日本人男児の刺殺事件の初公判が開かれる中国広東省深圳市の裁判所=2025年1月24日午前8時37分、松倉佑輔撮影 中国広東省深圳市で昨年9月、日本人学校の男子児童(当時10歳)が刺殺された事件で、同市中級人民法院(地裁)は24日、40代の中国人男性の被告に対し、故意殺人罪で死刑判決を言い渡した。この日は事件の初公判で、即日判決は異例。北京市の日本大使館が明らかにした。 事件が起きたのは満州事変の発端となる柳条湖事件から93年となる日で、日本人を狙った犯行との見方もある。公判は報道陣には公開されず、広東省広州市の日本総領事館らが傍聴した。
