エジプト・カイロ(Cairo)で、アラブ石油輸出国機構(OAPEC)会合に出席したクウェートのアハマド・アブドラ・サバハ(Ahmad Abdullah Al-Sabah)石油相(2010年12月25日撮影、資料写真)。(c)AFP 【4月18日 AFP】クウェートは18日、東日本大震災で被災した日本への連帯のしるしとして、石油500万バレルを無償提供すると発表した。現在の価格で約5億5000万ドル(約450億円)に相当する。 クウェートのアハマド・アブドラ・アハマド・サバハ(Ahmad Abdullah al-Ahmad Al-Sabah)石油相は、「日本への連帯を示すため、日本に500万バレルの原油か石油製品を寄付することを閣議決定した」と述べた。日本に輸送する日時については明らかにしなかった。 日本の原油輸入量は日量420万バレルで、クウェートが無償提供を表明した量はこれを上回る。発表