「ワンストップの会」。法律家、労働組合員らが「生活保護」や「就職」の相談に乗る(新宿・大久保公園で。写真=筆者撮影) 派遣法を改悪するなどして大量の派遣労働者を切り捨ててきた前政権を選挙で倒した鳩山政権。全国136の自治体に協力を求めて、年末年始に住む所がない人たちに宿と食事を提供する「官製派遣村」を実施している。 昨年末、仕事も住居も失った労働者らが、厚労省のお膝元の日比谷公園で炊き出しとテントを求めて長蛇の列を作った「派遣村」の再現を防ぐためだ。 昨年の派遣村は日比谷公園までたどり着いて登録を済ませれば誰でも「入村」できた。職と住まいを喪失した人々に欠かせない「生活保護」「就業」「住宅」「医療」などについての相談コーナーもあり、人だかりができるほどだった。 今年の「官製派遣村」はどうだろう。東京都の例をとるならこうだ。ハローワークで求職登録を行い、受付票をもらう→東京都健康プラザ・ハイ
![政府が「派遣村封じ込め」、失業者増大にもかかわらず](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d541543e8dcfc5335573ecd887f3da634148323c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftanakaryusaku.up.seesaa.net%2Fimage%2FA5EFA5F3A5B9A5C8A5C3A5D7.jpg)