曽我部恵一とレーベルROSE RECORDSのオフィシャル・サイトです。曽我部恵一ダイアリーのコーナー。ライジングサンがおわった。 ぼくは二日連続の出演だったから、彼の地で羽目を外すこともできず、ビールをちびちびやりながらウロウロしていた。 一日目のランデヴーのライブは本当に最高だった。 力いっぱい歌えた。 結局ぼくは、こんなふうに力いっぱい歌うことがしたいんだな、と思ったし、そうすることができていたら、ランデヴーでもソカバンでも弾き語りでもあまり違いはないのだと思う。 歌うための形態に対するこだわりは、いよいよいらないぞと思ってきている。 最初は細くて強い雨が降っていた夕方の空は、演奏が進むにつれてどんどん暗くなっていき、最後にはほんとうの夜になった。 いつのまにか晴れていて、気持ちいい風が吹いていた。 だだっ広い夜の野原に人が溢れていた。 そのなかでぼくは歌っていた。 二日目の最後の方