SQLite 3.0.0 〜 3.5.4 の仮想データベース・エンジン(VDBE)はオペランドを3つ(P1、P2、P3)持つスタック・マシンの命令を実行します。VDBEのプログラムはテーブルに格納され、テーブルの行が一つの命令に対応しています。行には先頭から順番にゼロからアドレスがふってあります。これがジャンプ先のアドレスになります。 演算用のスタックとサブルーチンのリターン・アドレス・スタックに分かれています。スタックには整数以外に文字列やblob、テーブルやインデックスのレコード・エントリなどのいろんな型のデータをプッシュしたりポップできます。一般にスタックを使った2項演算は FORTH や PostScript と同様にトップと2番目をポップして、「2番目 (演算子) トップ」の結果をプッシュします。 スタック以外に、ステートメントにbindされた変数を取り出すVariable命令、