非正規、孤立… 就職氷河期世代に「高齢貧困」の危機『就職氷河期世代の行く先』2021 / 1 / 20 「ロストジェネレーション」と呼ばれている就職氷河期世代が、30代後半から50歳の働き盛りを迎えている。非正規雇用や単身生活による孤立など暮らしのゆとりを感じにくい世代がこのまま高齢化すると、何が起きるのか――。自らも氷河期世代のエコノミストが、現状分析を踏まえてこれから取り組むべき支援策を提言しているのが、今回紹介する『就職氷河期世代の行く先』だ。コロナ禍に直面する次世代リーダーに、新たな「不遇の世代」を生み出さない社会のあり方を考えるきっかけにしていただきたい。 ◇ ◇ ◇ 著者は日本総合研究所・調査部主任研究員の下田裕介氏です。同社でマクロ経済研究センター国内経済グループ長のポストにも就いています。2005年東京工業大学大学院修了、同年三井住友銀行へ入行。06年に日本経済研究
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