ブックマーク / synodos.jp (294)

  • タイ・プーミポン国王の崩御とこれから――問われる皇太子のメディア戦略/櫻田智恵 - SYNODOS

    タイ・プーミポン国王の崩御とこれから――問われる皇太子のメディア戦略 櫻田智恵 タイ研究、歴史学(現代政治史) 国際 #タイ国王#プーミポン国王 2016年10月13日、タイの国王プーミポン・アドゥンヤデート陛下が崩御した。前日から、国王が入院するシリラート病院の周辺は、国王の写真を持って快復を願って集まった民衆で溢れていたが、その願いは叶わなかった。 国王崩御のニュースをい入るように見る人々(10月13日) プーミポン国王が、国民に愛された偉大な国王であったことは間違いない。首相は、10月13日がタイ国民にとって、10月23日の「ワン・ピヤ・マハーラート(愛する大王の日:ラーマ5世の逝去日)」と同様に忘れられない日になるだろうと述べた。現チャクリー王朝において「大王」の称号を持っているのは、始祖であるラーマ1世と、近代化の父として名高いラーマ5世、そしてプーミポン国王(ラーマ9世)の3

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  • 東京に部落差別はない?――見えない差別を可視化するBURAKU HERITAGEの挑戦/上川多実 - SYNODOS

    東京に部落差別はない?――見えない差別を可視化するBURAKU HERITAGEの挑戦 上川多実 BURAKU HERITAGEメンバー 社会 #部落差別#BURAKU HERITAGE 「少なくとも東京には部落差別なんてない」 高校生のとき、社会科の教員から言われた言葉だ。被差別部落出身者として講師をした先日のワークショップでも受講者から同様の発言が飛び出した。ママ友に部落問題について話したときにも「ああ、部落問題ね。西日とかではまだ残ってるやつでしょ」と返ってきた。 「自分は東京で長年暮らしてきたが、部落差別なんて見聞きしたことがない!だから、東京に部落差別があるなんて言われても信じがたい」と言われることも度々ある。 東京は被差別部落の存在を感じにくい街だ。関東大震災や東京大空襲で街がめちゃくちゃになり、人口の流出入も多い。さらに、被差別部落に対して同和地区(注)の指定を都が行わなか

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  • 「もしもし、ヨーロッパです」「こちらは日本です」――階級の時代の回帰に寄せて/ブレイディみかこ / 保育士、ライター - SYNODOS

    「もしもし、ヨーロッパです」「こちらは日です」――階級の時代の回帰に寄せて ブレイディみかこ / 保育士、ライター 国際 #ヨーロッパ・コーリング#THIS IS JAPAN 在英20年のライターで保育士のブレイディみかこさん。ブログでの発信や、著書『アナキズム・イン・ザ・UK――壊れた英国とパンク保育士』『ザ・レフト UK左翼セレブ列伝』(いずれもPヴァイン)は、音楽好きや英国に関心がある人びとを中心に熱く支持されていましたが、欧州の政治を鋭く捉えたYahoo!ニュースの記事により、さらに多くの読者がその文章の魅力と出会うこととなりました。 ブレイディさんの生活に根ざした視点、英国から日社会を問う切り口、そして、読む人の心を打つ表現は、今、ますます注目を集めています。 6月には『ヨーロッパ・コーリング――地べたからのポリティカル・レポート』(岩波書店)が、8月には『THIS IS J

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  • 安保法制をめぐる憲法学者の違憲論の検証――『集団的自衛権の思想史――憲法九条と日米安保』は何を論じたのか/篠田英朗 - SYNODOS

    安保法制をめぐる憲法学者の違憲論の検証――『集団的自衛権の思想史――憲法九条と日米安保』は何を論じたのか 篠田英朗 国際政治政治 #安保法制#集団的自衛権の思想史 安保法制をめぐるあの暑い夏から1年。違憲訴訟や廃止法案上程の動きがある中で、現実に南スーダンに派遣するPKO部隊の任務範囲をどうするのかが問題となっています。安全保障に関する議論が第2ラウンドを迎えようとしていると言えるでしょう。第2ラウンドだからこそ、新たな次元で、より深く、より広い議論にしなければなりません。書『集団的自衛権の思想史』は、そこに大きな一石を投ずるものとなるでしょう。 著者の篠田英朗氏は、平和構築論を専攻する気鋭の国際政治学者(東京外国語大学教授)です。以下では著者自身に内容の一部を紹介して頂きます。(風行社編集部) 安保法制の成立をめぐる喧騒は過ぎ去った、という雰囲気が今や各方面に蔓延している。参議院選

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  • 都市に住むことの本当の価値とは?――「東京一極集中の弊害」論の誤り/『東京どこに住む?』著者、速水健朗氏インタビュー - SYNODOS

    都市に住むことの当の価値とは?――「東京一極集中の弊害」論の誤り 『東京どこに住む?』著者、速水健朗氏インタビュー 情報 #新刊インタビュー#都市間格差#東京どこに住む? 今、世界中で都市への人口一極集中が起きている。日においても東京中心部の移動が活発化する中、政府は地方移住の促進など人口拡散を目指す政策を進めている。しかし、そもそも都市への人口集中は何が問題なのか。どこに住むかの重要性がかつてなく高まっている現代において、都市に住むことの当のメリットとは何なのか? その真相に迫った『東京どこに住む? 住所格差と人生格差』(朝日新書)の著者、速水健朗氏にお話を伺った。(聞き手・構成/大谷佳名) ――今日は『東京どこに住む? 住所格差と人生格差』の著者である速水健朗さんにお話を伺います。こののテーマについて教えてください。 いまの日の人口政策は、東京への人口一極集中をい止めて、

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  • ドゥテルテという劇薬――フィリピンを治すのか、壊すのか?/日下渉 - SYNODOS

    フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領が、その尋常ならぬ言動で国際的な注目を集めている。2016年6月末に就任して以来、犯罪者の超法規的処刑を擁護し、それを批判する政敵を罵倒し、オバマ米大統領に暴言を吐き首脳会談をキャンセルされた。まさに前代未聞だ。フィリピンの知識人には、眉をひそめて彼の言動を批判する者も少なくない。 しかし、ドゥテルテへの支持率は9割から8割を維持したままだ。しかも、貧富の差、言語集団の多様性、豊かな都市と貧しい農村、キリスト教とイスラーム教の分断といった、あらゆる社会亀裂を乗り越えて、彼は支持を集める。なぜ、こんな人物が多様な人びとから高い支持を集めているのだろうか。 ドゥテルテとその支持者を、「途上国の衆愚政治」と冷笑するのは容易だ。ただし、ドゥテルテを当選させたのは、フィリピンを今こそまともな新興国に変えたいと願う人々のリスクある賭けだったことを忘れてはいけない(

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  • ヘイトクライムの報道が、しんどい理由――オーランド襲撃事件をめぐって/遠藤まめた - SYNODOS

    ヘイトクライムの報道が、しんどい理由――オーランド襲撃事件をめぐって 遠藤まめた 「やっぱ愛ダホ!idaho-net」代表 社会 フロリダ州オーランドで49人もの人が撃たれて亡くなったことを知った夜、自分がナチス・ドイツの収容所で、息を殺している夢を見た。バラックの中で、どうしたらここから出られるのだろうと、ずっと模索している夜だった。 ナチス・ドイツは、ユダヤ人だけでなく、様々なマイノリティたちを抹殺した。その中には、障害者や政治的思想の異なる者、少数民族、それに性的少数者も含まれていた。 私は、トランスジェンダーだ。きっと、あの時代に生きていたら、自分は抹殺の対象だったのだろう。そして昨晩、事件の起こったパルスという性的少数者の集まるクラブにいれば、自分もやはり抹殺の対象だったのだ。 目が覚めると、いつもどおりに電車に乗り、何事もなかったかのように職場でキーボードをたたいていたが、とて

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  • 「感動」するわたしたち──『24時間テレビ』と「感動ポルノ」批判をめぐって/前田拓也 - SYNODOS

    『24時間テレビ』(日テレビ)の裏側で放送された、『バリバラ』(Eテレ)が注目を集めている。「検証!『障害者×感動』の方程式」をテーマにした同番組では、24時間テレビを意識したフェイクドキュメンタリーを放送。「感動ポルノ」という言葉とともに、なぜ世の中には、感動・頑張る障害者像があふれるのか? と一面的な障害者の取り上げ方に疑問を投げかけた。 今回は、自身の授業で『24時間テレビ』について取り上げるという社会学者の前田拓也さんに、「感動ポルノ」はなぜ批判されているのか、また「感動ポルノ」批判の痛快さがもつ危うさについてお話を伺った。(聞き手/山菜々子) ――ご自身の授業で『24時間テレビ』について取り上げるとうかがいました。それはなぜですか? 大学では、ケアする人とされる人との関係性や、障害者を取り巻く社会的な困難について考える授業をいくつか担当しています。わたしの専門は社会学なので、

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  • 母乳育児推進の問題点――粉ミルクは本当に悪いのか!?/森戸やすみ - SYNODOS

    近年、粉ミルクがよいとされた昔とは反対に母乳育児推進が主流となり、「母乳は素晴らしい」「粉ミルクはよくない」という情報があふれています。 確かに母乳はよいものです。しかし、母乳は出にくい人もいれば、なんらかの事情であげられない人もいます。それなのに母乳に関する書籍やブログなどのほとんどは、母乳を過大評価する一方で、粉ミルクにはふれないか欠点だけを並べ立てるのみ。公平な視点に欠けています。これでは当然、「赤ちゃんに最良のことをしてあげたい」と考えるお母さんは、心身ともにバランスを崩しやすい時期であることも手伝って追い詰められがちでしょう。 実際、母乳を過大評価する医療従事者(主に助産師)や周囲の人に「母乳じゃないと」という価値観を押し付けられ、つらい思いをするお母さんはとても多いようです。2015年7月には、安全性が確保されていない母乳がインターネット上で売られていたことが報道されて話題にな

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  • 「リベラル」は、ほんとうに「うさんくさい」のか?/山本昭宏 - SYNODOS

    近年、「リベラル」という言葉を頻繁に目にするようになった。 その具体的な契機は、2011年3月11日の東日大震災と原発災害だった。以後、脱原発を掲げる社会運動が盛り上がったことは記憶に新しい。さらに、2012年12月に誕生した第二次安倍政権が進めた特定機密保護法・安保関連法制の整備、これに対する反対運動も高揚した。こうした状況で、安倍政権への対抗言説をまとめる言葉として「リベラル」という呼称が使われるようになった。 しかし、この「リベラル」という言葉は、なんとなく使用されるのが常である。そこには、なんらかの共通理解があるはずだが、明確な整理はなされていないというのが現状ではないか。 現代社会において、「リベラル」という言葉はどのような意味を担わされているのか。まずは、その使用法を二つの類型に整理してみたい。 「リベラル勢力結集」というような語り方に代表される使用法が、「リベラル」の第一類

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  • 障害者をケアする母親に生じる貧困と不平等/田中智子 - SYNODOS

    当然のことではあるが、障害があること(後天的な障害も含む)、さらには障害者の家族になるということも、偶然によるものであり、選択が介入する余地はなく、人の責任に帰することはできない。 それにもかかわらず、障害があって生きるということ、そして障害者の家族であるということは、現在の日では、様々な社会的不利をこうむり、人生設計の変更を余儀なくされる要因となる。特に、母親にとっては、性別役割分業規範と結びつき、自分の生活や人生は脇において、ケアの専従者となることが求められる。 先日、ある裁判を傍聴した。被告は、長年、入所施設を利用している障害のある子どもを、一時帰省中に殺害した母親だった。裁判の中で、母親は「この子を残しては死ねない」「(殺害したのは)仕方がなかった」「後悔はしていない」という言葉を繰り返した。 障害者家族のあいだには、昔も今も「親亡き後」という言葉が存在する。一般的には、親亡き

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  • 『憲法改正とは何か』――著者の独り言/阿川尚之 - SYNODOS

    2013年7月末のある日、慶應の三田キャンパスで偶然会った書の編集担当者氏からやや唐突に、「憲法改正についてのを書きませんか」と声をかけられた。せっかくの申し出だったけれども最初断わろうと思ったことは、書のあとがきに記した。私は日国憲法を系統だって勉強したことがないし、当時活発に議論されていた改正問題に首をつっこみたくない。そう述べる私に、その後さんざんお世話になる同氏は、「いやいやアメリカ憲法の改正についてのです」と説明し、「まあできれば、多少は日国憲法の改正についても触れてもらえればとは思いますけれど」と付け加えた。 あれから3年経ち、ようやくこのが世に出て、なぜこの仕事を結局引き受けたのだろうと改めて思う。一つには、アメリカ合衆国憲法が制定されて以来今日までに27回改正されたその歴史を自分自身が知りたいという、純粋な知的好奇心があった。憲法改正の歴史を書けば、私がここ2

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  • 精神病棟転換型施設を巡る「現実的議論」なるものの「うさん臭さ」/竹端寛 - SYNODOS

    たとえば、ワープロの業界が「私たちが存続できるように消費税を出してほしい」と言ったとしよう。あるいは、ワープロを使って仕事をする人が「私たちの収入を護るために消費税を」と主張したとしよう。それらの主張が聞き入れられ、「ワープロ存続基金」が消費税増税分の補助金から使われる事になったとして、あなたは納得出来るだろうか? たぶん、大半の方は、一笑に付すだろう。その理由は簡単。ワープロがなくてもパソコンを使えば文章は書けるし、パソコンが世界的に普及しているいま、わざわざワープロに税金を投入して保存するだけの価値が見いだせないからだ。民間企業なら、定年間近のお父さんも、「べていくために」パソコンの使い方を必死になって覚えた。ワープロを生産していた企業も、パソコンやその他の製品へと製造開発をシフトしないと、倒産した。そこに、国庫補助金が入り込む余地は、当然ない。 ところが、すっかり時代遅れとなった生

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  • 現代「保守」言説における救済の物語 / 平野直子 / 宗教社会学 | SYNODOS -シノドス-

    2016年に入り、「保守」にこれまでにない注目が集まっている。中心となっているのは、現政権に近く「最大の保守団体」とされる日会議。火付け役となったのは、菅野完氏のウェブ連載「草の根保守の蠢動」(HARBOR BUSSINESS ONLINE)だ。この連載は現在、新書化(『日会議の研究』扶桑社新書、2016)され、品切れが相次ぐ話題作となっている。 菅野氏の連載によって、運動体としての日会議の特徴や、宗教界との関係、その来歴――特に、「生長の家」創設者・谷口雅春の国家観を受け継ぐ一派によって主導されていることなど――が広く知られるところとなった。3月には朝日新聞が、日会議のこのような背景について3回にわたって特集を組む(「日会議研究 憲法編 上・中・下」2016年3月23日-25日付)など、政権をとりまく「保守」団体への注目が、日増しに高まっている。 日会議への注目のほかにも、こ

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  • なぜ各政党は対中政策について思考停止に陥るのか――日中の「立憲主義」の現状をめぐって/梶谷懐 - SYNODOS

    6月22日公示、7月10日投開票の第24回参議院議員選挙。選挙権年齢が18歳以上に引き下げられてから最初の投票となります。シノドスでは「18歳からの選挙入門」と題して、今回初めて投票権を持つ高校生を対象に、経済、社会保障、教育、国際、労働など、さまざまな分野の専門家にポイントを解説していただく連載を始めます。稿を参考に、改めて各党の公約・政策を検討いただければ幸いです。今回は、自民党憲法法案と中国憲法の類似性について、梶谷懐さんにご寄稿をいただきました。(シノドス編集部) 7月10日の参院選に関して、SYNODOS編集部より、18歳以上の高校生向けに、日中関係をめぐる論点について、解説するような原稿を書いてほしい、という依頼をいただきました。しかし、正直なところ、参院選で日中関係が争点になることはほとんどなさそうです。各党の選挙公約に目を通してみても、中国との関係について書かれた記述自体

    なぜ各政党は対中政策について思考停止に陥るのか――日中の「立憲主義」の現状をめぐって/梶谷懐 - SYNODOS
  • 女子大学生刺傷事件から考える、ストーカーの疾患性と対策/小早川明子×荻上チキ - SYNODOS

    音楽活動をしていた大学生の冨田真由さんが東京都小金井市のライブ会場付近で刺され重体となった事件。警察はなぜ、被害者を守ることができなかったのか。加害者に対する心理療法・カウンセリングを行うNPO法人「ヒューマニティ」理事長・小早川明子氏を解説に招き、具体的な事例とともにストーカーの疾患性と対策について改めて考える。2016年05月24日放送TBSラジオ荻上チキ・Session-22「女子大学生が襲われた事件~ストーカー被害とメディア問題」より抄録。(構成/大谷佳名) ■ 荻上チキ・Session22とは TBSラジオほか各局で平日22時〜生放送の番組。様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニュースに合わせて「探究モード」、「バトルモード」、「わいわいモード」などなど柔軟に形式を変化させながら、番組を作って行きま

    女子大学生刺傷事件から考える、ストーカーの疾患性と対策/小早川明子×荻上チキ - SYNODOS
    yoyoprofane
    yoyoprofane 2016/06/22
    "治療に期待しているものは私たちではできないことです。人間には不足がある、それを許せるようになる成長や成熟のテーマではなく、不足があるところを補ってくださいということなのです。" すごい…
  • 自閉スペクトラム症の視覚世界を探る――ヘッドマウントディスプレイ型知覚体験シミュレータ/長井志江 - SYNODOS

    自閉スペクトラム症(ASD: autism spectrum disorder)は、従来、対人関係や言語コミュニケーションといった、社会的能力の障害と考えられてきました [1–3]。 しかし、近年の認知心理学研究や当事者研究(注)により、その原因が社会性以前の感覚・運動レベルにある可能性が指摘されています [4–7]。 (注)当事者研究 [6,7] とは、ASD などの障害を抱えた当事者による研究で、自己の体験を主体的に内省し分析することで、日常生活でのさまざまな困難とその要因を理解し、より良い自助の方法を探ることを目的としています。 一般に、人間の脳では感覚器から入力された信号を時空間的に統合することで環境認識や行動決定を行っていますが、ASDではその統合能力が定型発達者と異なることにより、高次の認知機能である社会的能力に問題を生じたり、知覚過敏や知覚鈍麻 [8] などの非定型な知覚症状

    自閉スペクトラム症の視覚世界を探る――ヘッドマウントディスプレイ型知覚体験シミュレータ/長井志江 - SYNODOS
  • どうせ。また同じこと…独アルメニア法案可決 / SYNODOSが選ぶ「日本語で読む世界のメディア」 | SYNODOS -シノドス-

    2016.06.13 Mon どうせ。また同じこと…独アルメニア法案可決 SYNODOSが選ぶ「日語で読む世界のメディア」 ドイツ連邦議会がアルメニア人虐殺に関する法案を可決したことを受け、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はケニアで発表を行った。 「大使を国に召還する。大使がトルコへ戻った後、最終決定を行う」と述べた。 ドイツ連邦議会で日この法案が採決され、全ての政党がこの法案に対して賛成票を投じることは、耳の聞こえない君主さえ知っていた。 この法案は昨日現れたわけではない。14カ月の間、委員会で準備されていた。 また、大統領は「大使を国に召還し、その時に最終決定を行う」という。 この言葉から、今日に至るまで、このことで彼が事前に何の注意も払っていなかったと理解すべきだろうか? 他方、大統領はこのように話すが、トルコが何をすべきかを皆が知っている。 今日に至るまで、29の国がこ

  • 英語は「地味」だから居心地がいい――英米文学の味わい方を知る/英文学者・阿部公彦氏インタビュー - SYNODOS

    学部選択に悩む高校生に専門分野を解説!人気コーナー「高校生のための教養入門」。今回は英米文学です。英語は地味な学問? 「詩」の定義ってなに? 高校生が英文学の小説を読むなら19世紀? 英文学の味わい方のあれやこれやを阿部公彦先生にお話を伺いました。(聞き手・構成/山菜々子) ――先生はどういう高校生でしたか。 まったく地味な生徒でした。ぼくの学校は静岡にある中高一貫の男子校。宣教師のカナダ人がつくった学校でした。いわゆる「ネイティブ」の先生が多く、英語も中学のときから週に8時間くらいあって、LL教室やらタイプ教室までありました。ただ、カナダ人とは言ってもみなさんフランス系カナダ人だったので、英語は強烈な「フランス弁」。また学校は山の上にあり、しかもぼくは寮に入っていたので、山の下のいわゆる「下界」からは完全に隔離されていました。 まわりにあるのは茶畑とみかん畑ばかりで、寮生はそのあたりを

    英語は「地味」だから居心地がいい――英米文学の味わい方を知る/英文学者・阿部公彦氏インタビュー - SYNODOS
    yoyoprofane
    yoyoprofane 2016/06/08
    "実名を出して恐縮ですが、平石貴樹先生などは授業ではやたら威張っていて怖かったし、経歴もすごいのですが、うちに抱えた地味臭がすごくて"
  • すれ違いを起こさないために――東日本大震災から学ぶ支援の届け方/佐藤一男 / 防災士 - SYNODOS

    東日大震災で被災し、陸前高田市米崎小学校体育館避難所で2か月間避難生活をしました。そのなかで、多くの方から支援を届けていただきました。何もかも失ったなか、空腹を満たし、寒さをしのぎ、辛さを忘れることができました。感謝してもしきれません。当にありがとうございます。 しかし、思いがすれ違ってしまい、思いを受け止め切れなかった物資や活動があったことも確かです。その思いの「すれ違い」は、なぜ発生するのか、どうすれば「すれ違い」を起こさずに済むのかを考えました。 支援をいただいた身でありながら失礼なことであることは承知しています。しかし、東日大震災以降も続く新たな被災地発生のニュースと、そのなかで「支援したい」人に対して発せられるクレームを見て、なにかできないかと筆をとりました。もしかすると、大変失礼なことも書いているかもしれません。 それでも最後まで読んでいただければ、支援したい人が支援を受

    すれ違いを起こさないために――東日本大震災から学ぶ支援の届け方/佐藤一男 / 防災士 - SYNODOS