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ブックマーク / fujipon.hatenadiary.com (12)

  • 新井貴浩のFA宣言と「糟糠の妻」が裏切られる理由 - 琥珀色の戯言

    新井が移籍前提にFA宣言(中国新聞) 30年間ずっとカープファンだった僕なのですが、昨日はこのニュースが気になって、ほとんど眠れませんでした。 「まあ、ちょっと拗ねてるみたいだけど、結局最後は残留してくれるはず。それより黒田の穴をどう埋めるかなあ……」というのが新井の去就に関する僕の感覚でした。 地元出身で、「ずっとカープファンだった」ということや「駒澤大学時代は「とてもプロに入れるレベルではなかった」(他球団のスカウトは、新井指名に失笑していたそうです)選手にもかかわらず、先輩の野村謙二郎の強い勧めでカープに指名され、その後も打てず守れずの酷い状態だったのに山浩二監督がファンの批判の集中砲火にさらされながら起用し続けたおかげでこうして一流選手の仲間入りできたという経緯、昨年は「生涯カープ宣言」までしていることからも、「いくらなんでも、新井が出て行くようじゃ、今後FA権を獲得してカープに

    新井貴浩のFA宣言と「糟糠の妻」が裏切られる理由 - 琥珀色の戯言
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    ysdk1 2014/11/12
    フクザツ
  • 【読書感想】マウンドに散った天才投手 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    マウンドに散った天才投手 作者: 松永多佳倫出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2013/01/19メディア: 単行 クリック: 5回この商品を含むブログ (2件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 野球界に閃光のごとく強烈な足跡を残した、伊藤智仁、近藤真市、上原晃、田村勤ら七人の壮絶な過去と第二の人生を描く感動のノンフィクション。 何ヵ月か前、『怒り新党』で、伊藤智仁投手の新人時代のピッチングが紹介されていました。 巨人戦、素晴らしいピッチングで、三振の山を築くも味方の援護がなく、0−0で迎えた最終回。 巨人の篠塚選手にサヨナラホームランを打たれた試合、僕もリアルタイムで観ていました。 「ああ、野球っていうのは非情だな……」と、唖然としたのを記憶しています。 あの年の伊藤智仁投手のスライダーのキレは、ヤクルトファンではない僕にとってもすごくインパクトがあって、「テレビ

    【読書感想】マウンドに散った天才投手 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
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    ysdk1 2013/03/13
    これは必読。
  • 2012年「ひとり本屋大賞」発表 - 琥珀色の戯言

    ※これは僕が個人的に行っている企画で、「屋大賞」を運営されている方々とは、何の関係もありません。念のため。 参考リンク:「屋大賞」公式サイト 「2012年屋大賞」は、日、4月10日の19時から発表会が開かれます。 twitterとUstreamを使った中継も予定されているそうですよ。 というわけで、今年も人の迷惑かえりみず、やってきました電線軍団! もとい、「ひとり屋大賞」! 僕が候補作全10作を読んで、「自分基準」でランキングするという企画です。 あくまでも「それぞれの作品に対する、僕の評価順」であって、「屋大賞」での予想順位ではありません。 「屋大賞」の授賞予想は、このエントリの最後に書いています。 では、まず10位から4位までをザーッと。 第10位 プリズム プリズム 作者: 百田尚樹出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2011/10/06メディア: 単行購入: 2人

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    ysdk1 2012/04/10
  • 「まずくて売れない飲み物」を大ヒット商品にする方法 - 琥珀色の戯言

    『女はトイレで何をしているのか?』(毎日新聞夕刊編集部/講談社文庫)というで紹介されていた話。 1986年に1号店ができた「ヴィレッジヴァンガード」。 この書店では、だけではなくて、オモチャやお菓子、CDなどもユニークにディスプレイされているのです。 「ヴィレッジヴァンガード」で、まずくて売れず、過剰在庫になってしまった飲み物に、あるキャッチコピーを書いたポップをつけただけで、爆発的に売れたのだとか。 さて、そのコピーとはどんなものだったのでしょうか? (ヒント:「体に良い!」というような「ウソの広告」ではありません) 下の「続きを読む」をクリックすると、答えが表示されます。 答:「まずい! 罰ゲーム用」というポップを付けた。 これは確かに「ウソじゃない」し、実際に罰ゲームに使うための需要というより、「そこまでまずいのなら、一回自分で飲んでみようかな」と興味を持って買った人が多かったの

    「まずくて売れない飲み物」を大ヒット商品にする方法 - 琥珀色の戯言
  • 下町ロケット ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    下町ロケット 作者: 池井戸潤出版社/メーカー: 小学館発売日: 2010/11/24メディア: ハードカバー購入: 20人 クリック: 404回この商品を含むブログ (196件) を見る 内容紹介 「その特許がなければロケットは飛ばない――。 大田区の町工場が取得した最先端特許をめぐる、中小企業vs大企業の熱い戦い! かつて研究者としてロケット開発に携わっていた佃航平は、打ち上げ失敗の責任を取って研究者の道を辞し、いまは親の跡を継いで従業員200人の小さな会社、佃製作所を経営していた。 下請けいじめ、資金繰り難――。 ご多分に洩れず中小企業の悲哀を味わいつつも、日々奮闘している佃のもとに、ある日一通の訴状が届く。 相手は、容赦無い法廷戦略を駆使し、ライバル企業を叩き潰すことで知られるナカシマ工業だ。 否応なく法廷闘争に巻き込まれる佃製作所は、社会的信用を失い、会社存亡に危機に立たされる。

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    ysdk1 2011/07/19
  • 「本当に面白い」新書10選 - 琥珀色の戯言

    先日のエントリで、「新書の粗製乱造」について触れたのですが、「新書好き」として、「こんなに面白い新書もある」ことを紹介したくて思いついた企画。 僕がいままでに読んだなかで、「当に面白かった」新書を10冊、厳選して御紹介します。 「悪い例ばかりでは、あまりに不毛なので。 読みやすさ、面白さ重視で、「内容に信頼がおけるもの」を選びました。 ちなみに、紹介している順番は、ランキングではなく思いついた順です。 (1)ルポ 貧困大国アメリカ ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書) 作者: 堤未果出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/01/22メディア: 新書購入: 39人 クリック: 606回この商品を含むブログ (374件) を見る この新書の詳しい感想はこちら。 「現代のアメリカ」を知ることができる一冊。実在の人たちに取材してのルポなので、とても読みやすくて、心に響く新書です。 この新

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    ysdk1 2011/05/10
  • 2011-04-12

    「2011年屋大賞」は『謎解きはディナーのあとで』東川篤哉著(小学館)に決定いたしました!(屋大賞公式サイト) 今回はかなり接戦だったようですが、結局、各地の書店員さんたちの「推し」が目立っていた『謎解きはディナーのあとで』が大賞に。 まあ、「万人に読みやすくて、楽しめる」という意味では、悪くない選択なのかもしれません。 僕の予想は1位と3位が的中しましたが、『神様のカルテ』は意外と順位低め(「売れすぎている」からなのでしょうか)。 『ふがいない僕は空を見た』が2位か……正直、これが1位にならなくてよかった…… あと、『錨を上げよ』の4位にはかなり驚きました。 みんな当に全部読んだのか、あれ…… 参考リンク「2011年ひとり屋大賞」(琥珀色の戯言)(すべてのノミネート作品の感想を書いてます) 以下、受賞作の感想(再掲)です。 謎解きはディナーのあとで 作者: 東川篤哉出版社/メー

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    ysdk1 2011/04/13
  • 自分の運の良さを「正しさ」だと勘違いしている人たちへ - 琥珀色の戯言

    先週の金曜日、飲み会帰りのタクシーで60歳くらいの運転手さんと、熊の3歳の女の子が20歳の大学生に命を奪われた事件の話になった。 「あれは親にも責任がありますよ。まだ3歳なんだから、親も目を離したらいかんですよ。トイレに行かせるのだって、ちゃんと遠くからでも見ておかないと」 大概の場合、僕はこういうときに「そうですねえ」とか曖昧に頷いてやり過ごしてしまうのだけれど、お酒が入っていたこともあり、「そんなふうに常に見張っておけっていうのはおかしいし、どんな親にだって、『ちょっと油断してしまう瞬間』はあると思います。それで責めるのはあんまりでしょう」と反論して、車内はやや気まずい空気になってしまった。 「人生の先輩」として、「そういうときでも、ちゃんと見ているのが親ってもんでしょう?」というのは、確かに「正論」のようにも思えるけれど、僕はそこまで完璧に自分の子どもを見張っておくことができるだろ

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    ysdk1 2011/03/07
  • 『琥珀色の戯言』 BOOK OF THE YEAR 2010 - 琥珀色の戯言

    今年も残り少なくなりました。 恒例の「今年僕が面白いと思ったベスト10」です。 いちおう「ベスト10」ということで順位はつけていますが、ジャンルもまちまちですし、どれも「当に多くの人に読んでみていただきたい」です。 2010年に発売されたものではないも含まれていますが、「このブログで2010年に紹介したのなかで」ということで。 (ちなみに、このブログで2010年中(12/29まで)に感想を書いたは、146冊。ちなみに去年は150冊、一昨年は186冊だったので、またちょっと減ってしまいました。 読んだのに感想を書いていないもけっこうたくさんあり(今年は読んだをいちおう記録していたのですが、だいたい400冊くらいでした)、そのなかにもランク入りさせたいもあったのですが、それらのは、また来年感想を書ければと思っています。 まず、10位から6位まで。 <第10位>世界怪魚釣行記

    『琥珀色の戯言』 BOOK OF THE YEAR 2010 - 琥珀色の戯言
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    ysdk1 2010/12/29
  • 甲子園が割れた日 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    甲子園が割れた日―松井秀喜5連続敬遠の真実 (新潮文庫) 作者: 中村計出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/07/28メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 21回この商品を含むブログ (17件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 「甲子園なんてこなければよかった」―。球史に刻まれた一戦、1992年夏、星稜vs明徳義塾。松井との勝負を避けた明徳は非難を受け、試合をきっかけに両校ナインには大きな葛藤が生まれた。あれから15年、自らの人生を歩みだした監督・元球児たちが語る、封印された記憶。高校野球の聖地で、彼らは何を思い、何が行われたのか。球児たちの軌跡を丹念に追ったノンフィクション。 あの試合が行われたのは、1992年8月16日。 ちょうど18年前のことでした。 当時の僕は大学生で、実家で観戦していたのですが、不躾ながら、球場の騒然とした雰囲気に、ちょっとワクワクした

    甲子園が割れた日 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
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    ysdk1 2010/08/18
  • この世でいちばん大事な「カネ」の話 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ) 作者: 西原理恵子出版社/メーカー: 理論社発売日: 2008/12/11メディア: 単行購入: 71人 クリック: 566回この商品を含むブログ (377件) を見る 内容紹介 西原理恵子が「カネ」を通して自らの生き様と理念を語る初の自伝的エッセイ登場! 故郷での貧しさゆえの八方ふさがりの生活。東京に出てきて学校に通いながら自分の絵を出版社に持ち込み次第に認められて行く。そしてギャンブル、アジアへの旅で出会った貧しい子ども達、大切な家族の事。 「お金」について考える事は人間関係・仕事関係、つまり自分と世界との関わりにつながっていくのです。 漫画で描かれた西原ワールドがより深く・よりリアルに迫って来る1冊。 西原ファンならずとも納得・感動の1冊です! 僕はずっと、「金にこだわる人生は汚い」というような価値観を持って(なのか、刷り込

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  • 『琥珀色の戯言』 BOOK OF THE YEAR 2008 - 琥珀色の戯言

    今年も残り少なくなりました。 恒例の「今年僕にとって面白かったベスト10」です。 いちおう「ベスト10」ということで順位はつけていますが、ジャンルもまちまちですし、どれも「当に多くの人に読んでみていただきたい」です。 2008年に発売されたものではないも含まれていますが、「このブログで2008年に紹介したのなかで」ということで。 (ちなみに、このブログで2008年中(12/29まで)に感想を書いたは、186冊でした。ちなみに去年は158冊) まず、10位から6位まで。 <第10位>赤めだか 赤めだか 作者: 立川談春出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2008/04/11メディア: ハードカバー購入: 30人 クリック: 195回この商品を含むブログ (296件) を見る このの詳しい感想はこちらです。 評判に違わず素晴らしい「ひとりの若者の成長物語」であり「芸の世界の厳しさ

    『琥珀色の戯言』 BOOK OF THE YEAR 2008 - 琥珀色の戯言
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