2022年7月28日のブックマーク (6件)

  • ブランコ・ミラノヴィッチ「今や人類に希望は存在しない?」(2022年7月15日)

    Hopelessness? Posted by Branko Milanovic on Friday, July 15, 2022 今日の世界状況が、第二次世界大戦後において最悪であるという事実は、過剰表現でもなく、私だけが言っているわけでもない。今や我々は、核戦争の危機に瀕している。これを万人に納得させるのに、多くの言葉は必要とされていない。 問題となっているのは、なぜこうなってしまったのか? そして解決策はあるのだろうか? ということだ。 我々がどのようにして現状に至ったのかを理解するには、冷戦の終結まで立ち返る必要がある。西側諸国は、冷戦の集結を、対ロシアにおける全面的な勝利と解釈した。一方、ロシアは、資主義と共産主義とのイデオロギー間闘争の集結と解釈した。ロシアの視点では、我らは共産主義を放棄しただけで、資主義国家として他国と並んだだけに過ぎない、ということになる。 今日の対立

    ブランコ・ミラノヴィッチ「今や人類に希望は存在しない?」(2022年7月15日)
    ystt
    ystt 2022/07/28
    “1989年の革命を煽った東欧の凶暴なナショナリズムは、最終的にその地域の最強国家をも飲み込んでしまった。ロシアである。”
  • ジョセフ・ヒース「『啓蒙思想2.0』についてのQ&A:コーエン賞受賞記念インタビュー」(2015年3月16日)

    啓蒙思想2.0の戦略は、もっとよく考えろと個人に責任を押し付けてしまうのではなく、合理性とは集団的に達成されるものと捉え、環境の側面に着目し、理性能力を向上させるために、必要に応じて環境を変えることを奨めています。 SHAUGHNESSY COHEN WINNER Q&A: JOSEPH HEATH Monday, March 16, 2015 https://www.samaracanada.com/samarablog/blog-post/samara-main-blog/2015/03/16/shaughnessy-cohen-winner-q-a-joseph-heath-on-the-new-political-enlightenment 先週、哲学と政治をテーマにしたジョセフ・ヒース教授の著書『啓蒙思想2.0』が、ライター・トラストの主催する「ショーネシー・コーエン政治著作賞」

    ジョセフ・ヒース「『啓蒙思想2.0』についてのQ&A:コーエン賞受賞記念インタビュー」(2015年3月16日)
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    ystt 2022/07/28
    “啓蒙思想2.0の戦略は、もっとよく考えろと個人に責任を押し付けてしまうのではなく、合理性とは集団的に達成されるものと捉え、〔…〕理性能力を向上させるために、必要に応じて環境を変えることを奨めています。”
  • アダム・トゥーズ「安倍晋三の遺産:イールドカーブ・コントロールと “未亡人製造機 (日本国債空売り)”取引」(2022年7月8日)

    Chartbook #136: The legacy of Shinzō Abe, yield curve control & the “widow-maker” trade. Posted by Adam Tooze, Jul 8 安倍晋三の暗殺事件は、狂信者による一匹狼的な犯行のようだ。しかし状況が、これを単なる偶発的な事件にしていない。 安倍氏は撃たれたとき、現在日で争点となっている彼のレガシー(遺産)を巡る選挙活動の渦中にあった。 安倍氏は、紛うことなきナショナリストであり、歴史曲解主義者だった。一方で、彼は今日、東アジアの外交政策における新しい現実主義を推進したことで高く評価されている。彼は、ロシアによるウクライナ侵略と米中間での緊張の高まりを、自身による戦後タブーを破った新しい日の安全保障政策の正当性の証明とみなしていた。バイデン政権は、カート・キャンベルのような「アジアへ

    アダム・トゥーズ「安倍晋三の遺産:イールドカーブ・コントロールと “未亡人製造機 (日本国債空売り)”取引」(2022年7月8日)
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    ystt 2022/07/28
  • ポール・ローマー「現状の景気回復におけるインフレ、雇用、賃金」(2022年7月15日)

    Inflation, Employment, and Wages in the Current Recovery Posted by Paul Romer Fri, Jul 15, 2022 アメリカのインフレは、どの国とも似ている。 ヨーロッパの主要国やユーロ圏から離脱したイギリスのインフレの事例を参照してみると、単純な事実が浮かび上がる。どの国でも、インフレ上昇のタイミングは非常に似ている。 (上の図かここをクリックすると拡大版を表示できる。アメリカのグラフには、インフレ率の数値を記載している。それぞれのグラフに引かれている黒い縦線は、2022年の第2四半期を示している。) 私は、インフレの動態に詳しいわけではない。しかし、この一連のデータを見ると、どの国も共通のショックーー2021年から始まったコロナ・ショックからの回復途上で、ウクライナ戦争によって悪化した事実がわかる。波の振幅が小

    ポール・ローマー「現状の景気回復におけるインフレ、雇用、賃金」(2022年7月15日)
    ystt
    ystt 2022/07/28
    “インフレを抑え込むような政策を正当化するには、それによって必然的に引き起こされるアメリカの労働市場の回復の鈍化を上回るメリットを主張しなければならない。”
  • サイモン・レン=ルイス「どうしてイギリスの実質賃金はこうも伸び悩んでいるのか」(2022年6月20日)

    [Simon Wren-Lewis, “Why has UK real wage growth been so low?” Mainly Macro, June 20, 2022] このところ,国内の労働市場が売り手市場になっている期間が続くなかで,イギリスの実質賃金は下がっている.このことに驚きを示している人たちもいる.(この売り手市場は,失業率が上がり始めるとともに終わりをむかえるかもしれない.) 今年4月までに,固定給(賞与を除外)の1ヶ月当たり平均収入の実質水準は,こういう推移をたどってきた(消費者物価で実質化してある): この数値の水準は,パンデミックが原因で2020年に少しばかり混乱した.だが,最近の実質賃金の低下は十分に現実的だ.ここには,固定給よりも消費者物価インフレの上昇が反映されている.この4月に,消費者物価インフレ率は,固定給の伸びを上回って 3% 以上に達した. 「

    サイモン・レン=ルイス「どうしてイギリスの実質賃金はこうも伸び悩んでいるのか」(2022年6月20日)
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    ystt 2022/07/28
    “ここでの主なメッセージは,これだ――過去15年にわたって実質賃金が伸びてこなかったのは,経済全体が成長してこなかったことを反映している.”
  • 甘利氏「誰一人カリスマ性ない」発言に安倍派反発 追悼演説に異論も | 毎日新聞

    自民党の甘利明前幹事長(麻生派)が会長の安倍晋三元首相を銃撃で失った安倍派(清和会、97人)について「誰一人、力もカリスマ性もない」などと指摘したことについて、安倍派が強く反発している。8月5日実施予定の安倍氏に対する追悼演説を、甘利氏が行うよう党が調整していることにも異論が出ている。 甘利氏は20日、自身のメールマガジンで、安倍派について「『当面』というより『当分』集団指導制をとらざるを得ない。誰一人、現状では全体を仕切るだけの力もカリスマ性もない」と述べた。そのうえで「今後、どう化けていくのかが注視される」と指摘した。 これに対し、安倍派最高顧問の衛藤征士郎・元衆院副議長は21日の安倍派会合で「こんなに侮辱されたことはない。これを黙っていたら、清和会はそうだと思われる」と激しく反発。数人の派閥議員を指さしながら「うちには多士済々の総裁候補がいるだろう」と述べた。

    甘利氏「誰一人カリスマ性ない」発言に安倍派反発 追悼演説に異論も | 毎日新聞
    ystt
    ystt 2022/07/28
    “安倍派のベテラン議員は〔…〕「小選挙区で負けた人が外部からそんなことを言って、失礼な話だ」と憤った。” / 比例南関東ブロック選出が偉そうなこと言うなってかwww