中国・広東(Guangdong)省従化(Conghua)市の卸売市場「幸福市場(Xingfu Market)」で、かごに入った動物をトラックの荷台から降ろす商人たち。車の中から撮影した(2012年8月4日撮影)。(c)AFP 【8月7日 AFP】かごに入ったヤマアラシ、バケツの中には絶滅危惧種のカメ、布袋にはヘビ――中国の市場では、希少な野生動物が公然と売られている。こうした希少種を食べる行為がこの春、禁錮刑に相当する犯罪に指定されたにもかかわらずだ。 全国人民代表大会(National Peoples Congress、全人代、国会に相当)の常務委員会は4月、1989年に施行された希少動物の取引を禁じる法律の解釈変更を承認。希少動物を食べたり売ったりした場合、最高で禁錮10年の実刑を科すと定めた。 だが、南部・広東(Guangdong)省では、取り締まりが強化された様子はほとんどない。広
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