こんにちは 概ね頷けたのですが(と偉そうに聞こえたら申し訳ありません!)、かつて貸ギャラリーを運営し、またデザインにも手を染めていながら美術作家を名乗っているという半端な立場から複雑な胸中を吐露すると、やはり経済活動の中でものを創り、発表し、機会を与え与えられるということは実際はかなりの困難を伴います。 確かに理想に生きたいのですが、できうる中のベストを個人が行使するとき、そこには矛盾が伴います。 90年代さかんに行われた貸画廊バッシングに納得いかなかったのは、その個別のスタイルや内容とは別に、貸しか企画かで二分法的に判断されたことでした。 結果的に欧米のような一般にコレクション概念が浸透していない日本において、企画画廊が正解のような誤った知識が若手アーティストに広まり、グローバル経済の波やポストモダニティの全面化も伴って、現在のようなアート市場主義が生まれたことはあると思います。 納得い