「ランニング障害」急増中、迷走しない心得とは? 頑張り過ぎない 皇居周辺は連日、市民ランナーでにぎわっているが…(クリックで拡大) 空前のランニングブームだ。市民ランナーの“聖地”と言われる皇居周辺は、平日の夜も老若男女のランナーでにぎわい、フィットネスクラブのランニングマシンも空きがなかなか出ない状態。今月22日の「東京マラソン2009」には10万人以上が応募するなど、日本人のランニング熱は高まるばかりだが、ランナー急増の陰でケガ人も急増しているというから注意が必要だ。 「そもそもランニングはジャンプ運動の繰り返し。足やヒザへの負担が非常に大きい。太めの人がダイエット目的で走るケースも増えていますが、安易に始めるのは禁物です」 こう話すのは「ランニング障害」の権威で島田病院(大阪・羽曳野市)院長の島田永和氏。同院には連日、自己流で股関節痛を患った素人ランナーが駆け込んでくるという。 「痛