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  • まだやるかS氏騒動・演奏家編 - 隠響堂日記

    ☆楽譜出版《ASKS.orchestra》交響曲,協奏曲,室内楽などのスコアを電子版(PDF)で販売中。海外向け→** 出版作品一覧→***NEW ◆《図解クラシック音楽大事典》(学研)イラストとまんがでオーケストラや楽典から音楽史までを紹介する掟破りの入門書。旧〈音楽大事典〉の超大幅改訂復刻版。 ◆《作曲は鳥のごとく》(春秋社)自らの作曲家生活を綴った独学の音楽史@2013年3月刊 ◆《調性で読み解くクラシック》(ヤマハ)調性および音楽の謎を楽理・楽器・科学・歴史から読み解く文庫版入門書。

    まだやるかS氏騒動・演奏家編 - 隠響堂日記
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    ystt 2014/02/11
  • ひとまずS氏騒動 - 隠響堂日記

    別に誠実に対応したわけでも言い訳の必要に駆られたわけでもなく、こういう何の利益にもならず頼まれもしないことに思わず気で首を突っ込んでしまうのは根っからの性分。その性格のおかげでS氏の件に巻き込まれたと言えば言えるわけだが、私が推薦してCDが18万枚売れるなら、シベリウス師匠の後期の作品などをもっと聴いて欲しい。(おッと、そんなことを言うとそれが目的のステマと思われるか) そもそもこういう泥沼っぽい争いの渦中に「仲裁」に入ると、双方から「お前はどっちの味方なんだ!」と攻撃され要らぬトバッチリをうので、ほとぼりが冷めるまで傍観しているのが利口なのだが、やはり私は交響曲莫迦の血が脈々と流れているのか隠居の道楽なのか、可愛い「交響曲」が俎上に載って棒で突かれ虐められていると聞くと居ても立ってもいられず「まあまあ、助さんも格さんも落ち着いて」と思わず間に入ってしまった次第。 おかげで、いつもは私

    ひとまずS氏騒動 - 隠響堂日記
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    ystt 2014/02/09
  • しつこくS氏騒動・交響曲編 - 隠響堂日記

    S氏の《交響曲第1番》を最初に耳にしたのは、初演(2008年広島)の時の様子を映したYouTubeでの録画だ。この時は、G8議長サミット記念コンサートという名目で《交響曲》の1・3楽章が披露された(さすがに全曲では「長すぎる」と主催者側が判断したのだろう。それでもたっぷり40分以上という大曲だ)。 その頃のS氏はWikipediaにも未記載の無名の作曲家(ゲーム音楽マニアなら鬼武者の音楽で名前くらいは知っていたのかも知れないが)。当然、会場に聴きに来ていたお客のほとんどは「広島出身の若い作曲家」というくらいの知識しかない一般の人たちだったと思う。しかし、その「誰もが初めて聴く」しかも「オーケストラだけ」の音楽が「歌も映像も何もなく」1時間もの間延々と流れるのを、ホールを埋めた聴衆は(少なくとも)飽きることなくずっと耳を傾け、曲が終わると同時に万雷の拍手を浴びせていたのである。これは(実を言

    しつこくS氏騒動・交響曲編 - 隠響堂日記
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    ystt 2014/02/09
    「ただ『名曲というのは名曲として生まれるのではない。名曲になるのだ』という怪しい諺[…]の通り、名曲・傑作を作るのは作曲家でも評論家でも音楽の専門家でもなく、音楽を聴く一般の『みなさん』である。」
  • またS氏騒動・長文多謝 - 隠響堂日記

    ☆楽譜出版《ASKS.orchestra》交響曲,協奏曲,室内楽などのスコアを電子版(PDF)で販売中。海外向け→** 出版作品一覧→***NEW ◆《図解クラシック音楽大事典》(学研)イラストとまんがでオーケストラや楽典から音楽史までを紹介する掟破りの入門書。旧〈音楽大事典〉の超大幅改訂復刻版。 ◆《作曲は鳥のごとく》(春秋社)自らの作曲家生活を綴った独学の音楽史@2013年3月刊 ◆《調性で読み解くクラシック》(ヤマハ)調性および音楽の謎を楽理・楽器・科学・歴史から読み解く文庫版入門書。

    またS氏騒動・長文多謝 - 隠響堂日記
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    ystt 2014/02/09
  • 続S氏騒動 - 隠響堂日記

    ☆楽譜出版《ASKS.orchestra》交響曲,協奏曲,室内楽などのスコアを電子版(PDF)で販売中。海外向け→** 出版作品一覧→***NEW ◆《図解クラシック音楽大事典》(学研)イラストとまんがでオーケストラや楽典から音楽史までを紹介する掟破りの入門書。旧〈音楽大事典〉の超大幅改訂復刻版。 ◆《作曲は鳥のごとく》(春秋社)自らの作曲家生活を綴った独学の音楽史@2013年3月刊 ◆《調性で読み解くクラシック》(ヤマハ)調性および音楽の謎を楽理・楽器・科学・歴史から読み解く文庫版入門書。 音楽は、現実を知ってしまうと身もフタもないところがある。可愛いアイドルが女の子の気持ちを歌って大ヒットしてる歌もホントは詞も曲も大人のオトコが書いてるのだし、女心を切々と歌って万人の涙を振り絞る演歌も作っているのは実はオジサンである。寅さんのセリフじゃないが「それを言っちゃあお仕舞いよ」である。 もと

    続S氏騒動 - 隠響堂日記
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    ystt 2014/02/09
  • S氏騒動 - 隠響堂日記

    彼のここ十数年の作品にはすべてゴーストライター(名前を表に出さない実際の作者)がいる…という告白を聞いて、推理小説みたいな話だと不謹慎にも思ってしまった。確か、刑事コロンボの「奪われた旋律」は有名映画音楽作曲家の弟子が実はゴーストライターという話。古畑任三郎の最終話「ラストダンス」(犯人役:松嶋菜々子)も有名推理小説作家の双子の姉妹がゴーストライターという話だった。事件にまではなっていないが、現時点で既に彼はWikipediaで「元作曲家」扱いにされ、CDは出荷&配信停止、予定されていたコンサートも続々中止になっている。音楽界はてんやわんやである。 確かに、ポップスなど商業音楽の世界では、「作曲家」はメロディだけ書き(楽譜が書けないので鼻歌で歌うだけのヒトも多い)、それに「採譜(楽譜に書き起こす)」や「アレンジ(編曲。和音やリズムを付け、楽器で演奏できるような総譜スコアにする)」や「オーケ

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    ystt 2014/02/09
  • 音楽家(作曲家)になるには・なれれば・なれたら - 月刊クラシック音楽探偵事務所

    作曲家を40年近くやっていると、「音楽家(作曲家)になるにはどうしたらいいでしょう?」と若い人から聞かれることがままある。 もしもそれが「演奏家」の場合は、物心ついたら楽器を演奏していて、日々何も考えることなくひたすら練習と演奏に明け暮れ、気が付いたらなっていた…というものだと思う。「どうしたらなれるか?」と考えるヒマがある、という時点で(きつい言い方をすれば)演奏家への道はないと考えていい。 一方、それが「作曲家」の場合は・・・そもそも最初から「作曲家になりたい」と思うことは極めて稀。普通は「演奏」のレッスンに明け暮れるうち、「演奏家になるのは無理かも知れない」という挫折から起きることが多い(らしい)。 ベートーヴェンは耳が聞こえにくくなったことから、シューマンは手を痛めたことから、シベリウスは人前であがることに気付いてから、それぞれ演奏家の道を断念して、作曲家の道に「転向」している。

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    ystt 2013/03/12
  • 音感よもやま話 - 月刊クラシック音楽探偵事務所

    独学で作曲の勉強を始めた高校生の頃、父親に「音楽の才能があるかどうか専門家に見て貰おう」と言われて、とあるプロの音楽家の処に連れて行かれたことがある。 家を訪問すると、グランドピアノが置いてある部屋に通され、「この音何の音?」といきなりピアノの音をひとつポーンと鳴らされた。「B♭」と私が答えると、「残念。Aだよ。うーん、どうやら絶対音感はないみたいだね」と言われてしまった。 そして、「まあ、とにかく音楽大学を目指すか、あるいは音楽趣味でやるか、よく考えて結論を出しなさい」という(まあ、私も友人の息子に「音楽の才能があるか鑑定してくれ」と言われたら、そう答えるしかないだろうという)真っ当な助言をいただいた。 とは言え、もともと音楽の「才能」に目覚めたわけでもないし、音楽大学にも「絶対音感」にも興味はまったくなく、助言はそのまま右の耳から左の耳に抜けてしまった。 ただ、「音」の件だけは気にな

    音感よもやま話 - 月刊クラシック音楽探偵事務所
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    ystt 2012/06/16
  • 音符と総譜と音楽と - 月刊クラシック音楽探偵事務所

    クラシック音楽に興味を持ったのは14歳の時だった。 それまでは、普通にポップス(ビートルズやグループサウンズ)を聞きあさる中学生。クラシックの楽曲に特に親近感を感じたことはなかったのだが、高校受験真っ最中の冬、いきなり「作曲家になる!」と決めてしまう出来事があった。 それが、オーケストラと「スコア(総譜)」との出会いだった。 スコアはオーケストラの各楽器が演奏すべき「音符」がすべて書き込まれた、機械や建築でいう〈設計図〉、鉄道や飛行機でいう〈時刻表〉、舞台や映画でいう〈台〉のようなもの。 そこに書き込まれた音符の通りにオーケストラの全楽器が音を出すと、あら不思議。「運命」だの「新世界」だの「悲愴」だの「幻想」だのという音響宇宙が鳴り響くのである。 しかも、それは単なる音の連続ではなく、美しかったり壮大だったり懐かしかったり心震えたり気持ちが昂揚したり、いろいろな感情を心の中に沸き立たせ、

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    ystt 2012/02/16
  • 創造の軽さと重さ - 月刊クラシック音楽探偵事務所

    忙中閑の一瞬の休みにふとページを開いてみたのがきっかけで、久しぶりにシャーロック・ホームズ物語を何編か読み返すことになった。今は「バスカヴィルの家の犬」のクライマックスだ(笑)。 ホームズ譚は何年かに一度は読み返したくなる不思議なで、最初に買った創元推理文庫版が今も書架に並んでいるし、iPadの中にも全巻が電子書籍で揃っている。ついでにジェレミー・ブレッドがホームズ役のグラナダTV版のDVDもCD棚に全巻並んでいるという具合だ。 ホームズは言うまでもなくコナン・ドイルが創造した探偵小説の主人公。 1887年に「緋色の研究」で世に出て、1891年にイギリスの月刊誌「ストランドマガジン」で短編として連載されるやいなや爆発的なヒットとなった。現在に至るまで人気は衰えを知らず、「聖書に次いで世界中で読まれている」などと言う人もいる。 彼が相棒ワトソン博士と住んでいたというロンドンの「ベーカー街

    創造の軽さと重さ - 月刊クラシック音楽探偵事務所
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    ystt 2011/11/12
    「ソヴィエトの国歌を作るとき、当時の二大作曲家ハチャトリアンとショスタコーヴィチと合作の案があったそうだ。」 / 知らなかった。
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