ブックマーク / casabrutus.com (51)

  • 【もうすぐなくなる日本の名建築】桂設計〈日比谷公園大音楽堂〉

    May 20, 2024 | Architecture | casabrutus.com | photo_Satoshi Nagare   text_Tatsuo Iso 閉館や解体を迎える、または検討されている国内の名建築を紹介する連載『もうすぐなくなる日の名建築』。第3回目は桂建築設計事務所(現・桂設計)の手がけた〈日比谷公園大音楽堂〉を訪ねます。「野音」の愛称で親しまれ、音楽の聖地として長きにわたり愛される音楽堂の歴史をひもときながら、その建築の魅力に迫ります。 「野音(やおん)」の名前で親しまれている、日比谷公園内にある大音楽堂は、東京のど真ん中にあって、光と風を感じながら生の音楽を楽しめるユニークな施設だ。ここでは幾多の著名なミュージシャンが、歴史に残る名演を繰り広げてきた。日比谷公園が段階的な再整備を進めているなかで、この施設も建て替え工事に入ることが予定されている。音楽ファ

    【もうすぐなくなる日本の名建築】桂設計〈日比谷公園大音楽堂〉
  • 約20年ぶりの大回顧展が開催中! ホンマタカシが語る、伝説の写真家・中平卓馬。

    写真家・中平卓馬とは、どんな作家だったのか。〈東京国立近代美術館〉にて、没後初であり約20年ぶりの大回顧展『中平卓馬 火―氾濫』が開催されている。 中平卓馬の名を、ホンマタカシの写真集とドキュメンタリー映画の『きわめてよいふうけい』で知ったという人はきっと少なくない。ホンマがその制作で中平の自宅に通っていた2000年当時、彼は作品発表もしておらず、写真界からも特に注目されてはいなかった。 「中平さんの日常を撮影してるという話を篠山(紀信)さんにしたら、『寝た子は起こすな』って言われたんだよね」とホンマは語る。

    約20年ぶりの大回顧展が開催中! ホンマタカシが語る、伝説の写真家・中平卓馬。
  • 安藤忠雄が設計監修の〈丸福樓〉を甲斐みのりが訪ねました。

    『カーサ ブルータス』2022年5月号より May 2, 2022 | Architecture, Design, Travel | a wall newspaper | photo_Ryumon Kagioka   text_Minori Kai

    安藤忠雄が設計監修の〈丸福樓〉を甲斐みのりが訪ねました。
  • 建築家エリエル・サーリネンが描いたフィンランドモダニズムの原型とは?

    April 28, 2021 | Design, Architecture | casabrutus.com | text_Hisashi Ikai   editor_Keiko Kusano   画像写真の無断転載を禁じます フィンランドデザインはどのように生まれたのか? そのルーツとも呼べる、建築家エリエル・サーリネンの初期の作品群を紹介する展覧会が、7月3日から〈パナソニック汐留美術館〉で始まります。

    建築家エリエル・サーリネンが描いたフィンランドモダニズムの原型とは?
  • 岡村靖幸×真鍋大度。旧知の二人が語る、アートとエンタメとテクノロジーと。

    『カーサ ブルータス』2021年4月号より April 8, 2021 | Art, Culture | a wall newspaper | photo_Satoshi Nagare   text_Mari Matsubara   stylist(Okamura)_Yoshiyuki Shimazu   Hair & Make(Okamura)_Harumi Masuda 今年15周年を迎える〈ライゾマティクス〉が東京都現代美術館で個展を開催中。その創設メンバーの1人である真鍋大度の活動に、〈ライゾマ〉結成以前から注目していた岡村靖幸。仕事の場以外でも“2人だけのDJ大会”などで戯れ合う仲のいい2人に、展覧会のこと、エンタメとアートのこと、テクノロジーなどについて語ってもらった。 時折開催されるオンラインDJイベントでおなじみ、真鍋大度の仕事部屋を岡村靖幸が訪問。3,000枚のレコードを

    岡村靖幸×真鍋大度。旧知の二人が語る、アートとエンタメとテクノロジーと。
  • ヒップホップ界伝説の映画『Style Wars』。荏開津広が語る、その歴史的価値とは。

    『カーサブルータス』 2021年3月号より March 17, 2021 | Culture | casabrutus.com | text_Infumio グラフィティをはじめとするヒップホップの黎明期を克明に映したマスターピース『Style Wars』。初公開から40年の時を経て、遂に日劇場初公開となる作の見どころと現代的な意義を、ストリート・カルチャーの歴史に精通する文筆家、DJの荏開津広さんに尋ねました。 73年に生まれたヒップホップというカルチャーは、ラップ、DJ、ブレイクダンス、グラフィティの“四大要素”から成る。ドキュメンタリー映画『Style Wars』は、ヒップホップ文化の黎明期を、グラフィティにフォーカスして克明にとらえた名作である。世界のヒップホップに決定的な影響を与え、長らく伝説的なフィルムとして語り継がれてきたこの作品が、3月26日より、日劇場初公開される。

    ヒップホップ界伝説の映画『Style Wars』。荏開津広が語る、その歴史的価値とは。
  • 【東京・豊島区】蘇った漫画ファンの聖地〈トキワ荘〉へ。|甲斐みのりの建築半日散歩

    July 10, 2020 | Architecture, Culture, Design, Travel | casabrutus.com | photo_Kenya Abe   text_Minori Kai 手塚治虫を筆頭に、数々の漫画の巨匠が青春時代を過ごした伝説のアパート「トキワ荘」。38年前に解体された建物を再建し、漫画ミュージアムとして開館した。漫画ファンの聖地を訪ねたあとは、徒歩で作家・林芙美子が暮らした日家屋へ。昭和初期から後期にかけての、作家たちの暮らしを追体験。

    【東京・豊島区】蘇った漫画ファンの聖地〈トキワ荘〉へ。|甲斐みのりの建築半日散歩
  • 原宿駅前の風景を一変させた“道”の建築。

    『カーサ ブルータス』2020年7・8月合併号より July 10, 2020 | Architecture | a wall newspaper | photo_Kayoko Aoki   text_Sawako Akune

    原宿駅前の風景を一変させた“道”の建築。
  • 長山智美 デザイン狩人|明福寺のトム・ディクソン

    『カーサ ブルータス』2018年4月号より March 13, 2018 | Design | Design Hunter Tomomi | photo_Satoshi Nagare   text_Tomomi Nagayama 「内装デコにトム・ディクソンさまプロダクトを多用しました仏教寺院、建立ちう」てなキャッチーな情報を入手しましたのは1年前。待ちに待ちました物件がついに竣工でございます。

    長山智美 デザイン狩人|明福寺のトム・ディクソン
  • 速報:〈Apple京都〉が8月25日、四条通にオープン!

    August 23, 2018 | Architecture, Design, Travel | casabrutus.com | photo_Housekeeper #ShotOniPhone ,Apple Inc.   text_Housekeeper アップルは8月25日、京都・四条通沿いに〈Apple京都〉をオープンする。スティーブ・ジョブズが愛した古都に生まれる最新ストアは、ディテールに注目です! 1600年代ごろから京都を代表する目抜き通り、四条通沿いにオープンする〈Apple京都〉は、3フロア構成だ。四条通の喧騒から連続性を保った全面ガラス張りの1階、障子のような壁面から漏れる光が美しい2階。3階には商談などのために用意された特別な会議室がある。各階は大きな吹き抜けによって結ばれている。

    速報:〈Apple京都〉が8月25日、四条通にオープン!
  • “奇才”デヴィッド・リンチによる版画展。

    デヴィッド・リンチと聞いて何を思い浮かべるだろうか。アカデミー監督賞を受賞した映画『ブルーベルベット』か、あるいは昨年、続編が話題になったテレビドラマ『ツイン・ピークス』だろうか。ご存知の方も多いだろうが、実はリンチは映画だけでなく、絵画や写真、アニメーション、立体作品といったアート作品でも高い評価を得ていて、2007年のパリのカルティエ現代美術財団での大回顧展は大成功を収めている。そんな多才…というよりもやはり “奇才” と呼ぶにふさわしいリンチによる版画展が、渋谷ヒカリエの〈8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery〉で開催される。 リンチの映画は常に狂気と謎に満ちあふれており、観るものを恐怖に震え上がらせながらも魅了し、のめり込ませる魔力を持つ。その映画と同様に「夢と幻」を描いたというダークで奇怪な版画は、リンチの映画ファンはもちろん、彼の作品を見た事の

    “奇才”デヴィッド・リンチによる版画展。
  • 村上春樹さんの音のいい部屋を訪ねました。【外伝】レコードディガーとしての村上春樹。

    December 14, 2017 | Culture | casabrutus.com | photo_Yasutomo Ebisu   text_Kunichi Nomura Casa BRUTUS特別編集ムック「音のいい部屋。」で村上春樹さんの音のいい部屋にお邪魔しました。壁一面レコードに囲まれた自宅の書斎で、レコードへの思いをたっぷり語ってもらいましたが、紙幅の都合でどうしても掲載できななかったのがレコードディガーとしての村上さん。世界中のレコード屋をまわって、いまもレコードを掘り続けているコレクターとしてのエピソードを外伝として特別に公開します! 文/野村訓市 『羊をめぐる冒険』に『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』、『ノルウェイの森』や『ねじまき鳥クロニクル』といった小説。『当の戦争の話をしよう』といった翻訳もの。90年代、まだ自分が若いころに旅先の浜辺で、空港でと

    村上春樹さんの音のいい部屋を訪ねました。【外伝】レコードディガーとしての村上春樹。
    yoyoprofane
    yoyoprofane 2018/01/10
    "アメリカの中古レコード屋には変な人がたくさんいて、ある店では店員が3人くらい集まって音楽トリビアクイズなんてやっていてね。僕も時々手をあげて答えたり。『ハイ・フィデリティ』という映画がありましたが、ま
  • パリの〈ローズ・ベーカリー〉本店が一新! テーマはインダストリアルデザインです。

    October 21, 2016 | Design, Food | casabrutus.com | text_Chiyo Sagae   photo_Ayumi Shino   editor_Yuka Uchida 有機野菜にこだわった料理やセンス溢れる店づくりで、2002年のオープン以来、スタイルがまたたく間に世界に広がった〈ローズ・ベーカリー〉。そのパリ店がこの秋に大刷新! 20世紀初頭のインダストリアルデザインをちりばめた3店舗として生まれ変わりました。 パリのマルティール通り商店街に〈ローズ・ベーカリー〉が誕生して14年。周辺にはおしゃれなパティスリーやカフェ、個性派の商店が集まり話題のエリアへと成長した。そんな状況を冷静に見つめ、「真似され尽くした前のスタイルはもういいかな」とローズの夫、ジャン=シャルルさん。また、健康的で美味しいに目覚めたパリジャンが増えたことで「人々の

    パリの〈ローズ・ベーカリー〉本店が一新! テーマはインダストリアルデザインです。
  • 村上春樹『騎士団長殺し』の装幀が生まれるまで。

    February 28, 2017 | Culture, Design | casabrutus.com | photo_Ayumi Yamamoto text_Yuka Uchida 2月24日に発売された、村上春樹の長編小説『騎士団長殺し』。手がけたのは元新潮社装幀室長の髙橋千裕だ。髙橋を中心に、新潮社で30年来、村上春樹を担当する編集者・寺島哲也も交えて、今作の装幀の狙いを聞いた。 「殺」の文字だけがズレた手書き風のタイトルロゴ。表紙から裏表紙へ、大胆にを貫く二種類の剣。村上春樹の新刊『騎士団長殺し』の装幀は、発売初日までそのデザインが明らかにされなかったこともあり、ファンの注目を集めていた。装幀を手がけたのは元新潮社装幀室長で『ねじまき鳥クロニクル』や『1Q84』など村上の長編作品も担当してきた髙橋千裕。「装幀は、装幀家がひとりでつくるものではない」と話す髙橋。担当編集のひとりで

    村上春樹『騎士団長殺し』の装幀が生まれるまで。
  • 過去最大級の個展『草間彌生 わが永遠の魂』。

    February 13, 2017 | Art | a wall newspaper | photo_©YAYOI KUSAMA text_Naoko Aono 魂の限り、制作を続けたい。草間彌生は人生を丸ごと、芸術にかけている。その勢いは衰えるどころかますます強くなる一方だ。世界中で開かれる個展には多くの観客が詰めかけているが、今月東京で開かれる個展は過去最大級の規模になる。

    過去最大級の個展『草間彌生 わが永遠の魂』。
  • 天王洲がアートの街に。〈TERRADA Art Complex〉がオープン!

    September 21, 2016 | Art | casabrutus.com | text_Mariko Uramoto   editor_Keiko Kusano 東京の玄関口、品川駅と天王洲アイル駅の間にアートの複合施設〈TERRADA Art Complex〉が誕生した。日のコンテンポラリーアートシーンを牽引する4つのギャラリー〈ユカ・ツルノ・ギャラリー〉〈URANO〉〈YAMAMOTO GENDAI〉〈児玉画廊〉が集結。天王洲がアートの街としてさらに活気づきそうだ。 従来の倉庫業の枠を超え、ユニークな発想で革新的な事業を展開する寺田倉庫。レストラン、ミュージアム、イベントスペースなど幅広いジャンルのプロジェクトを手がける天王洲エリアに、新設したのがアートの複合施設〈TERRADA Art Complex〉だ。ここで、寺田倉庫ならではの空間活用、保存・保管の技術を生かした新た

    天王洲がアートの街に。〈TERRADA Art Complex〉がオープン!
  • 虹色の光を放つ、吉岡徳仁のプリズム彫刻。

    December 19, 2016 | Design, Art | casabrutus.com | text_Hisashi Ikai   editor_Akio Mitomi ベンチ《Water Block》や茶室〈光庵〉など、ガラスのなかに光を取り込み一体化させることで、モノや空間に新しい意識を見出してきた吉岡徳仁。1月13日から開催される展覧会「吉岡徳仁 スペクトル」では、再び新たな光のインスタレーションが登場する。 展で新作として発表されるのは、プリズムで作られた彫刻が七色の光を放つインスタレーション「スペクトル」。その風景を眺めながら、簡単には説明できない感覚、そして思想や文化の根源を探し求めることになる。 独自の着眼点と繊細な感覚によって、デザイン、アート、建築の領域を横断する吉岡の新しい試みが見られる絶好のチャンスだ。

    虹色の光を放つ、吉岡徳仁のプリズム彫刻。
  • ウルキオラデザインのホテルがコモ湖のほとりに開業|Torno

    December 20, 2016 | Travel, Architecture, Design | Window On The World | text_Housekeeper

    ウルキオラデザインのホテルがコモ湖のほとりに開業|Torno
  • 深澤直人が、金沢21世紀美術館『工芸とデザインの境目』展に込めた思い。

    October 30, 2016 | Design | casabrutus.com | photo_Satoshi Nagare   text_Takahiro Tsuchida   editor_Keiko Kusano 金沢21世紀美術館で、デザイナーの深澤直人がディレクションした『工芸とデザインの境目』展がスタート。その意図や展覧会の目指すところを、深澤さんに尋ねました。 日で最も工芸の盛んな都市のひとつ、金沢。2020年を目処に〈国立近代美術館工芸館〉の移転が決まり、来年1月には『世界工芸トリエンナーレ』が開催されるなど、この街では改めて“工芸”がホットなテーマになっている。そんなタイミングで、〈金沢21世紀美術館〉の『工芸とデザインの境目』展がオープニングを迎えた。監修したのは、最近はアメリカのハーマンミラーから家具を発表するなど世界的に活躍するプロダクトデザイナーで、日

    深澤直人が、金沢21世紀美術館『工芸とデザインの境目』展に込めた思い。
  • 土田貴宏の東京デザインジャーナル|深澤直人が引いた、工芸とデザインの“境界線”

    October 30, 2016 | Design | casabrutus.com | photo_Satoshi Nagare   text_Takahiro Tsuchida   editor_Keiko Kusano デザイナーの深澤直人がディレクションし、〈金沢21世紀美術館〉で開催されている『工芸とデザインの境目』展。あえて1の線を展示室に設定することで、工芸とデザインの関係を多方面からとらえている。

    土田貴宏の東京デザインジャーナル|深澤直人が引いた、工芸とデザインの“境界線”