2015年4月28日のブックマーク (5件)

  • 「かつお節と日本人」宮内 泰介、藤林 泰 著

    お吸い物、麺類のスープの調味料として出汁をとったり、料理に混ぜたり、サラダなどのトッピングにしたりと、現代日生活に欠かせないかつお節だが、この誕生から一般化の過程は、日、沖縄、そしてインドネシアやミクロネシア連邦に至る広大なかつお節ネットワークの形成を特徴としている。 現在のかつお節の原型が誕生した江戸時代中期から現在までの三百年、日から東南アジア諸地域までの四千キロに及ぶかつお節ネットワークはどのようにして形作られてきたのか、かつお節生産に携わった様々な人びとのオーラルヒストリーを丁寧に集めつつ、その緩やかなグローバル化の過程を鮮やかに描いた一冊である。新書ながらなかなか読み応えあって面白かった。 干物や燻製などのかつお節の原型はかなり古くから存在していたが、現在のようなかつお節が生まれたのは江戸時代中期、十七世紀末の土佐だったと言われている。土佐から紀州へと製造法が伝わり、大

    「かつお節と日本人」宮内 泰介、藤林 泰 著
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    ystt 2015/04/28
    「江戸期から昭和初期までかつお節は概ね富裕層の贈答品としての用途が主で、明治時代以降は保存食向きの特徴から陸海軍の携行食として重宝されるようになり、需要が拡大していくことになる。」
  • WHOは抗がん剤治療を含めた三大療法を勧めている - NATROMのブログ

    ネットでは間違った医学情報がたくさん流れています。その中の一つに「WHOが抗がん剤の使用をやめるようにいいだした」というものがあります。実際には、WHOはそんなことは言い出していません。WHOのウェブサイトにアクセスすれば一目瞭然です。 がん治療についてWHOが言っていること WHOはさまざまな医学情報を提供しています。たとえば、一般的ながん(Cancer)についてのページを引用してみましょう。がんに対する治療として、外科手術、放射線治療、抗がん剤治療(化学療法)に効果があることをWHOは認めています。引用者による意訳と、抗がん剤治療の部分に強調をつけました。 ■WHO | Cancer Cancer is the uncontrolled growth and spread of cells. It can affect almost any part of the body. The

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    ystt 2015/04/28
  • 難民危機:欧州のボートピープル | JBpress(日本ビジネスプレス)

    欧州連合(EU)は、自らが「善の力」であることを誇りたがる。だが、ここ10日の間に、地中海で1200人ものボート難民が溺死している。正確な人数は不明だが、ここにはシリアやエリトリア、ソマリアから戦禍や迫害を逃れて来た難民が含まれる。 彼らが命を落とした一因は、EUの難民保護政策が、倫理的にも政治的にも失敗していることにある。 この事態を受け、急遽、EU首脳会談の予定が組まれた。 誌(英エコノミスト)が印刷に回された時点で会談はまだ進行中だったが、EUの首脳は難民の遭難を巡る問題の対応に乗り出した。 検討されているのは、救助活動の拡充、密航業者の取り締まり、難民受け入れ負担の分散など10項目を盛り込んだ対策案だ。 だが、欧州の首脳がこの案を全面的に受け入れたとしても、対策としてはまだ不十分だろう。 難民の波を止められず、全員を受け入れることもできない欧州 当局によれば、地中海の南岸では、1

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    ystt 2015/04/28
  • 英国の新政権は何色になる? 総選挙後に予想される駆け引き、世論調査が示すシナリオとは | JBpress(日本ビジネスプレス)

    英国の政治は伝統的に2つの色で塗られてきた。労働党の赤と保守党の青である。だが、5月7日の総選挙は万華鏡だ。赤と青の2色に黄色、オレンジ、緑、紫が加わり、生涯に1度しかないほど予測不能な選挙となるのだ。 世論調査は何週間も変化がなく、保守、労働両党の支持率がそれぞれ34%前後で張り付いたままとなっている。 このため当のドラマは恐らく投票日当日の午後10時以降に始まり、保守党のデビッド・キャメロン首相とライバルのエド・ミリバンド労働党党首が政権掌握に向けて争い始めることになるだろう。 ブックメーカー各社は、下院(庶民院)で最大議席を獲得する大命はキャメロン氏としているが、単独過半数には届かないと見ている。各社は英国の次期首相に就任する可能性が最も高いのはミリバンド氏だと見ている。 ハングパーラメントで「数合わせ」になる可能性大 「私は過半数を目指して闘っている。過半数獲得は実行可能だ」。

    英国の新政権は何色になる? 総選挙後に予想される駆け引き、世論調査が示すシナリオとは | JBpress(日本ビジネスプレス)
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    ystt 2015/04/28
  • 真の脅威はギリシャではなくウクライナにあり ロシアとウクライナに対する政策の成否、EUの命運をも左右 | JBpress(日本ビジネスプレス)

    戦闘で荒廃したウクライナ東部。その経済的損失は極めて大きい(写真はウクライナ東部を流れるドネツ川で、破壊された橋に架けられたはしごを下りる女性)〔AFPBB News〕 しかし今日、欧州連合(EU)の将来にとって最も危険な脅威は、ユーロに関連することではない。 EUの戦略地政学的な利益や長期の経済的利益を最も脅かしているのは、ギリシャではなくウクライナの破綻だ。 グレグジット(ギリシャのユーロ離脱)についてはいろいろなことが考えられるかもしれないが、ウクライナという国家が破綻したり、その領土の併合をロシアがさらに進めたりすれば、それはグレグジットとは別のカテゴリーに属する話になる。 EUはいつまでたっても共通の利益を守ることができないというシグナルを世界に発信してしまうことになるだろう。 ウクライナ経済の惨状 グレグジットはギリシャに大変な苦難をもたらすだろうし、EUには巨額の金銭的損失と

    真の脅威はギリシャではなくウクライナにあり ロシアとウクライナに対する政策の成否、EUの命運をも左右 | JBpress(日本ビジネスプレス)
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    ystt 2015/04/28