食べる前はフルーツ大福の際物かと思ったが、食べたらあまりの美味さに「ほお~」が連続して出かかったのが、ローカルの和菓子屋さんで出会った「バナナ大福」。 餅粉がたっぷりかかった搗(つ)きたての餅、あまりにふくよかなつぶあん、それに完熟バナナ。 1∔1∔1=∞ 小豆の粋が舌の先から宇宙にまで広がっていく(そんな比喩を使いたくなる)。 あくまで個人的な感想だが、これまで食べた大福類の中でも特筆したくなるレベルの美味さだと思う。 凄腕の和菓子職人がいる。 それも大都市ではなく、山梨のローカル、韮崎(にらさき)の和菓子屋「うさぎや」でのこと。 正直に言うと、たまたま以前、大福類が飛び切り美味い店の存在を耳にして、いつかちょっと覗いてみるか程度だったが、あんこ旅の途中で道草気分で寄り道、午前9時半に到着した(店は9時から)。 こんなに早い時間なのに、店の前には車が4~5台止まっていて、3~4人ほど並ん
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