このような内容証明が、小谷野敦氏から届いている。 実際に名誉を傷付けられ公然侮辱されて受忍の限界を超えたということなら、実に可哀想だ、削除するかどうか検討してあげようと思ったのだが、残念なことにこの内容証明には、どのtweetのことかが明示されていない。こちらも過去に遡って見てみたのだが、名誉を傷付けたり公然と侮辱したりするような内容を含むものは発見できなかった。ただ、小谷野氏の著書「現代文学論争」が極めて多くの偏った主観による記述や事実誤認、錯誤に満ちていることを伝えたものが見付かっただけである。 それがどのようなものであるかの一例を、以下で指摘する。青が取り敢えず小谷野氏の間違いではない箇所、黄色は引用、赤で線を引いたのが、事実に即した客観的な記述とは言いがたい箇所だ。 1. 「筒井康隆の恩顧を被っていたらしく思われるが」 全く意味不明。勘ぐりがちな人々にあらぬ憶測を与える以外の意図が