「サーバーをインターネットに公開しよう」――。こう考えたとき、ほとんどのユーザーは「オフライン」の状態で十分なセキュリティ対策を施してから、サーバーの公開に踏み切るだろう。Linuxディストリビューションをインストールした直後の状態のまま、公開しようと考えるユーザーはほとんどいないはずだ。 しかし、クラウドだと事情が異なる。クラウドは「インターネット上に置かれているリソース」を扱うサービス。ユーザーはそれらのリソースをインターネット経由で利用する。クラウド上で新たなサーバーを起動した瞬間から、そのサーバーはインターネットに公開される。
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