状態となるが当たらない「極夜」などの現象が発生するが、今回発見された化石はこういった状況にも対応し耐えられるようになっていたという。

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    you21979 2017/11/24
  • 世界で初めて生成に成功したとされる「金属水素」、実験室から消失 | スラド サイエンス

    今年1月にハーバード大学の研究者らが作製に成功した「金属水素」が、消失した(GIGAZINE、Independent)。 金属水素は、ダイヤモンドを使った圧縮装置(ダイヤモンド・アンビルセル)を使って水素を超高圧に圧縮することで生成されたのだが、その後低パワーのレーザーを使って圧力を測定しようとしたところ、このアンビルセルのダイヤモンド部分が粉々に砕け、金属水素の行方は分からなくなってしまったという。 研究を進めていたIsaac Silvera教授はこれを知って「心が折れた」と話しており、かなり落胆している様子。 いっぽうで金属水素自体の生成について懐疑的な声もあるとのこと。金属水素の生成実験自体は再度行われる予定のようだ。

    世界で初めて生成に成功したとされる「金属水素」、実験室から消失 | スラド サイエンス
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    you21979 2017/03/01
  • しんかい6500、小笠原諸島沖の深海で大量のマンガンノジュールを発見 | スラド サイエンス

    海洋研究開発機構と千葉工業大、東京大の研究チームは26日、小笠原諸島の南鳥島南東沖の深さ約5500mの深海底で、レアメタルを含む球状の岩石「マンガンノジュール」が広範囲に密集しているのを発見したことを発表した(日テレNEWS24の記事、 日経済新聞の記事)。 マンガンノジュールは海底の凝結物で、マンガンの他、コバルトやニッケルなどのレアメタルを含む。しんかい6500が撮影した映像には海底をびっしり埋め尽くすマンガンノジュールが映し出されており、東京都の20倍もの面積に広がっていると推定されている。発見した地域は日の排他的経済水域 (EEZ) 内の領域で、これほどの量が日のEEZ内で発見されるのは初めてだという。 EEZ内での発見ということで資源としての価値が気になるところだが、現時点では深海からの効率的な引き上げ方法は未確立とのこと。

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    you21979 2016/08/28
  • 2017年元日のうるう秒挿入が決定される | スラド サイエンス

    2016年12月31日(GMT)にうるう秒となる23時59分60秒が挿入されることが発表された(OPC Diary、情報通信機構のプレスリリース)。 日時間では、2017年1月1日午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に「8時59分60秒」が挿入される。2012年のうるう秒挿入時には多くのサイトで障害が発生したとの話があったが、今回は大丈夫だろうか。

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    you21979 2016/07/12
    ねんまつねんしとかテロやな
  • 地球外生命体が見つからないのはすでに絶滅しているから、という説 | スラド サイエンス

    NASAなどの天体観測により数多くの太陽系外惑星が発見されている。その中には地球と同じような岩石型惑星で生命の誕生に適した位置にあるものも見つかっていることから、研究者たちは地球外生命体の探索に熱心だ。しかし、オーストラリア国立大学の宇宙生物学者Aditya Chopra氏とCharley Lineweaver氏は、こうした惑星に生命体が存在するという考えには否定的であるようだ(astrobiologyWeb、The conversation、Slashdot)。 両氏によると、生命が誕生してもその多くは絶滅しているしている可能性が高いという。地球自体がそうであったように岩石型惑星の初期形成の工程は暴力的で不安定だ。液体の水と居住性と一定の表面温度を維持し、温室効果ガスやアルベドを調節する機能を持ち、生命の生存に適したゴルディロックス・ゾーンを持つ惑星ができあがる確率は非常に低い。約4億年

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    you21979 2016/06/10
  • NASA曰く、「日本は有人火星探査に消極的」 | スラド サイエンス

    NASAの監察官室は5日、NASAが国際協力プロジェクトとして計画中の火星有人探査について、日が「果たすべき役割が明確になるまで参加は難しい」と難色を示しているとの報告書を明らかにした(共同通信、日経新聞)。 この報告書は海外宇宙機関との協力状況について調査したものとのことで、日は「通信や天気予報など、国民生活に具体的な利益のある宇宙開発以外は、年々予算獲得が難しくなっている」との現状も記されているという。ただし、難色を示しているのは日のみではないようで、フランスなど欧州の宇宙機関も未だ態度を明らかにしていないとも記述されているとのこと。 こうした情勢は日人としては以前から感じていたものではあるが、ついに海外からもそのように認識されるようになってきたということであろうか?

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    you21979 2016/05/09
  • 脳も腸もない謎の深海生物「珍渦虫」、生物の進化の初期に位置する生物だった | スラド サイエンス

    脳も腸もなく、生殖器や肛門もないという「珍渦虫(ちんうずむし)」を系統発生的に分析した結果、旧口動物の系統基部か初期の左右相称動物として位置付けられたそうだ(Natureハイライト、 論文アブストラクト[1]、 [2]、 [3])。 CNN.co.jpの記事に掲載された写真を見ると、確かに生物というより袋状の何かにしか見えない。過去には筑波大などのチームが卵や幼生の姿を確認しているが、正体についてはさまざまな説があったという。

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    you21979 2016/02/07
  • 地球の歴史に「千葉期」追加か? | スラド サイエンス

    千葉県で確認された約77万年前の地層が、「地質年代」の境界として国際標準模式地になる可能性があるという(読売新聞)。 地球は歴史上、何度も地磁気の極が入れ替わっているが、地元の研究者らが研究を進めた結果、養老渓谷近くにある市原市田淵の地層が磁場逆転を示す境になっていることが判明した。ただし、千葉県以外にも2か所の候補地が挙がっているため確定ではない。 もしこの地層が来年の国際会議で国際標準模式地に選定されれば、その表面に国内初となるゴールデンスパイクが打ちこまれ、258万年前から現在までの「第四紀」のうち「新生代第四紀更新世中期」が「千葉期(チバシアン)」と名付けられるという。

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    you21979 2015/08/11
  • NASA、真空中でEM Driveの実験に成功 | スラド サイエンス

    昨年、NASA EagleworksがEM Drive(電磁駆動: electromagnetic drive)の実験結果を発表して話題を呼んだが、真空中でも推力が得られることが確認されたそうだ( NASASpaceFlight.comの記事、 io9の記事、 家/.)。 EM Driveは密閉された空間でマイクロ波を反射させることにより、推進剤を放出することなく推力が得られるというもの。2001年ごろに英国のSatellite Propulsion Researchが研究を始めており、中国の研究者も研究成果を発表している。ただし、EM Driveで推力が得られる仕組みは解明されておらず、運動量保存の法則にも反するため懐疑的な見方が強い。NASA Eagleworksを率いるHarold White博士は、EM Driveでは電磁流体力学(MHD)駆動における推進剤イオンの役割を量子論的

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    you21979 2015/05/06
  • 懐疑論者ら、気候変動を否定する人たちを「懐疑論者」と呼ばないように求める | スラド サイエンス

    気候変動の事実を受け入れることを拒む人々のことを「懐疑論者」と呼ばず、「科学の否定者」と呼ぶよう、著名な科学者やサイエンスコミュニケーター、懐疑論活動家などがニュースメディアに求めているそうだ。The Commitee for Skeptical Inquiry(CSI)の記事によれば、「気候変動に懐疑的な人々のすべてが否定者ではないが、現実としてすべての否定者が自分たちを懐疑論者であると偽っている。このように誤った名称で呼ぶことにより、ジャーナリストは科学と科学の探求を否定する人々に不当に高い評価を認めている。」とのことだ。

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    you21979 2014/12/22
    CO2が悪いことにしてる温暖化とか胡散臭すぎなんだけど、世間は声の大きい人を真実というかなんというか。
  • 電気給湯器から出る低周波音による健康被害の可能性 | スラド サイエンス

    消費者庁の安全調査委員会が、「エコキュート」と呼ばれる電気給湯器から発せられる低周波音が人体に悪影響を与えたというケースに関する報告書をまとめた。経済産業省などに再発防止策を提言した(NHK)。 事例としては、「隣の家にエコキュートが設置された期間に不眠や頭痛の症状が出た」というものがあるという。エコキュートは深夜電力を使ってお湯を沸かし、保温して昼間に利用するという給湯システム。政府による補助金などもあって導入が進んでいた。

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    you21979 2014/12/22
    設置した人は自分たちの寝室から遠く配置するが他人の家の配置なんて考慮しないからな。低周波は体調悪い時マジ気になる
  • 無能な人は自身の無能さに気付けないため自信過剰になる傾向がある | スラド サイエンス

    1999年、学術誌「Journal of Personality and Social Psychology」で「ダニング=クルーガー効果」なるものが紹介された。これは、「無能な人には己の無能さを認識するに必要な高い知見が欠如しているため、己の無能さを認識することができない」というものである。そのため、無能な人はその無能さに悩まされたり、混乱したり、慎重になったりすることはなく、むしろ不相応な自信を持ってしまう傾向があるのだそうだ(Slashdot、Pacific Standard)。 これは机上の空論ではなく、実際に行われた実験で証明されているとのこと。その人物が持ち合わせている知識や技術が、文章力や感情知能、論理的推論、銃の安全管理、討論、金融知識など何であろうと、いずれにしても無能な人は大概にして自分の能力を過剰に評価してしまうという結果が得られているとのこと。

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    you21979 2014/11/10
  • 若い頃に「格好よく」あろうとした人々は大人になると負け組に? | スラド サイエンス

    若い頃に「格好よく」振る舞おうとした青少年は大人になってから多くの問題を抱える傾向があるとの調査研究が発表された(ScienceDaily)。 この研究では184名の青年を13歳から23歳までの間追跡し、彼ら自身および保護者や周囲の人物から情報を収集したとのこと。 これによると13歳の段階では恋愛経験のある人や不良、また身体的魅力を備えた仲間を重視する人の方が「格好よく人気ある」層であったとのこと。しかし成長とともにこの人気は衰えていき、22歳の段階では一時期はイケてる層であった彼らは人間関係の能力において同年齢の中で劣ると評価されがちであったとのこと。また薬物やアルコール問題を抱えるようになった人も多く、犯罪に手を染める傾向もみられたという。 「格好いい」青少年は若いころは人気があるかもしれないが、年を重ねるごとに格好よくあるためにより極端な行動にでるというのがその理由らしい。そして大人

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    you21979 2014/06/19
  • ブラジルで現代文明と交流を持った先住民族の多くが消滅していた | スラド サイエンス

    ブラジルには、過去40から50年の間に現代文明と接触したことのある先住民族が238部族あり、そのうち4分の3が消滅、今もなお存続しつづけている部族は23から70部族であるという。新たに発表された報告書によれば、現代文明と交流を持った先住民族はいずれも人口が激減するという悲惨な道を辿っており、存続し続けることのできた部族でもその死亡率は80%を超えていたという(Motherboard、slashdot)。 ブラジルの先住民族の過去の人口統計データによれば、部族の人口が最も減少したのは、現代文明と交流を持った時点から平均して8.6年後であったという。およそ10年後には人口に回復の兆しが見られたようだが、20年後の人口の平均値は、現代文明に接触する前と比べて43%だったとのこと。

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    you21979 2014/04/13
    宇宙人とあったらのコメントがよい
  • 除草剤の有害性を発表した研究者、メーカーからさまざまな嫌がらせを受ける | スラド サイエンス

    米国で最も使用されている除草剤「アトラジン」がカエルの雌雄同体化を起こすことを発表したバークレー大学のTyrone Hayes教授に対し、このアトラジンを販売するシンジェンタ社が、さまざまな手段で教授への攻撃を行っていたことが話題になっている(slashdot、The New Yorker記事)。 Hayes教授が訴えるところによれば、カンファレンスで講演を行う際に見慣ぬ人につきまとわれたという。その人物は公演中にメモをとったりHayes教授が「まぬけ」だと思われるような質問を浴びせていたという。また、誰かに電子メールを読まれているのではないか、誰かが自分の評判を落とそうと攻撃を仕掛けているのではないかといった心配もあったそうだ。実際、Hayes教授を検索エンジンで検索すると、「Tyrone Hayesは信用できない」といった宣伝バナーが表示されていたという。 さらに、Hayes教授の研究

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    you21979 2014/02/14
  • Bitcoin採掘、消費電力が増えすぎて環境問題に | スラド サイエンス

    Bitcoin採掘には、1日当たり982メガワットという膨大な電力が費やされているという。これは米国の31,000世帯分の電力供給量に匹敵するとのことで、現実的な社会問題となるのに充分な量だという(家/.、Bloomberg記事)。 今後、Bitcoinが通貨として商業取引に幅広く使用されるようになれば、Bitcoin採掘に伴う電力の需要が更に劇的に増加するとのこと。 金銀位制時代の実世界では、通貨のための鉱物採掘において、資源をいつぶし価値を崩壊させるという過程を通ってきたが、Bitcoinでも同様のことが起きているのだという。

  • 「自身の脳に精神病的な異常がある」ことを公表した神経科学者 | スラド サイエンス

    神経科学者であるJames Fallon氏は、解剖学的特徴と精神病的傾向の関連性を見つけるべく何千もの脳PETスキャンを調べていたところ、偶然に自身の脳に精神病的な異常があることが分かったとのこと。たまたまアルツハイマーの研究も同時に行っていたため、自身と家族全員の脳スキャンも卓上に置いていたFallon氏は、共感や道徳、自制心を司る前頭葉及び側頭葉の活動が弱いことに気付いたのである(家/.、Smithsonian記事)。 また、遺伝子検査を行ったところ「攻撃的」「暴力的」「なかなか共感できない」などの高リスク遺伝子がすべて揃っていることも分かった。大きなショックを受けたものの、Fallon氏は自身が権力や他人を利用することでやる気を出していることを常に認識していたという。加えて、親戚筋に殺人を犯した者が7人もおり、その中には1892年に父親及び養母を殺した罪で逮捕されたLizzie B

    「自身の脳に精神病的な異常がある」ことを公表した神経科学者 | スラド サイエンス
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    you21979 2013/11/26
  • 科学はこうして堕落する | スラド サイエンス

    17世紀に科学的方法が提示されて以来、「信用に先立つ立証」が科学の根底にあると考えられているはずだが、現代の科学者が充分な立証を行っていないという問題が起きているとのこと(家/.、Economist記事)。 バイオテクノロジー系ベンチャーキャピタルでは、公表されている研究のおよそ半分が再現性に欠けると考えられているという。バイオテクノロジー企業のAmgenが昨年、「画期的」とされるがん研究の再現を試みたところ、53件のうちたった6件しか再現することができなかったとのこと。また製薬会社のBayerは、同様に影響力のある研究論文67件のうち4分の1しか再現できなかったとのこと。第一線で活躍する科学者らは、研究論文の4分の3はどれもひどい内容であることにいら立ちを感じているという。2000年から2010年までの臨床実験で、後に撤回されている研究に参加した患者数はおよそ8万人にもおよぶという。

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    you21979 2013/10/23
    つまり3/4の専門家という人たちの意見を効くことは意味がない
  • 北海道の人は冬季に関東の人の3倍の日光浴をするべし | スラド サイエンス

    国立環境研究所の発表によると、北海道の人は冬季でもどんどん外に出て日光浴をしなければならないようだ。 健康な生活には各種ビタミンを必要量摂取することが必要であるが、ビタミンDについては魚介類の摂取等が減っていることから不足しがちになっているほか、ビタミンDの必要量の大部分を占める日光紫外線照射による体内での生成についても、紫外線有害論のために不足に拍車をかけているとのことである。 今回発表の研究結果によれば、7月の晴天日の12時には、札幌・つくば・那覇においては、それぞれ、4.6分・3.5分・2.9分の日光浴で必要量のビタミンD生成を行えるとのこと。一方、12月の晴天日の12時では、那覇では7.5分、つくばでは22.4分で生成するのに対し、札幌では必要量のビタミンD生成に76.4分という長い時間が必要となることが判明したとのことである。 冬季の北海道で76.4分の日光浴が天候的に可能なのか

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    you21979 2013/09/04