世界史・家庭科等の未履修、総合学習の流用は受験対策を主たる動因としているが、それが問題なのは、誤魔化しや学習指導要領に反しているからではない。教育基本法の下記の条文に反するからだ。それぞれの科目を下記の観点から位置づけていないからだ。 「われらは、個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求する人間の育成を期するとともに、普遍的にしてしかも個性ゆたかな文化の創造をめざす教育を普及徹底しなければならない。」(教育基本法前文より) 「第2条 教育の目的は、あらゆる機会に、あらゆる場所において実現されなければならない。この目的を達成するためには、学問の自由を尊重し、実際生活に即し、自発的精神を養い、自他の敬愛と協力によって、文化の創造と発展に貢献するように努めなければならない。」 教基法に反して、「未履修・流用した高校は、大学受験を重んじ、大学合格を至上の目的とする人間の育成を期するとともに、大学受験に
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