サイオステクノロジーは2009年4月13日、米グーグルが提供するPaaS「Google App Engine(GAE)」で稼働する業務アプリケーションをJavaで開発したと発表した。NPO法人「Seasarファウンデーション」が利用する会員管理アプリケーションがそれで、あらかじめ「J2EE」で稼働するプロトタイプを開発し、GAEのJava対応に合わせてアプリケーションを公開した。GAEのJava対応は、4月7日(米国時間)に米グーグルが発表したばかり(関連記事)。サイオスはいち早くこれに対応した格好だ。 サイオスはGAEのJava対応を予測し、「GAEで稼働するJava製業務アプリケーションの一番乗りを目指して」(同社)開発を事前に進めていた。7日に発表されたGAEのJava APIが標準のJava APIとほぼ同一だったため、GAEのJava対応後は実質2日でプロトタイプをGAEに移植で